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事業をうまく立ち上げるために絶対に抑えとくほうがいいポイント 僕調べ

企業と事業の関係について、事業を新しく立ち上げる時の経験と実験を元に記録です。

※この記事が役に立つ人
新規事業を新しく作って自分の城を築くと決めている人、立ち上げを任された人、新規事業を立ち上げるコンサルティングをしている人に、有益かも知れません。

事業は、企業から生まれる。

まずは、企業と事業の定義について、整理していきます。

これは、実際に僕が、経験したり、実験して反応を見たりして、再現性があったものを記録として残しています。タイトルを読んで、違うじゃないか!騙された!と怒ってしまった方はすみませんが、ここで閉じていただけると幸いです。諸説あるし、正解が一つではないので、あらかじめご了承してください。

大前提として、事業は企業から生まれます。

個人事業主の場合、事業を扱う事業主は、個人
企業の場合、事業を扱うのは、法人というアバターです
※諸説あり

企業とは

価値を生み出し、形にするのが企業です。
提供する価値をイベント化し、商材をパッケージ化して、事業をパッケージ化をするという、価値の創造事業と事業で扱う商材をこさえるための仕組みが企業にあります。

事業とは

価値を具現化した『商材』を売るための『売り場』や『外部販路』を用意するなどして、商材を提供する仕組みです。

商材とは

提供する価値を具現化したものです。パッケージ化された商材(提案、申込、契約、決済、提供のイベントが法的にパッケージされているもの)を通して『導入』『活用』『実現』というシナリオを体験すること、営業活動をしてナラティブにその体験を導くことができるようにデザインされています。

企業にある4つの要素

1.価値
提供する価値を決め、価値を生み出す価値創造の仕組み。
価値を具現化するための『商材』と、商材を提供するための『事業』を生産する工場のような機能。

2.資金
価値創造の仕組みに必要な資金、調達したり、増やしたり、管理したりする機能。

3.資源
価値創造の仕組みに必要なものを、調達したり、増やしたり、管理したりする機能。

4.人材
価値創造の仕組みにで働くプレイヤーを、募ったり、育てたり、管理したりする機能。

事業を作る話をしているのに、企業の話をしている偉い人がいる!

事業を立ち上げるための乗り越えるべき課題として、最初にどんな人がチームにいるのか(orチームに席があるけど責任を取らないのか)を把握して、うまく進めながら、事業を作っていく必要があります。

チームの中に、お目付け役のような人がいる場合は、役割と対処法を自分で考えていく必要があります。※その人が初期からいるチームは途中で手に入れる上級の諸刃の武器を手にしていますがが、レベルが低いうちは、諸刃の武器のダメージ部分をうまく調整する必要があります。

事業を作ったことがないけど、権威を持っている偉い人が社内のポジションを守るガーディアンになっている場合は、その人と有効的にコミュニケーションを取る必要があるようです。

その中でも事業を作る話をしていて、事業の内容や仕組みを話しているタイミングで、いきなり企業の話をしてくる偉い人がいるので要注意です。

厄介なのは、それは『本当の事例に基づく理論や手法、フレームワーク』という事業を立ち上げるために実際に使う魔法だったりするからです。

理論や、手法や、フレームワーク自体は本当だし、うまくそのロジックを説明したり、シミュレーションをすることがすごくレベル高く行えます。

ちなみに、そういう人は「シュミレーション」と言ってしまった時は、すごくキレますw ※新しく定義を作っているかどうかを確かめるために話をしてくるのではなく、正解はこうだよってコンコンと怒鳴って来たりするのがちょっと僕には意味不明です。

どういうことが問題なのかは、インパルスの板倉さんの記事がすごく分かりやすいので、下記の記事をご覧ください。

事業を立ち上げるための魔法(本当の事例に基づく理論や手法、フレームワーク)を使って、事業や商材を作ったり、大きくした事はないというのは、実は、結構見えなかったり、見えてたりしても、組織の中にいたり、権威レベルが高いと言えなかったりするようです。

ただし、それは偉い人が頭がいいということを裏付けているため、うまくチームの一員として作ってもらえたらすごくチームが強化されるので、悩ましいですね。

その人たちは、魔法を悪用して、闇の呪文として使います。

闇の呪文ケースA 偉い人が資金の要素についてチャチャ入れてくる。

一番よくチャチャいれられるのが『資金』の要素とその機能です。

資金の定義は下記を使います。

2.資金
価値創造の仕組みに必要な資金、調達したり、増やしたり、管理したりする機能。

資金についてのチャチャは、実際にやっていたり、うまく行ったことがあって、一緒に作っていこうという前提があれば、すごく効果的ですが、事業の話とは違い企業の話です。

企業と事業の区別がついていない人から言われて、メンタルにダメージを受けてしまう闇の呪文は下記のようなものがあります。

・マネタイズどうすんの?
[意味:「事業の売上から、企業にお金が入ってくる流れ、私は作ったことないから、お手並み拝見。どうするの?」と言いたい。]

