~細胞は記憶する~ 粘菌を食べる生物は存在するか?実は多岐にわたって居るんです。
[ 連作 粘膜 -蝋洞- ]
Cycle Mucous membranes
-The waxy hollow-
乙画廊取扱 Handling of OTO Gallery
https://otogarou.theshop.jp/items/36255255
白墨彫画 Mixed media
ベニヤパネル B3号 364×515mm
UV保護塗膜処理済
2020.07
Contemporary Japanese painting.
I am the leading person in this technique of white ink carving.
粘菌を食べることがある菌、𝑷𝒐𝒍𝒚𝒄𝒆𝒑𝒉𝒂𝒍𝒐𝒎𝒚𝒄𝒆𝒔 𝒕𝒐𝒎𝒆𝒏𝒕𝒐𝒔𝒖𝒔(バッカクキン科)を主役にした「連作 粘膜」の中の一枚。現在、アナモルフと判明されているそうです。身近なカビは大部分が不完全世代(有性生殖を行わず無性生殖を行う)なので例外なくといったところか。
ラテン語の学名を直訳すると「多頭を持つカビの顔毛」!!
生涯のサイクルをテーマに制作した「連作 粘膜 蝋洞」。𝑯𝒆𝒎𝒊𝒕𝒓𝒊𝒄𝒉𝒊𝒂 𝒔𝒆𝒓𝒑𝒖𝒍𝒂(ヘビヌカホコリ)に付いているものを観察しまして、その経緯を描きました。
粘菌は子実体になるとカビに弱くなります。動き回る変形体の時は自分で身を守る忌避物質を発しており、ある程度の菌に耐性をもつのですが、子実体になると其れを分泌出来なくなる故だと考えています。
菌糸が徐々に対象を取り込み、囚えたまま徐々に時間を掛けて栄養を吸い取る……。無限の搾取は一見残酷ですが、地球にとっては種を増やし過ぎない為に編み出したサスティナブルな策なのかもしれません。
顕微鏡画像を見てみれば一目瞭然で意味が分かります。人によっては少しグロテスクな敬遠されるモデルなので、検索は自己責任で。
制作中に撮った動画をInstagramにアップしています。https://www.instagram.com/p/CIniEU1MQk6/?igshid=114ts84qruyn6
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