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ピンチをチャンスに!

大きくなった
小さかった木が
大きくなった
大きくなって
そらやかぜとあそんでいる


これは、私が書いた初めての詩です。

とは言っても、
担任の先生が親切に
手を加えてくださったからこそ
でき上がった作品です。

なぜ、50年以上も前の詩を
今でも鮮明に覚えているのでしょうか。

それはきっと、
先生との素敵な思い出に
なっているからだと思います。

先生のていねいな指導がなければ、
自分の思いを文字に表すという
創作の喜びを
知ることができませんでした。

学校がなければ、
消極的だった自分に
「やればできるじゃん!」
とOKを出すことができませんでした。


ところが今、
子どもたちにとって大切な学校が、
3月以降ずっと臨時休校になっており、
憂慮すべき事態となっています。

学校へ行くことができない子どもたちは、
どのように過ごしているのでしょうか。

テレビでは、
新型コロナウイルス関連の報道が
日夜繰り返され、その恐怖が
子どもによっては、
過剰なまでに心に突き刺さり、
引きこもりを助長しています。

あれはいけない、これはいけない、
と禁止事項を並べるのではなく、
してもよいことをしっかり伝えて、
子どもたちが安心して行動できるように
したいものです。

子どもたちの持て余るエネルギーを
発散させるためには、
一日30分以上は太陽の下で運動し、
汗をかくことが必要です。

今のうちから汗をかいて
身体を慣らし、熱中症対策を
しておきましょう。

また、日光に当たることによって
心を安定させるホルモンが
分泌される効果があることが
分かっています。

心のバランスを整え、
ストレス解消のためにも
外に出て運動しましょう。

学校で毎日楽しく遊んでいた友達と
自由に会えないことは、
子どもたちにとっては、かなりのストレスです。

友達と公園で十分に距離を取って
遊んだり、電話で話をしたりするなど、
可能な行動範囲を示して、
安心させてあげましょう。

また家庭では、
明るい話題を提供し合って、
ストレスを笑顔で笑い飛ばしましょう。


家庭での勉強は
進んでいるでしょうか。

小中学生は、
新しい教科書の内容について、
配付された学習プリントを使って
勉強しています。

本来ならば、
授業中に先生の説明を聞いてから、
課題に取り組むのですが、
その説明を聞くことができません。

幼い子どもにとっては、
教科書を読んだだけで、
新出事項を理解するのは至難の業です。

そこで、
お父さん、お母さんの出番です。
子どもと一緒に
教科書を読んで、
説明をしてあげてください。

きっと、勉強もはかどり、
親子での素敵な思い出に
なると思います。

私の詩のように!


子どもたちは将来、
更なる難局に直面することが必至です。
そんな時に、今回の教訓が生かされるように、
大人と一緒に考えて行動し、
危機管理能力を育て、
ピンチをチャンスしていきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございます。

明日も絶好調!