#理想のマネジャーってなんだ ? 新卒4年目のサイボウズ社員が考えていきます
とある日のこと。
私の部長である大槻さんと週一回の定例1 on 1ミーティングをしていたら、いきなりこのようなことを言われた。
「あかしさんってさ、本に興味あったよね? 出版プロジェクトを任せたいんだけど、どうかな」。
いきなりで驚いたのだが、詳しく話を聞いてみると、大槻さんは「これからのマネジャーについて、副社長の理さんに語ってもらった本をつくりたい」という強い思いを抱いているようだった(詳細はこちらのnoteに)。
たしかに、私はもともと就活で出版社に行きたいと思っていたし、現在複業で書籍の編集もしているし、「本を作る」ことに興味はあった。
でも、「任せる」ってどんなことを?
そう思ってさらに聞いてみると、どうやら企画からがっつり入り、編集者さん、ライターさんとやりとりをしてイチから本を作っていく──本当に出版プロジェクトの大きな部分を任せてもらえる、とのことだった。
本を作るには、どのようなプロセスがあるのか。
どうやって、世の中との接点を作っていき、本を広めていくのか。
本を出版するとは、どういうことなのか。
「本を作る」ことの全貌を把握する、とてもいいチャンスかもしれない。そう思って、「やります」と答えている自分がいた。
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けれど、今回の書籍のテーマは「マネジャー」だ。私には、そもそもマネジャー経験がほとんどなかった。
サイボウズ式のインターン生チームのマネジメントは任されてはいるものの、何か知識をしっかりと学ぶというわけではなく手探りで取り組んでいたし、きっちりと自分の中で「マネジメントとは何か」「マネジャーとは何か」を咀嚼して考えたことがほとんどなかったのだ。
マネジャーについてほとんど考えたことがなかった新卒4年目の若造が、マネジャー本プロジェクトの主担当をする。このままではいけない、という焦りが、私の中に、ふつふつと生まれていった。
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そこで、せっかくだから、こちらのnoteで「マネジャー」についていろいろと調べ、考えたことを記載する「#理想のマネジャーってなんだ 」という連載をはじめてみたいと思う。
マネジャーの役割とは何なのか、それは昔と今で変化している部分はあるのか、変化しているとしたら何が要因なのか?
自分の中で考察を深め、本作りのヒントにしていきたい。
今考えている内容は、下記の3つ。
①「マネジャー本」を読み漁り、まとめ・考察をする。
②「マネジャーとは何か?」について、いろいろな人にインタビューする。
③世の中のマネジャーたちが、悩んでいることについて調査する。
ハッシュタグ「#理想のマネジャーってなんだ」は、この出版プロジェクトの全体的なハッシュタグになっていければいいなと思っている。
もし、おすすめのマネジャー本や、会いにいったらおもしろいよ、という面白いマネジメントを実践されている人がいれば、ぜひこのハッシュタグで教えてください。どしどし会いに行きたいと思います!
がんばるぞ〜〜!
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明石 悠佳(あかし ゆか)
Twitter: @akyska
2015年に新卒でサイボウズに入社し、 1年半製品プロモーションの経験を経たのちコーポレートブランディング部へ異動。 現在は「サイボウズ式」の企画編集や、 企業ブランディングのためのコンテンツ制作を担当している。 2018年1月から複業でフリーランスの編集者/ライターとしても活動を行っている。