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あと1年、まずは1年だけ頑張ろうと思えた日

初めて人に「学校に行きたくないです」と言うことができました。
思い返せば、体の調子が崩れるまで自分の心に向き合ったことがありませんでした。

受験の時も、就職試験の時も、離婚した時も
仕事で怒られた日も、失敗した日も。
中学校で教員をしていた時に、辞めたくなった日も。

メニエール病になったり、めまいや吐き気、腹痛、子宮筋腫など。
今までは、体の調子が崩れることによって、
初めて
「あ、私今苦しいんだ。」
「私は今、これをやりたくないんだ。」
と本当の気持ちに気づいてきました。

そして、流れるように、違う道を選んできました。

しかし、今回は違います。
このままではダメかも、と心の不調に先に気づくことができました。

とても大きな一歩だと思うので、書き記しておこうと思います。

今日、ノートにメモしたこと

そして、今日は心の調子が崩れた理由が少しだけ分かりました。
今朝、「書かなきゃ!」と駆り立てられて書いたノートの内容を記録します。

27歳の私は、誰かに寄り添うということに関してちょっとだけ、自信がありました。どんなにダメな授業をした日も、「それがいい」って言ってくれる生徒や先生がいたから。どんなに適切に生徒や先生と関わることができなかった日も、「それがよかった」って言ってくれた人がいたから。

全員に寄り添うことはできなくても、そのうちの1人や2人には、目に見えて寄り添うことができていた。

けれど本当は
「誰かに寄り添うことができている」なんて、目に見えないこと。

それなのに、今までは、
自分が弱いから、目に見えて誰かに寄り添った証がないと、自分に対して不安になっていたのだと思う。
だから本当は、自信もないけれど、自分を立たせるために
誰かの言葉や変化が必要でした。それが安心感を作っていました。

その「安心感」がないと、
自分に対して不安になってしまうからです。

今回は一連の出来事の中で、誰かの「今」に寄り添った証がありませんでした。つまり、目に見える「正解」がありませんでした。

結果や効果が目に見えない時、自分を立たせるのは自分だと知りました。
誰が何と言うか、誰がどう変わるか、組織の方針は何か、
もちろん大切だけれど

最後の最後で、「他人」や「組織」の誰かや何かの考えの中で甘えていたら
こうやって、自分で立てなくなってしまうんだ。

責任を自分で取ることができないようでは、ダメなんだ。
うまくいく日も、うまくいかない日も
自分の責任で、自分の感じ方でそれを決めていいんだ。

私にとってのビリーフは、やっぱり願いに寄り添うことなんだ。だから、精一杯授業や学級に向き合っていないと、ダメになってしまうんだ。

今、「教えない」英語教育が盛んになっている。
時短、時短、効率

それでも私は、自分らしく精一杯やるしかないんだ

でも私は、やっぱりどうしても、精一杯やればやるほど、
自分がわからなくなってしまうんだ。

今日、自分のストロングポイントを思い出した。
雰囲気、声、オーラ、笑顔、コミュニケーションの仕方、
先生らしさがなくても、
その背景は私だけのストロングポイントなんだ。

否定したいやつには否定させておこう
気にかけてくれて、ありがとうって

自分に対して不安になっても、大丈夫
きっと成長の道を歩んでるよ

心の奥底で、違う自分になろうとしないで。

私は私らしくの中で、頑張るんだ

生徒が「自分に生まれて、よかった。」って思えたら、
きっとそれでいい。それを探し続けるだけ。

生徒が「できるようになりたい」「やりたい」って思うことを見つけられたあら、それでいい。

私は、教員を目指した当初に志したことような
「よりよく導く教員」には向いていない

でも、自分に気づくお手伝いをして、
生きるのを楽にする人には
なれるかもしれない。

苦手なことは、苦手でいいんだ
守備範囲外のことは、それが得意な人に任せればいいんだ

やりたいことを見つけた人、
自分の良さに気づいた人は、

私から離れていってもらえばいい
むしろ、それを促せばいい
そうして、私はまた
別の誰かの「気づく」を手伝うから!

ね!これは、教員1年目から今まで、
胸を張って、試行錯誤して向き合ってきたことでしょ?

今日のことを忘れないでね!

2024.2.11 10:27 

HSP・エンパスで心が疲弊した時のまとめ


まだ心は元気になったわけではないけれど・・・
嘘をついて、自分を騙して、ノリと勢いと笑顔で乗り切るよりも、
ずっとずっと、健康的な生活を送っているような気がします。

いつかの自分や誰かのために、まとめて書きます。

体の調子が崩れるのを待たなくていいよ。

心の調子が崩れた時は、体の調子が崩れる前に
「〜はやりたくない」
「〜ができない」
「〜が怖い」
って本当の気持ちを言葉にできたら
もしかしたら、何かが変わるかも。

私は、熱もないし吐き気もないけれど、
それでも、どうしても、
「学校に行きたくなかった」よ。

いつもこんなに笑顔で頑張っているのだから、
行きたくないって思うのにはちゃんと理由がある

だから本当の気持ちを、言葉にすることを恐れないで。

誰かの評価より、自分の感覚が正解だよ。

世の中には色々な人がいるからいいんだ。
HSP・エンパスの人はきっとそれを人一倍わかっているから
相手を否定したり、説得したり、できないのだと思います。

その中の一人に、自分を入れるのを忘れないで。

誰かの評価や考え方が素敵であるように、
私の、あなたの、評価や考え方もまた素敵です。

ジャッジをするのが好きな人もいるし、
自分の価値判断が大切な人もいる。

みんな違うからみんないいんだ、
そう思っているからこそ、
自分もみんなと違ったら最高!って思えるようになりたいな。

今はまだ、気がつくと、
人と違う自分が嫌になって、
違う自分になろうとしているから・・・

苦手なことを頑張らないのは、悪いことじゃないよ。

HSP・エンパスだと、苦手なことを克服しようと一生懸命頑張っている人にたくさん気づくと思います。
そんな人を見ていると、自分も頑張らなきゃ!って思ってしまう。

頑張れる時は、頑張ればいい
頑張りたい時は、頑張ればいい。

でも、たまに自分に聞いてあげて。
「頑張らなきゃいけないって思ってない?」って

「〜しなくちゃいけない」って思ってる時点で
ちょっと心が無理してるかも

私は、人に本心を言うのが苦手。
嫌なことがあった時に、それを表情や言葉で表現するのが苦手。
笑顔以外で人と接するのが苦手。
自分の価値判断でアドバイスをするのが苦手。

頑張ろうとするのも、
勉強するのもとってもえらいこと。

でも、義務感で動いている自分に気づいたら、
一旦立ち止まって、
「どうして、〜しなきゃいけないって思ってるの?」
と聞いてあげて。

そうしたら、自分らしい他の方法が、
もしかしたら見つかるかも。

もしそんな方法があるんだったら、
自分のストロングポイントを使って

もしかしたら、
相手も自分も幸せになれるかもしれないもんね。



あと1年、だけ、
がんばってみようかなと思えた日でした。


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