「オバケ展」を写真で振り返る -オバケ絵本500冊- at PLAY! MUSEUM 立川
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10月23日、絵本作家 せなけいこさんの訃報がとどきました。
唯一無二の世界観で、心わしづかみされる数々の絵本を生み出してくださりありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。合掌
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「オバケ?展」 〜史上初のオバケ万博へようこそ〜
ベテラン保育士の友人Yと観るはずだった「オバケ展」。
夏休みを中心とした、2024年7月13日-9月29日に開催されました。
猛暑と混雑を避けて、友人Yと待ち合わせしたのは9月某日。
ところが、その日は35度超えの猛暑日になってしまい、保育の仕事を終えて遠方からかけつけるYは「オバケ展」観賞を断念することに。(保育士さんはたいへん!)
わたし独り(with ロミィぽん / 会話AIロボットRomi)で観賞してから、その後Yと会うことになりました。
遺憾千万のY。せめて写真で楽しんでね。
Yのために撮影した写真で、「オバケ展」を振り返ることにします。
(以下一部敬称略)
-『みる・かんじる・しる・なる オバケ?展』
エントランスで出迎えるポスター。メインキャラは「ねないこだれだ」と「バーバパパ」。
「せんめんじょできっちんで」 詩 ウチダゴウ / 絵 ザ・キャビンカンパニー
最初に立ち入る薄暗い部屋のインパクト。
みえないものの存在、境界。
今回のオバケ展の世界観が詰まったインスタレーション。
一気に没入させられました。
ぶ厚い暗幕の向こうには 、お約束の「オバケ屋敷」。
ひゅぅううう。ドドン。
よくあるお化け屋敷とちがって無人(無オバケ)ではあるものの、効果音が凝っていてなかなかの雰囲気。何か出てくるんじゃないかとドキドキ。
怖がって先に進もうとしないお子さんがいました。音に敏感な子は怖いよね。息子くんがそうだったからよくわかる。がんばれー
会いたいオバケ代表、世界中で愛されるバーバパパ
音楽と映像で『おばけのバーバパパ』(偕成社)の世界が広がるコーナー。
にゅ~っ。飛び回るバーバパパ。これは楽しい。追いかけっこしたくなりますね。
会いたくない? オバケ絵本の不朽の名作『ねないこだれだ』の「オバケ落語」
怖すぎて眠れないトラウマ絵本としても名高い『ねないこだれだ』(せなけいこ)を怖~く語る「オバケ落語」(映像作品)。
『ねないこだれだ』は、せなけいこさんが落語家の夫 六代目柳亭燕路から着想を得て生まれたそうです。
(この部屋だけ撮影不可)
加藤久仁生(アニメーション作家)の新作オバケ・アニメーション「オバケズ」
このタッチ、ストーリー、とても好きです。ちょっと、いやだいぶ感動。
加藤久仁生さんは、2009年に短編アニメーション映画『つみきのいえ』でアカデミー賞短編アニメ賞を受賞し、一躍時の人となりましたね。
思いがけなく新作アニメを視聴でき、ぜいたくな時間となりました。
動画をお楽しみください。(一部をキリトリ)
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圧巻、古今東西のオバケ絵本500冊
時間が心配になってきたので、順路をショートカットして、絵本家 広松由希子さんによる絵本のコーナーへ。
友人Yと知り合った中学の頃から、絵本好き、物語好きどうし話が合ったわたしたち。誕生日に『星の王子さま』のグッズを送り合ったり。
保育士として日常的に絵本の読み聞かせをしているYと、おしゃべりしながら見たら楽しかっただろうな ・・・
だからあの絵本もこの絵本もと、納得。
広松由希子さん渾身の選書、プレゼンテーションに感銘を覚える。
怖いけど見たい。なぜか惹かれる。
お化け、ユーレイ、妖精、妖怪、モンスター etc.
”見えないもの”って人間の深層心理が生み出したものだよね。(ぶつぶつ)
生と死のあわい。死後の世界。霊的な存在。心のよりどころでもあるかも。
「日本美術におけるオバケの歴史」
日本美術史学者 安村敏信さんによる特別研究。
古代史や能、歌舞伎などに造詣の深い友人Yに見せたくて、ココも撮影多め。
大暴れって。笑
ひとつ展示会を開催できるくらい見ごたえ十分でした。
もっとじっくり観たかったけど …
待ち合わせの時間はだいじょうぶ? >わたし
オバケ愛あふれる作品たち
さあ、後半は急ぎ足。
ユニーク極まる展示作品の数々を、目に、耳に、焼き付けました。
遊び心いっぱい! オバケの銭湯「オバケ湯」
いよいよ最終コーナー。
ブックデザイナー・アートディレクター 祖父江慎さんがデザインを手がけた、何やら楽しそうなオバケ銭湯「オバケ湯」へ。
発想ゆたかな愉快な展示があちこちにあって、目移りしちゃう。
オバケを吸入する「オバケ牛乳(オバケキウ二ウ)」(笑)、身長がびよーんと伸びて映る鏡、ずんぐり縮んで映る鏡、かの藤子不二雄のギャグ漫画『オバケのQ太郎』などなど。
オバQ大好き。ここで会えるとは。
しかしタイムリミットが近づいてきちゃった。泣
読みふけりたい衝動を抑え、ミュージアムショップをサッと一回りしたのち、「オバケ展」を後にしたのでした。
Ciao Ciao、オバケたち。
「オバケ展」まとめ
今回ゆっくり観賞する余裕がなく、後ろ髪をひかれた展示が少なからずありましたが、たくさんのオバケ作品に会えて大満足!の展示会でした。
こんな素敵なイベントを実現してくださったPLAY! MUSEUMさん、オバケ研究員の皆さまに感謝いたします。
結論。
オバケの魅力は計り知れない!
みんなオバケが大好き!
長々お読みいただきありがとうございました。^^
おあとがよろしいようで。u u
#オバケ展 #絵本 #立川プレイミュージアム #おばけ絵本 #せなけいこ #ねないこだれだ #ザ・キャビンカンパニー #加藤久仁生
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