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親子でプレバト!!季語【冬暖か】
母が創作、息子が添削。
親子で俳句教室の今回のお題は…
俳句ポスト365。第303回 2024年10月週の兼題【冬暖か】
私の句が、
渦巻きの飴はまんまる冬ぬくし
私『暖かい冬の日。季語の傍題に【冬ぬくし】とあるのを見て、即、連想したのが、原宿のデッカい渦巻きキャンディ。飴の色も青・赤・黄などカラフル。とにかくデカい(食べ切れるのか?笑)それが、冬でも暖かい陽気、特に“冬ぬくし”という季語のイメージと重なって作った句なのよね。』
息子「そのままでも全然出せるけど、僕はそんなに大きなペロペロキャンディだと思わなかったから、言いたいならもう『原宿』と言っちゃう。」
私『あ〜〜〜』
原宿の飴は渦巻く冬ぬくし
原宿の飴の渦巻き冬ぬくし
原宿の飴渦巻いて冬ぬくし
とか。
私『なるほど〜。原宿って、関西の人でもわかるかな?』
息子「俳句でわからない場合は調べる。原宿と聞いて、突飛というか普通の飴じゃないんだな、というのはわかってくれると思う。飴ぐるぐると、でもいい。」
私『あ!それ面白いね。』
息子「飴のぐるぐる、とか』
原宿の飴はぐるぐる冬ぬくし
私『添削してるといろいろ出てくるね!』
息子「そうそう。だから、自分の言いたいことが言い得ているのかな?と。勿論、ペロペロキャンディの普通の丸に注目してもいいけど、もしこんな大きなペロペロキャンディと言いたい場合。丸いとも大きいとも渦巻きとも言わず、十七音で言い切れないとしたら『原宿の飴』と言っちゃう!』
私『なるほど〜』
息子「頼っちゃう。原宿だし、まあ普通の飴じゃないんだろうな。若者が好みそうな、インスタ映えしそうに色や形や大きさとかも映えに偏った感じなのかな?と。」
私『若者の街“原宿”か…』
息子「例え、原宿がわからなかったとしても、何かこう、面白い飴があるんだろうなと思ってくれると思う。」
私『確かに〜。若者が好んで買いそうな、きっと色もカラフルで、もしかしてぐるぐるの丸が大きいのかなと?さらに、飴から連想されるイメージだけでなく、冬の暖かな日の光の中を、人々が楽しげに歩く様子や、賑わっている原宿の街の様子も伝わるね!』
わあ〜、ちゃんと私の言いたかった飴になったワ♡
添削前の句も、俳句としては成立しているみたい。でも私が連想したのは、原宿のデカい、映えのためだけの?舌が確実に染まるような飴(笑)。
今日も勉強になりました。
ありがとう〜。
結果は、【佳作】入選でした(*≧∀≦*)