・事業計画どうするの?
[意味:「本当は、やってみて、アベレージスコアとか再現性を確認しないとリアルなものは出せないのに、最初から正解があるように詰めるよ、私は?」と言いたい]

・どうやって資金調達するの?
[意味:「資金調達を自分もしたことがないけど(or 実際に資金調達まではしたことあって、事業をうまく立ち上げて大きくしたことはないけど)、世界のトップ企業やイケてるとされるスタートアップの資金調達事例は知っている。君はそれができるの?」と言いたい]

こういう闇の呪文にうまく対応できる必要があります。

聞いた後、深刻な顔で、「フィードバックありがとうございます。イメージができていなくてすみません。」などと、言いながら、事業を作ることに集中することに戻りましょう。

闇の呪文ケースB 偉い人が資源の要素についてチャチャ入れてくる。


一番混乱してしまうのが『資源』の要素とその機能です。

資源の定義は下記を使います。

3.資源
価値創造の仕組みに必要なものを、調達したり、増やしたり、管理したりする機能。

価値を創り出す時に、リソース問題については、決まった型がある場合や、原料や情報が決まっていることが多いため、チャチャを入れられた後、それが効果的なアドバイスか、混乱の呪文なのか判断に困り混乱するので、すごく厄介だったりします。

企業と事業の区別がついていない人から言われて、メンタルにダメージを受けてしまう闇の呪文は下記のようなものがあります。

・モデルにするのはどの企業?どの事業?
[意味:「0から1を作ることは、時間がもったいない(そもそも0から1なんか私は作れないし、どんなことが必要なのかも理論で抑えられないため、非効率だと考えている)。どの企業やどの事業はパクりやすいのか、自分の知識や理論が扱えるのかを知りたいんだ。教えろ。」と言いたい。]

・事例はあるの?ソースはどこ?
[意味:「事例がある場合は、それを選んで失敗したとしても私に責任がない。失敗した時の言い訳を効果的に行えるように、情報を参照したソースを教えなさい。」と言いたい。]

・業界の相場と安く卸せるルートは調べたの?
[意味:「業界の相場が安定している資源を使う場合、ビジネスモデルに複数の勝ちパターンがある場合が多い。安心して、リスクなく、『それは間違いない』と稟議を通せるような確証と、コスト削減をしたことを褒められるための確証が欲しいから教えなさい。」と言いたい。]

こういう闇の呪文にうまく対応できる必要があります。

聞いた後、深刻な顔で、「フィードバックありがとうございます。調査不足ですみません。」などと、言いながら、事業を作ることに集中することに戻りましょう。

闇の呪文ケースC 偉い人が人材の要素についてチャチャ入れてくる。


一番引け目を感じてしまうのが『人材』の要素とその機能です。

人材の定義は下記を使います。

4.人材
価値創造の仕組みにで働くプレイヤーを、募ったり、育てたり、管理したりする機能。

価値を創り出す時に、人材問題については、事業を創り出す人が組織に馴染めないキャラクターであったり、スケールして成熟した組織に勤めた経験がな伊場合、チャチャを入れられた後、自分には経験がないから、できないと、萎縮して本当は、0から1の事業の立ち上げではなく、10から100しかやったことない人の意見を聞いて鵜呑みにして、初期で組織が崩壊することがあります。

企業と事業の区別がついていない人から言われて、メンタルにダメージを受けてしまう闇の呪文は下記のようなものがあります。

・人を雇う場合は社内規定や教育資料を完備していないとダメだよ。
[意味:「私が所属している大きい組織や、所属していた教育機関では、すべての社内規定や教育資料が完備されていて、人を増やしたいと言って、人が入れば、ある程度の作業ができるように完備されていた。そういう状況のアドバイスしかできないから、まずはそれを準備しなさい。」と言いたい。]

・ビジョンが明確でないと人は付いてこないよ。
[意味:「私は、ビジョンを描いて、人とのコミュニケーションを取りながら、少しずつチームを育んできた経験はない。上場企業のような明確なミッション、ビジョン、バリューが明確で、社内統制が整った後なら、アドバイスできるから、用意しなさい。」と言いたい。]

