『乳幼児期の性教育について知りたい』に答えてみた話
子どもと関わる仕事をしていたって、我が子の子育てはわからないことだらけ。
我が子が少し大きくなったいま、発達について学ぶと、それ昔知りたかったー。と思うことがたくさんありました。
このメッセージが、どなたかの心に届き、その方の子育てが、より温かいものとなるヒントとなれたら嬉しいです(* ´ ▽ ` *)
『乳幼児期の性教育』
性教育について知りたいとお声をいただきました♪ありがとうございます♪
色々な見解はあると思いますが、私はまずは子ども自身が自分の身体を知り、大切にすることが、この時期の性教育の1歩目になるのではないかと思います。
乳幼児期の子どもたちの発達段階を考えると、この時期は、色々試行錯誤しながら、自分の身体を自分で扱えるようになる(コントロールの仕方を知る)時期なのです。
足や手の動かし方が分かるようになり始めたら、ハイハイ出きるようになって。バランスをとれるようになってきたら、歩けるようになります。
毎日聞いている声を聞きわけられるようになってきたら、真似て声を出せるようになり。声を出し方を覚えてきたら、喋れるようになってきます。
排尿の度にオムツを替えてもらっていたら、オムツの汚れた気持ち悪さに気付くようになって。気持ち悪さに気付くようになってきたら、排尿に気付くようになってきます。
泣いているときに、いやだったんだね。と言ってもらってるうちに、嫌だったんだ。と知るようになります。
身近な大人に関わってもらうことで、自分で身体をコントロールできるようになり始めていくのです。
『赤ちゃんの性教育』は、身体を清潔にしてもらうこと。また、抱っこされたり、なでられたり、優しく温かく身体に触れてもらう経験が、人に優しく温かくすることを知っている人となるかどうかという、根本となります。
それは、『性教育の根本』ではないかと思うのです。
『幼児期』は、ある程度自分の身の回りのことは、自分でやれるようになってきます。そうなった頃には、
排泄後や入浴中、清潔に保つための拭き方、身体の洗い方を丁寧に伝えてあげること。
また、プライベートゾーン(水着で隠れる場所)は、人に見せたり、触らせたり、また自分以外の人の身体を(親の身体も)勝手に触ったりしてはいけない場所なんだよ。と伝えていくことが、子どもが『自分で意思をもって始めること』の第一歩となるのではないかと思います。
まだ、自分の身体を自分で扱えるようになることで精一杯の発達段階です。
まわりにいる大人が、例え子どもがまだ分からなくとも、子どもの尊厳を大切に関わっていれば、いつしか、子どもも人の尊厳を大切にするようになります。
やってもらったことしか、知り得ません
やってもらったことしか、真似出来ません
やってもらったことしか、やれません
『あなたが大切だよ』
【言葉】と【態度】両方から伝えてあげてください。片方では伝わりません。
年中、年長児あたりの、自分の気持ちを言語化でき、人の気持ちを知ろうとできるようになってきた頃には、
『お友だちにも、あなたと同じように、とっても大切だと思ってくれている人がいるんだよ』
と伝えてあげて欲しいな。と思います。
発達には、順番とベストタイミングがあるのです。
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