朱鷺~Toki~

私の回想記・活動報告・脚本 趣味や個人の活動の発信のために使います 第112回薬剤師国家試験受験予定(02)

朱鷺~Toki~

私の回想記・活動報告・脚本 趣味や個人の活動の発信のために使います 第112回薬剤師国家試験受験予定(02)

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『大切な人のためなら溶けてもいい。』  ~「第Nの家族」に想う言葉~

「第2の家族」 「とある場所」での違和感 まだ、私は、第2の家族に希望を捨てていない。 今も、私は「朱鷺」だから。 今まで、沢山、「とある場所」に参加してきて、「第2の家族」という言葉を 沢山聞いてきた。 皆は、「『とある場所』は、第2の家族の集まりだよ!」と教えてくれた。 第1の家族は実の家族。それについては重々承知だ。 勿論、異論はない。 だけど、どうしても、私にとっては、 「とある場所」が、第2の家族になるとは考えることができなかった。 「どうして?」

    • USJと私。~大阪は日本ではなかったようで大阪だった話。~

      前夜談 「今から晴れるよ?」 天気予報を横目に、どこからか聞こえてきた声。 キャンセルした夜行バスの予約。 世間を騒がせた台風の進路は太平洋へと反れていった。 何事もなく迎えた出発日。 用事を済ませて途中下車した舞浜駅で、御中元購入という名の 買い物を終えた私は、 夢の国を横目に、ホグワーツへの切符を掴み、東京駅へ向かった。 Day119時、東京駅で。 相方、ハムエッグこと、きみきみと合流。 仕事終わりの彼女であったが、 ふと思うのは、 今、薬学生をやっ

      • 大学2年生に愛と勇気を失った私を救う薬を販売できる薬剤師になる。

        アイとユウキだけが友達だった 大学に入学して、できた友達。 大学生活が上手くいくか不安だった私は 正直顔と名前を全員覚えられないくらい、多くの人と仲良くなろうとした。 そんな中で、仲良くなった友人3人。 3人、といえども、今はうち1人は定期的に連絡を取り合っているが、 残りの2人に関して、 1人は、一生連絡をとることは無いと思うし もう1人は、 今の私の、「薬剤師としてなりたい姿」を創り出す大きなきっかけを作った 超重要人物である。 未だに授業中やテスト

        • 仲良くなりたいと思った事務員との出会い

          プロローグRaise your Flag 13期 ペア実践の参加者として、 世界の教育制度についてのお話を、聴きました。 一緒に参加していたのは 教育に興味のあるであろう、コミュニティのメンバーたち。 正直、私は教育には興味は無くても、 ふと、今の私の生きている現実から、 少しだけ、目をそらしたくなった。 それは、3年前の夏休みの前の私と、同じ気持ちだった。 あの夏が飽和する。 ファシリテーションを学ぶきっかけとなった出来事。 あの夏、私は悔しさと、無念さ、

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        『大切な人のためなら溶けてもいい。』  ~「第Nの家族」に想う言葉~

          前を向けた話

          ふと、思い出す過去。 それは、私自身、トラウマになっていた話。 とある曲を聴くと、あの日の私が急に乗り移ってきて、 元気になってからも、度々心の底から、感情を吐き出してしまう 曲があった。 どうしても、な日は。 仮令それはもう1人の親友の前ですら、困らせるくらい。 というか、それを理由に 私が二次被害、三次被害を作ってしまうくらい、だったと思う。 人間やめたいって、何度思ったかわからない。 というか、何度人間をやめたかすら覚えてない。 一生、人を好きになれな

          前を向けた話

          Musical Dance 

          プロローグ いつかから続く口調と思考回路を恥じて、1人悩む最弱線。 ふと偶に脳内に蘇る、悩む前の自分と親友達とのやりとり。 こんな私なのに一緒にいてくれた愛も勇気も、夢も花も。 そんな私の好きな世界を教えてくれたきっかけをくれた 姉御肌の彼女の知り合いが、同じ研究室にいるとは 悩みのどん底にいる自分は思ってもいなかった。 ママが帰ってこない日 ママは今日も帰ってこない。 朝5時に家を出て、夜の7時に保育園にお迎えにくる。 今日は早お迎え。お仕事が休みだから。

          一瞬だけ、虹が見えてしまった私へ

          今年に入って、私の周りで、何もかもが大きな問題が起きることなく、 進んでいるような気がする。 「気の所為」だろうか。 わからない。 だけど、 今年は年始から、ちょっぴり、良いことがありすぎる気がする。 私はそのことについてこう思った。 「怖い」 と。 それらに関して考えるのは、 「私はまた、何か悪いことでもしてしまっているのではないか」 と。 どこかで、それは、言動に表れていて、 それが続いてしまう時期もないわけではなくて、 それに気付かれてしまった人

          一瞬だけ、虹が見えてしまった私へ

          最近の私。

          桜の木にも、緑が色付いてきたこの頃。 復帰してから、研究室の同期の雑談を聴いて思う。 皆、恋に愛に、仕事に勉強に充実しやがって。。。 と思いながら、ひたすら論文を読みあさり、欲しいデータを探し続けた1週間。。。 欲しいデータはなかなか見つからず。 だけど、同期メンバーとすごす時間は毎回楽しくて。。。 すごく輝いて見える日々。 これは、事実。 私の日常も少しだけ変わりました。 1週間前から、大学生になった上の弟が一人暮らしを始めました。 弟2人の、兄弟喧嘩が

