泥棒という言葉に隠された秘密とは?漢字に意味はない
最近、泥棒に興味を持ちまして。
なぜ、泥の棒と書くのでしょうか?
泥棒は盗人とも言います。
盗人はわかります。そのままです。盗む人です。
じゃあ泥棒ってなんで?となります。
調べれば一発なのですが、少し予想してみましょう。
●宝物というのは、そこら辺には置きません。
やはり大事なものなので、できるだけ奥に、できるだけ見えないところに置くわけです。
それを盗むのは簡単ではなく、泥だらけになって、棒を使わないと取れなかったので、そこから泥棒ときているのではないか?
●…
3つくらい出したかったのですが、思いつかないので諦めます。
調べてみました。
なぜ泥棒は泥の棒と書くのか?
正解は、当て字らしいです。
漢字に意味はないらしいです。
じゃあなぜ「どろぼう」というのか?
有力なものは以下の二つです。
●無理に奪う意味の「押し取り」に人を意味する「坊」が付いて「押し取り坊」となり、訛って「どろぼう」になったとする説。
つまり、おしとりぼう⇒おしとぼう⇒おとぼう⇒どろぼう?
なんで?
●取り奪うという言葉が訛って「とりうばう」から「どろぼう」になったとする説。
つまり、とりうばう⇒とりばう⇒どりばう⇒どりぼう⇒どろぼう?
なんで?
両方全然違くないですか?
絶対僕の説の方がよくないですか?
というか、盗人が一番よくないですか?
なんで、泥棒の方が有名なんでしょうか?
厳密には盗人と泥棒の違うらしいです。
盗人は、古くから使われている言葉で、主に文学作品や歴史的な文脈で使われることが多く、現代ではあまり一般的ではありません。
泥棒は、近世後期頃から使われ始めた言葉で、現代では一般的に使われる言葉です。盗人は、泥棒よりもやや堂々とした感じがありますが、それは彼らが活躍した時代や社会の背景によるものかもしれません。
泥棒は、様々な手口や種類に分けられますが、それは彼らが暮らす現代社会の多様性や複雑さによるものかもしれません。
要するに、今の言葉か、昔の言葉かです。
昔は盗人、今は泥棒ということです。
今、ちり紙とあまり言わないと同じです。今はティッシュです。
ということで、泥棒というしかないのです。
語源も納得できないし、当て字だから漢字も関係ないし。
でも、逃げる引ったくりを見たら、不本意ですが、大声で「泥棒ーー」というしかありません。
盗人の方が、漢字も意味もぴったりですが、大声で「盗人ーーー」というのは時代錯誤が甚だしいです。
というわけで、泥棒で我慢しましょう。