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空点前から… さらり、ふわりと、しなやかに、垣根を越えて、知恵を活かせ

茶道のお稽古の後は、自宅に戻り、ご指摘いただいた事項等を極力、メモするようにしています。

自宅にはお道具がないので、それ以上のことはできないわ~と考え、
そういった振り返りすらしなかった学生時代と比較して、成長したわと悦に入っておりました。

そんなある日、茶道の心構えが示されている書籍を読んでいたら、
当たり前のように『空点前』(からでまえ)という言葉が出てきました。

ハッとしました。

空点前
お道具を利用せずに、頭の中でお道具をイメージしてお点前の流れ・所作を確認する稽古。

つまり、イメージトレーニングですね。

イメージトレーニングという言葉は知っていたし、実際に仕事でプレゼン前にやったりもしています。

なのに、なぜ、それを茶道に応用しようと思い至らないのか!
自分にがっかり…

今回は、先にイメージトレーニングという言葉を知っていて、それを茶道に応用したかったということになりますが、きっと逆のこともたくさんあるはず。

長く続いている茶道には、たくさんの知恵が詰まっています。
茶道で学んだことを、他にも活かしたいです。

さらり、ふわりと、しなやかに、垣根を越えて、知恵を活かせるようになりたい。

この空点前(からでまえ)ですが、なぜか夏、風炉(ふろ)のお点前のほうがスムーズにイメージができます。なんでだろ~。

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