・上層部が判断する。判断するものを持ってくるような体制を作りなさい。
[意味:「私は、ビジョンを描いたり、方向性を示したり、仮説検証をしながら、市場を理解することはできない。私が無能だと周りに思われないような、周りからみて馬鹿にされない、見事な解決策や商材を持ってくる体制を作ってくれ。私は、数字だけ見て、うまく行っているかどうかを判断したい。うまくいかない時に方向性や仕組みを具体的に作ったと非難されるようにしたくない。」と言いたい。]

こういう闇の呪文にうまく対応できる必要があります。

聞いた後、深刻な顔で、「フィードバックありがとうございます。まだ判断していただくような完璧なものではありませんでした。」などと、言いながら、事業を作ることに集中することに戻りましょう。

この後に、書いてていくのは、考え方やモチベーション、気持ちのところです。
具体的なやり方や仕組み作りは、実際に一緒に立ち上げていくチームによって変わるので。ご注意ください。

僕は、底辺の人間ですが、ヒモとしてのプライドがあります。
ヒモとして、クライアントからお金をいただいて、養っていただいている部分の事例は、結構突っ込んだものが多いためオープンにできない。具体的に作り出す体験を知りたかったらヒモをさせてくださいという想いがあります。ヒモをさせてもらっている方は、それを承知で養っていただいております。

事業は顧客のためにある


事業を立ち上げるときに、闇の呪文をうまくスルーしながら、事業を作ることに向き合えるようになったら、まず最初に大切にするのは『顧客』だということを思い出すことです。

例えば、自分が、初めてiPhoneを買った、使って、友達(友達がいない場合は、アップルのファンの仕事仲間でも可)と共有した時に感じた体験や感動を思い出しましょう。

『自分のために作られたやつやん!』と、商材であるiPhoneに感じたあの体験や感動です。自分が嬉しかった体験をもとに作っていくと効果的です。」
※スティーブ・ジョブスさんの物語を愛しすぎて、アップルの例になっていて、すみません。同様の体験であれば、商材(顧客側から見ると、手に取った商品)でも大丈夫です。

商材は、企業が提供する価値を具現化するものです。

自分が何か商品(企業から見ると商材)を買った時に、どんな期待をして買ったんだろう、使ってみた時はどんなことを感じただろう、友達などに共有して褒められた時の喜びや、否定された時の悲しみや怒りは、なぜ湧いてきたんだろうということを想い出しましょう。

商材は、顧客が求めている話題とその先にある求めている価値を具現化し、理想の目標達成や課題解決、ライフスタイルやビジネススタイルの実現につながっているかどうか?に集中して作ると効果的です。

事業は、商材を顧客に届けるための仕組みです。

事業をオウンドメディアやじぶんメディアを作り、メディア化していくことができるように作るとさらに効果的です。


事業は、顧客が買いやすい売り場や、販路(内部、外部)を用意して、手にとてもらった後、商材を通して、『導入』『活用』『実現』のシナリオを体験してもらいながら、価値を体験ししていくことをデザインして作っていくと効果的です。

事業を立ち上げるというのは、パッケージ化された商材を提供する仕組みを作り、商材を通して価値を体験できるシナリオを、求めている人に提供する事という考え方をしているとうまくいきます。

そのためには、商材を作ってみて、理想の顧客(商材を求めている顧客の中でも、一番お役に立てる顧客のイメージ)を仮できめ、実際に集客のプロセスを回してみて、仮説と現実を比べ、商材をより良くしていく事、より効果的に商材を提供できるような仕組みを作ることにあります。

企業とは、価値を生み出し、形にするためにあります。

価値を創り出すプロセスは、価値を創り出す、思想を体系化する、コアデザインをするとより一層強化されます。

どうでしたか、企業と事業の違いは、少しお伝えできたでしょうか?

事業を創り出すためには、企業があると効果的です。(個人事業主でももちろんできます。)

ただし、事業には提供するべき商材があり、商材は、その先の顧客のためにあるということを理解する必要があります。

いち早く、必要最小限の商材を作って、集客プロセスを回し、フィードバックを得ながら、商材を提供するための事業を改善し、事業をより成長させていくための企業を構築していくという流れを、忘れないように、するとうまくいく。

以上が、僕が、メディアの魔法使いしてヒモ事業を通して、今まで経験し、体験し、実践してきたことの記録です。

お役に立てれば幸いです。

※この記事は、独自の定義で展開されています。ハーフファンタジーであり、あえて極端に表現している部分があります。怒らないでください。

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