基礎経営学に入門してみた
今回共有するのは、こちらです。
自分の属する会社が経営されていて、経営されている要素の一つとして自分が機能している限り、経営学についても最低限のルールは知っておくべきだろう、と思い購入。
これまで読書感想を書いてきた書籍と異なり、How toが詳細に書かれているのではなく、歴史の資料集とゲームの攻略本と問題集を足して3で割ったような性質を持っている本です。
◆この本のターゲット
◆挫けずに読ませる工夫
◆読破した先に見えるもの
この本のターゲット
本の冒頭、「はじめに:基礎経営学入門として」という見開きのページがあり、そこには"本書はビジネス初学者のための経営学入門書です。"とあります。念を押すように"ビジネス初「学」者向けであってビジネス初「心」者向けには限らない"とも。
一体どういうこと? ちょっと国語のチカラが必要ですね…
これからビジネスを始める人はもちろん、始めないけれど学習したい人(既にビジネスをしている人も含む)にも役立つよ、ということと解釈しました。つまり私はピッタリ該当者です。
【余談】
《はじめに》のような「前置き」を無視できない性格なんですよね。
博物館に行くのが好きなのですが、セクションの冒頭にあるコーナーの説明や
館長の挨拶も必ず読みますし、映画の本編前に上映されるDolbyや4DXの説明で高まってしまう…
どんな心持ちで体験して欲しいのか?を伝えられるとワクワクしませんか。
挫けずに読ませる工夫
実際に何かを決定し、お金を動かすという経験に乏しい私たちビジネス初学者に向けて、経営学の体形を6つに分解するところからスタートし、それぞれの章はありったけの身近な事例を盛り込み構成されています。
このおかげで自分との共通点を多く見出し、内容に置いてけぼりにされることなく、我が事のように考えることが出来ました。
初対面の人との会話でも、出身地が同じだったり共通の趣味を持っていることが分かった瞬間にグッっと距離を縮められますもんね。
と同時に「これだけ身近な製品やサービスも、全て経営学のセオリーに則って成功を収めているんだな」と当たり前のことを再認識。
経済を回す者として、この学問を知らずに生きることは勿体ない!とすら思いました。
読破した先に見えるもの
とはいえまだまだピンと来ないことの方が多いです。
用語も多いし難しいし…
しかしこの先、社会を見たとき「こういうこと!?」と目の前のことと学んだことがリンクする瞬間に沢山遭遇することに期待しています。
全ての経済活動に狙いがあり、名称がついているものもありますからね。名前ってその存在をこの世に留めるものですから。
ヘレン・ケラーのwaterがその最たるものかと思いますけれど…
この本は手元に置き、何度も何度も繰り返し読むことになりそうです。
読書感想の体を成していないですが、今回はここまで…
先ほど、ちょうど次回の課題図書がAmazonから届きました。すぐ読んですぐ書こう…今度のはストーリーがあるので、ちゃんと感想が書けそう。
文章構成赤ちゃん先生の次回作にご期待ください―――――☆
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