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聞く<喋る

前回これと反対のことを
大事だよねえ聞くってって
書いた気がするので汗
不等式を真逆に
舌の根も乾かぬうちに書き出すなんて
なんてまあ節操がないと思うのだけど

真逆のことにだって
屁理屈はつけられるし
そういうディベートの訓練もあると聞いている
立場を変えて自分の立ち位置を変えて
考えてみる言語化する練習

依拠するスタンスによって
自分なんて変わり得るものなんだと思えば
絶対に正しいということもないということがわかるし
それは立場の違い、見解の相違
光の当たる方向が変われば
影のカタチだって変わるんだ

大切なのは一つの方向からだけ考えて決定しないこと
全方位的なんてことはいわない
けれどもせめて真逆
ふたつの方向から考えてみると
自分の口をツグムことが増えるかもしれない
沈黙は
正しいと思って腱反射的に他者を攻撃するより
ずっとマシだし生産的だとすら思う

とまた枕が長えぜ
遅漏かよ赤毛さん
そうなんですよ書き出すまではね
なんだか最近降りてこなくて
でも書き出したら止まらないよ
それって早漏じゃね?笑
どっちでもいいや
大切なのはテクニックじゃない
そこに交わされる熱量があったかだ

最近自分がしゃべりすぎているなあと思う
以前は職業的な経験値からも
人の話を多く聞く方が
コミニケーションが円滑だと思ってきた
実際アタシはアタシはって自分のことばっかり我先に喋りあっている
嘗てのガールズのトークは会話じゃないと思うし
一方向の選挙演説みたいだ

でも
ふとアタシはこう思うんだって
口角泡飛ばして熱く語るようになってから
自己開示を頼まれもしないのに大股開きするようになってから
仕事でもプライベートでもそれはそうで

リターンに他者が言葉にする内容が変わってきたと思う

以前は井戸を降りるマイントークのようでいて
どこか優等生的で表層的で
決して最後の一線は越えようとしない
安全地帯からはでていかない
コミニケーション

だけど
最初の一手を
赤毛自らレッドゾーンに踏み込んで
マシンガントーク始めるんだから
相手も呆気にとられるかもしれないけど
熱量揃えてくるし笑
ここまでイッてるんだから
ここまでイッてもいいんだみたいに
(ああ悪ふざけ。「言う」です。訂正。)
今まで聞くことのなかった
口にすることのなかった思いが語られる

この前友達夫婦が夕飯食べに来た時にも
赤毛がカウンターで
シン仮面ライダーにおける
庵野監督へのリスペクトを
NHKのシンエバンゲリオン
制作秘話ドキュメンタリーを見た辺りから
勝手にガンガン語り始めたもんで

ご主人も、そう来たかと笑
ご自身の仮面ライダー愛や
表現についての持論を
展開し始めて白熱

同席した奥さんも
こんな話初めて聞いたわ、チコサンよくうちの旦那とこんなに楽しそうに話せるわねって驚いてたけど

まずは自分がこう思うんだぜって
お名刺代わりに自己開示して
コール&レスポンス
相手もまた、鼻の孔膨らませてそう来たかと
褌なのか靴紐なのか紐パンなのか締め直すんじゃないかな

聞こうとする受け身よりも
まずは前のめり位の正常位もとい苦笑
能動態であなたの胸に飛び込みます笑

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