          The blue Alibi ~青春の不在証明~ 

          幸せな瞬間 大学生。 自由に使える時間。 経済的な余裕。 心を、満たしたい。 欲望。 すべて、満たされたい。 記念日。 愛に包まれたい。 ただ、それだけ。だったのだろう。 この出来事は、私にとっては、大きな 「弾丸」のようなものだったのだろう。 クリスマス。 年末年始。 入学式。 誕生日。 夏が来た。 それは、すべての、幸せの延長線上にあった出来事だった。 衝撃 敵意。そんなもんなんて、 きっと、最初はどこにも無かっただろうに。 いつの間に

          The blue Alibi ~青春の不在証明~ 

          たいせつなもの

          あの日、私は感情を失った。 いつ、どこで、誰が、何をした。 それはさておき あの日、私は感情を失った。 それは、 今まで沢山辛いことがあったけど、 その中でも、特に衝撃的な出来事だった。 眠れなくなった。 食欲も失せた。 乱れた想いですら、崩壊した。 涙だけが、私の心を映していた。 愛も勇気もわからない。 あれから1年と、少しの期間が経った。 少しずつ、帰ってきた意思。 少しずつ、向かい合えるようになった夢。 専門科目に頭を抱える日々。 だけど、

          たいせつなもの

          1週間音信不通?!!表千家茶道短期講習会を終えて

          短期講習会を終えて皆様お久しぶりです。 朱鷺(とき)と申します。 1週間にわたり、京都にある、表千家茶道のお家元、不審庵において、 春期短期講習会に参加して参りました。 その1週間、スマホ・金銭全てが受付で没収。 音信不通になり、大変申し訳ございませんでした。 俗世間と隔絶されながら妙顕寺・不審庵・ホテルを往復し、 講話やMtgを受け、フルタイム正座のお茶のお稽古を1週間行う生活をしていました。 その1日1日、それぞれの出来事全てが濃厚であり、とても心に残る1週間でし

          1週間音信不通?!!表千家茶道短期講習会を終えて

          ~スマホを落としただけなのに~ 1年の振り返り

          プロローグ ~スマホを落としただけだった~ 今思い返すと、すべては、スマホを落としただけだった。 大学入ってから初めて落とされた恋も。 私の不祥事も。 全く関係の無い、誰かの所為にしたことも。 それは最低で最悪で、 そして、今の私の心を作った 最高の親友である 愛と勇気との出会いであった。 いつかの第一印象もそうだった。 バイト帰りの電車の中で不意に置き忘れていってしまった。 そしてその数週間後、 今度は、音信不通の山の中で、 ほとんど初めましての50人

          ~スマホを落としただけなのに~ 1年の振り返り

          Last note in 2023

          2023年最後のnoteです。 今年も自分の思うがままに突き進んだ1年だった。 今までの人生の中で、 一番、人に関わり続けた1年間だった。 この1年で自分の周りの人間が どれだけの人の心に寄り添えたのか。 実のところ、どうなのかわからないけど、 2023年は、今までの人生の中で 一番挑戦をした1年間でした。 まだ、モノクロな心の生き写ししか書けないし、 今年出会った人達は、間違いなく自分の人生を 本気で彩っている人達が多くて、 その中でも私は ちっぽ

          2023年3月20日の私へ~Connected Answer~

          2023年12月28日 2023年3月20日の私から、手紙が届きました。 どうせなので、当時の私に対して総ツッコミ大会をしようと思います。 拝啓 Connect 最終日の私へ →ごめん、まだ9ヶ月強しか経ってないw →うん、マジで(顔面偏差値)Aラン研究室に入るとは思ってなかったw うん、間違いなく言われたい。今テスト1ヶ月切った。 いやあ、よく今日まで生きてたの偉すぎる。。。 当時の帰宅後のnote以下に貼っときます。 断言します。たまにかなり悩んでしまう

          2023年3月20日の私へ~Connected Answer~

          ひなどりの記憶。

          朝、7時30分。 真っ黒なスーツを着た役人の背中は、今日も心地よく温かかった。 そして、今日も幼女の手には緑色のパッケージが握られている。 牛乳が飲めなかったその幼い女の子は、代わりにβカロテンたっぷりの人参ジュースを飲んでいた。 彼女が降り立った先にいたのは、当番制の若い女性スタッフだった。 彼女は背広の方を向いて「行ってらっしゃい」と声をかけた。 彼女の隣に座っていた少し小さなお姉さんは、 「今日も納豆の匂いがするわ」とぼやいた。 その時、幼女たちは未来

          ひなどりの記憶。

          【小説】 振り向かないポニーテールの記憶

          前に進むと決めたからこの街で生きていても、 こんなにも星が綺麗に見えるとは。 そう気付いたのは12月の23時。 かつての彼女には知る由もない風景だった。 いつもの道路を歩いていた時は、 蒼き一等星の下にいくつか星が見えることはなかった。 彼女が見ていたのは、刻印されたつつみ星。 強さと権力、地位を得る為なら どんな手段を使ってでも、世界に変革を起こしていく。 それは正しいことのようで、実はどこか違うようで。 もう1人の主人公。 その「本名」でさえも、彼女は

          【小説】 振り向かないポニーテールの記憶