千葉県が『心の天気』と題して、子ども達の悩みやモヤモヤした感情に向き合います!
こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、悩みがあったり、モヤッとした感情があった場合、どう対処しますか?
私は家族のことでモヤッとした時には、家事に集中し、ひたすら打ち込んで、自分の世界に入る。
誰か話せる人が近くにいたら、私の悩みをひたすら話を聞いて貰います。
過去に色々あっても、元々人と話すのは好きなので、誰かと自分のことを共有するというのは、私には心が晴れるきっかけにもなります。
この記事で紹介したいのは、『心の天気』と題して、子ども達の悩みやモヤモヤした感情を可視化する、千葉県の取り組みです。
一体どういうものなのか?今回は千葉県の取り組みを紹介します。
千葉県が取り組む『心の天気』ってどんなの?
きょうの気持ちは晴れ、雨、くもり、雷…。子ども達が毎日の心模様を天気で表現して、胸の中に抱えている悩みなどを教員に発信できる機能『心の天気』が千葉県流山市内にある27の小中学校で導入されています。2022年度から本格的に導入し、教員らは「子ども達のモヤっとした感情やちょっとした変化、親御さんには話せない悩みを知ることのできる貴重な方法」だと述べます。
『心の天気』は学習支援IT企業「EDUCOM」が提供する「スクールライフノート」の機能の1つです。子どもの心のサインを迅速に察知し、適切な対応を図ることが狙いとなります。子ども達が自分のきょうの気持ちを晴れ、雨、くもり、雷に例えて、天気のボタンを選ぶと教員まで届き、教員は一覧で確認が可能です。子ども達が自由にコメントを添えて、教員がコメントに即反応できる機能も搭載されています。データは養護教諭や教頭、校長など担任以外の教員も確認することが可能で、学校全体で子ども達を見守ることができます。
流山市にある流山北小学校では、朝に1回はきょうの気持ちの天気を入力することをルール化しています。子ども達は1人1台持つタブレットを使っていて、登校後や帰りの会など、自分に合ったタイミングで天気を選択します。
どんな気持ちの時にどの天気を選ぶかなど決まったルールはなく、天気の選別基準は子ども達それぞれによります。教員などは雷や雨の連続した子ども達に配慮しますが、ずっと天気がくもりだった子が雨に変化した時や、「親とケンカしてしまった」「友達に避けられている」など悩みを打ち明けるコメントを記入している場合にも声がけなどの対応を行います。
担任を持つ教員は「子ども達に話しかける機会が増え、その内面を可視化しやすくなりました」と評価する反面、「コメントに書くのもいいですが、嫌なことがあったら直接先生に話してねとも言っています」と語りました。
参考:きょうは晴れ?くもり?それとも… 教えて キミの「心の天気」 流山の小中学校、タブレットに導入 東京新聞(2023年)
タブレットは持ち帰り制となっていて、今までに、子どもさんの欠席した時に心の天気を介して子ども達が自分の悩みを打ち明けてくれたこともあって、機能は欠席をした時などにも子ども達が学校や担任に状況を届けられる方法だといいます。
校長の女性は「『心の天気』を導入する前に比較しても、きめ細かな対応を子ども達に行いやすくなりました。子ども達の小さな変化に反応するためには、方法の1つとして積極的に活かしていきたいです」と説明しました。
私が最近晴れた悩み
まだ詳細は言えないのですが、最近自分のことを1時間くらい話していました。悩みとか考え方を言葉で具現化することで、「私、こんなこと、考えていたんだな。悩んでいたんだな」と思ったり、気持ちもスッキリと晴れた部分もありました。
このことはまた日を改めて紹介させて頂きますので、もし気になる方は読みに来て下さったら嬉しいです。
落ち込んでいる時とか、話を聞いて貰えるだけで、自分にはパワーがあって、良い相乗効果だなと思っています。私は過去は人に恵まれず、一方的に虐げられて来ましたが、最近は人に恵まれ、否定とか投げやりではなく、共感性の高い人たち、TANOSHIKAの人たちもですけど、そういう人たちが周りにいるだけで、こんなに生きやすいんだなと感じています。
特にTANOSHIKAでは意見を尊重し、肯定して下さるので、少しずつ自己肯定感も上がって来たなと思います。今までが否定され過ぎて、自信とかも持てないまま過ごしていたので。
千葉県の『心の天気』も言葉にしなくても、天気に置き換えることで、先生たちが「あれ?何かあったのかな?」と、そこからその子の悩みを感じ取ることができます。それから話を聞いて、その子が元気になれる様に、心のケアもできると思います。
私もそうですけど、悩みを自分だけで抱え込んじゃう人もいるので、変化を感じていても、先にその人に話も求めずに、天気というマークで可視化できるのは、悩みのある子も聞いて貰いたいと思いますし、自分だけで抱え込まずに済むのが良いことだと思いました。