
サ活ホテルに宿泊
土曜日に”非日常” を味わいたくて・・・と色々考えた結果、やはりどこか泊まりにいきたい。デジタルデトックスをしたい。
と思い、もう一度トリバゴで探してみた。遠出はしたくない。せいぜい1.5時間くらいで行けるところはないだろうか・・・
”大浴場あり、朝食付き”
本当はドーミーインが良いのだけれど、ひとつだけあった。
3Sというのは、”湘南”、”サウナ”、”ステイ” らしい。
サウナ好きにはもってこいじゃないか。
といっても、コロナ前後から流行したいわゆる”サ活” の波に乗ったわけではない。父がサウナ好きで幼少期から定期的に温泉に連れて行ってもらい、サウナに入っていた。
しかし、世にいう ”ととのう” というものがどういうものかは分かっていない。
8分サウナ→2分水風呂→8分サウナ右→2分水風呂→10分サウナ→気が済むまで外気浴。
多分、王道は全く違うのだと思うけれど、個人的にはこれが最適解。
限界まで身体を温めた後横になると、心臓のバクバクが聞こえてきて、全身に血が巡っているのを感じる。そこに優しい風が吹き、少しずつ体が冷えていく。
これが私なりの ”ととのう”
その点、このホテルのサウナは、物足りなかった。屋外で”外気浴” がしたいのだけれど(そもそも外気なので屋外なのか)、”ととのい部屋” のような薄暗い部屋で扇風機が回っているようなものだった。
もうひとつ欲を言えば、92度のサウナでは少々物足りない。
そして何より、リサーチ不足だったのだが、日帰りでサウナが利用できる施設だった。サウナが嫌いなパートナー曰く、混みすぎていて、お風呂にゆっくり浸かれたもんじゃなかった。とのこと。
いわゆる”サ活” が流行る弊害ってやつなのかもしれない。その点女性は全く混んでいなかった。といっても、昼間からサウナに入る数名のサウナ女子は、もれなくサウナハットを被っていた。
デジタルデトックスも兼ねていたので、サウナ後はラジオを聴きながら激狭な部屋でナンプレをやる。
そして、このホテルで一番感動したのは、ドーミーインの夜鳴きそばを真似したのか、21時から夜食のお茶漬けが無限に食べれるということ。夜鳴きそばよりも満足した。
お漬物などご飯に乗せる具が数種類あり、出汁をかける。すごく美味しい。
そして、朝食バイキング。
これはドーミーインの圧勝だった。バイキングという名前にするのであれば、品数が少ない。和食派のパートナーはほとんど食べるものがない。彼曰く”女子供が好きそうなメニュー” だそうだ。
しかし、女子供の洋食派にとって、サラダは美味しい、パンは3種類しかないけれど美味しい。カレーもヴィーガンだったのでとても満足した。
不満な点は多いものの、2人で1.2万円。安すぎる。文句を言ってはいけない値段。宿泊日当日の予約なので安くなっていたのかもしれないが、ドーミーインだと1人あたりの値段だったと思う。
目的の”非日常” は味わえたし、ナンプレのお陰でデジタルデトックスはできた。
十分。たまには良いものだ。
月に1回くらいはこういうのもアリだなと実感した。また来月も違うとこrへ行ってみよう。