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仲良くなりたいと思った事務員との出会い

プロローグ

Raise your Flag 13期

ペア実践の参加者として、

世界の教育制度についてのお話を、聴きました。


一緒に参加していたのは
教育に興味のあるであろう、コミュニティのメンバーたち。

正直、私は教育には興味は無くても、

ふと、今の私の生きている現実から、
少しだけ、目をそらしたくなった。



それは、3年前の夏休みの前の私と、同じ気持ちだった。


あの夏が飽和する。


ファシリテーションを学ぶきっかけとなった出来事。

あの夏、私は悔しさと、無念さ、

そして、自分自身の魅力は、何もないと感じた。


そのプログラムは、猛暑の中の仮想空間上の海の中の学校。



その中で私は運営プログラムのメンバーとして、関わらせてもらっていた。





その運営プログラムは、主に、

コアメンバー・インターン・Coordinator・Studentで構成されていた。


私は、その中でCoordinatorとして、動いていた。


だけど、このプログラムには、「陰の協力者」がずっといたのである。






定期的に送られてくる、「プログラム宣伝のメール配信」


毎回、そのメールの送り主は決まっていた。





必ず、そのメールの本文の最初の部分には、こう書かれている。

「事務局の***です!」



運営プログラムの中では、いつもいるメンバーでは無かった。


だけど、メールの送り主は決まって彼女だった。



そして、たまにふらっと、宣伝の時だけ現れる、天使の様な彼女。




プログラムの中では、Coordinatorになったとしても、出会う機会がそこまででもないレアキャラであった。



とあるストーリーズにて


コアメンバーのスタッフのInstagramから届いた案内。


「講座運営のコツ、教えます!」


私は、その宣伝の詳細を見た。


スタッフを確認したとき、気付いてしまった真実。

メールの送り主である彼女がそこにいる、ということ。




スキルを身につけたい、その気持ちは勿論あった。

だけど、

「この人と、もっと仲良くなりたい!」

その想いが、今の私の居場所となっているコミュニティ
Raise your Flag 🚩との出会いだった。




初めての挫折


だけど、あの飽和した夏は、私にとって、人生の暗黒時代の幕開けとなってしまった。

思い出して、生きる価値を見失った25時の緑の三角アプリのコメント欄。


誰にも言えない真実を、唯一共有できていた親友との会話。



一生忘れることは、無いと思います。


その件があったからか、プログラム運営や学生生活、プライベートにも大きな支障があり、持病を発症したこと。



一生背負い続けることを決めた、私たちの人生。




そして、心の奥底で、芽生えた夢。



叶うことも無く、散り果てた出来事だと、その時は思っていたし、


初めてのファシリテーションは、無残に散ったと

そう感じています。




あれから2年。


ふと、思い出すと、

夢の国に誘われてから、もう2年が経ったことに、どこか時の流れを感じます。


そして、背負うと決めたあの出来事を塗り替えるような

感動的な最高到達点の存在に気付いた私は、

大谷翔平のような、夢を形にできる人生を送りたいと、

心の底から思うようになりました。



その中でも、現実は甘くは無く

逃げたいと思った、6月。



わたしはまた、旗を掲げる場所に帰ってきました。



ふと、久々に聴いた話。

「日本の教育ってさー、皆どう考えてる??」





小さな優等生が進んだ、「オーストラリア」へのホームステイ経験。

そのために偽性にした、「青春」の何百ページ。

受験期のストレスの反動で飛び出した「NPO」の世界。


NPO団体から送られてきたメールの送り主。


同じ問いについて、彼女もそこで、一緒に考えていました。





盛り上がるZoomのチャット欄。

蘇る、あの夏の記憶。


「そうだ、これだった。。。」


大学1年生の右も左も、ブレイクアウトルームもよくわからなかった私が、

ふと、私の中に帰ってきました。






夢も野望も現実にしたい。


ふと、今の日常を思い出します。


あの日、地元の映画館で、突然のサプライズのようにされた提案話。



その話題は、思い出すことは今でもある。

1年前の私は、この夢も野望も諦めようと、


どこかで本気で思っていました。



「あの夏、見ることのできなかった夢」


それが叶うのか、私にはわかりません。だけど、

「今年、やりたいことを1つあげるなら」



ふと思い浮かんだのは、私を含め16人の同期の顔でした。

その中にいるのは、

今の私の好きなことを見つけるきっかけをくれた友達の旧友と、

今の私の活動を始めるきっかけを作り、夢を見せた人物と

飽和した夏のプログラムに一緒に参加してくれた人物と


そして、談話室でたわいもない夢を語り合って、
今の課題に一緒に向き合う事のできる

仲間たちの姿でした。


最近、そのなかでよく話題になること。

それは、

「ソアリンはマジで課金した方が良い」

だとか

「ファンタジースプリングは稼げるようになったら絶対に課金する!」

だとか

「代謝実験、ここどうやればいいの?!」

だとか

「今日なら**分待ちで***に乗れるじゃん!!」

「BBQ、買い出しにそんな**人もいらないって!!」

とか騒いでる、メンバーたち。




「この子たちなら、きっと。。。」


ふと、2年前に、期待しすぎた夢なんて

もう一生叶わないって思っているのが私だけど。


夢も形を変えて、このメンバーであったら、

勝手に叶ってるんじゃないかなあ………と

ふと、心の片隅で思っています。



勿論期待はしていないけれど、そんな私の想い。



談話室で、本心を打ち明けることは決してないと思うけど、


そんなXデーが、いつか訪れるとするならば。


モザイク調でもいいから、

どこかで、現実になって欲しいと思います。



叶ったら、また、私はリアルに声を無くしてしまうのだろうか。

そんなことはないことを祈るけれど。




淡い片想いから繋がる未来。


このプログラムに参加したきっかけも、

メールの送信主の彼女と、仲良くなりたい想いであった。

それは、淡い片想いが起点であったけど

私に笑顔をくれた人物は

そのプログラムの中で仲良くなった数多くの素敵な人。



人生で一番つらかったあの出来事。

まだ完全に昇華してはいないんだけど、



今の私がこう、生きていられるのは、

あのメールの送り主と、仲良くなりたかったから。


それはきっかけにすぎなかったけど、


大好きな相方や、
部長は勿論、

切磋琢磨で頑張っている、同学年の東大生や、同名同盟を組んでる同期、
ワクワクさん(いや誰だよw)

女優さん、俳優さん、影武者


もう本当に何かあったときに大学の外で相談したい仲間がこんなにできるとは
思ってもいませんでした。




何通にも渡る「今後のお知らせメール」

飽きそうになるほどみた「事務局の***です!」は、

今の私の人生をかなり色濃く鮮やかにしてくれた、

そんな気がします。




彼女のSmileを受けて、

私自身も最期にSmileを届けられるような人になりたいって、

心から、そう思います。




本当に私を救う手助けをしてくださった、白スピリットの女神様に

心より、感謝を申し上げます。

そして、

彼女は私の中では、

死ぬまでずっと、尊敬する人物の1人です。

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