算数ラボの図形編ってコグトレの延長戦上にあるものだと思う
夏休みって蒸発するものなんでしょうかね。
不思議なくらい色んなところで時間が飛んでいく・・・。
今日は小2息子君の話。
息子君がこの夏取り組んでいる算数は2つあります。
その一つが算数ラボの図形編(10級)です。
今日はそのことについて書きます(ニーズがあるかは謎)。
コグトレには色々な学びの視点があります。
ワーキングメモリや、注意、抑制、視点を変えるなどなど。
算数ラボの図形は、社会性の範囲は難しいけれど、ワーキングメモリや空間認識力、視点を変える練習、他者が決めた一定のルールで思考する練習だったりを織り交ぜてさせてくれます(複数が混じる実践編)
4月から時々取り組む形で進めていて、
夏休みは1日2問ずつ(週数回)進めてきました。
最初は難しそうにしていた息子ですが、読める文章が増えてきて
裏返したらどうなるかな?半分に折ったらどうなるかな?
反対側から見たらどう見えるかな?
という事が段々と考えられるようになってきました。
コグトレのお話を聞きに行った時に お話くださった先生が、
「横から見る、反対側から見るという事は、視点を変えるという事で、
実はそれって社会性にもつながっているんです」とお話してくれたことがありました。
最初はピンとこなかったけれど、
よくよく考えてみると、他の人からは見え方が違うかもしれないという発想のスタートは物理的な事からなんだなだと思いいたりました。
同じものを見ているだろう、同じことを思っているだろうという思い込みの危険さは大人になると身に染みてきます(気を付けていても抜けてしまいますが)。
真実はいつも一つ!なんて名セリフをいう名探偵がいますが、
小さなころ、新聞記者だった父に「真実は人の数だけある。事実を見る事が大切だよ。でも大人でもそれができない人が多いんだ。」と言われた事が忘れられません。(ミステリと言うなかれで同じセリフが出てきてうれしかった)
子どもの小さな一歩は、一見関係ない所から始まるというのも、実際に子育てを経験して身に染みているところ。
話はそれましたが、コグトレで育った学習につながるベースを、より実践的に使う場を 算数ラボ図形は提供してくれているように感じています。そして息子はコグトレをしていなかったら、算数ラボ10級図形は手が出なかったと思う。
相手が言ってること(問うている事)ってどういう意味だろうと考える練習や、相手からはどう見えてるだろうと思いをはせる練習。
頭の中で視点をぐるぐる動かす練習。
そんなものが詰まっております。
コグトレではそのトレーニングの先に、実際に相手側の状況を想像するトレーニングもあります。ただ実践されている先生のお話だと、それはもう少し大きくなってからの方が成長的に合っている模様。
算数ラボの図形はその前に、コグトレの一部をより算数側に近づけつつ
別の視点もまなびつつ、考える練習にもなる素敵な問題集です。
学校の宿題として返却された漢字ワークシートもこれがまた、コグトレの形の認知のバージョンアップ版じゃないだろうかと思うほどステキだったので、またそれについても書きたいと思います。
ただいま、子ども達はミステリと言う勿れのドラマにドハマり中。
今日はワークが終わったらドラマ鑑賞日になりそうです。
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