1日ひとつ。積み重なって365日。
やっとたどり着いた。
今日で『毎日更新』が365日、丁度1年になります。
途中、調子のいいときも悪いときもありましたが、とりあえずここまで続けてこれたのは、スキをくれたりコメントをくださったりしてくださった皆さんのおかげであることは間違いありません。本当にありがとうございます。
今までも『noteを書くこと』に対して考えていることは、書いたりしてきました。正直、時期によって考え方は変わったりもします。
でもせっかくの機会なので、『こんなこと考えながらnote書いてきたよ』ってゆうのを、ここでまとめておこうかと思います。
①楽しんで書く
「noteは楽しんで書くべき」なんてゆうのは、よく言われていることではあります。それは書く側のモチベーションとしてもそうですし、「楽しんで書いているかどうか」は読む人にも伝わっているというのが私の持論です。
楽しそうに書いていても、自分の気持ちに嘘があると見透かされます。毎日更新なんかをしていると、ネタがなくて辛かったり、無理やり日付を埋めるための記事を書いてしまったりします。でも、そういうのはできる限りやらない方がよいのでしょう。
これはもちろん「楽しい」じゃなくてもいいんです。悲しいなら悲しい、悔しいなら悔しいでいいんですけど、大事なのは『その時の自分の気持ちを素直に書く』ということ。
『楽しいnote』を書くことが至上命題の私にとっては、常に「楽しんで書く」ということが大事だったように思います。
②まともに読まれると思わない
『自分のnoteを、上から下まで時間を掛けて読んでくれる人なんて基本的に居ない』くらいの心持ちでやっておりました。
何せ、素敵なnoterさんは星の数ほどもいる。私は17時台の更新で競合も多いし、「タイトルが気になったら、ちょっとのぞいてみて、ざっと流し読んで終わり」くらいで普通だろうと。
そこがスタートなので、逆に「何とかしないと」と悩むわけです。
タイトルも、最初の入り方もそうですし、仮にいい加減に読まれても伝わるように太字を入れて、と。……あと純粋に『見栄え』を気にしてはいました。
『どこで改行するか』
って話なんですけど、今のこの「どこで改行するか」みたいな感じで、文章のつながりというよりは、こう、ケータイでスッと上にスライドして止まらずに流れても、そこだけ目に入るようにしたいな、と思っていました。
あんまり露骨にやると変ですし、文章として正攻法ではないでしょうけど、そういう「いい加減に読まれても伝わるかどうか」ということは、いつも考えていた気がします。
③知らない人に見られていると思って書く
何を書くにしても、その物事のことを何も知らない人に伝わるようにということを考えていました。これは私が、雑多な内容を書くせいで、そうならざる得なかった部分もあるのかもしれません。
でも、前提があるなら前提からきちんと伝わるように、わかるように始める。noteでは一期一会の人も沢山いますからね。
そして、「見られている」ことを意識するのは結構大事なことです。
「楽しかった」という一文が、どう楽しかったのか自分は知っています。
だから誰にも見せない『日記』なら、ただ「楽しかった」と書けばいいのです。でも、それを誰かに見てもらうつもりなら、その「楽しかった」が、何故楽しいと感じたのか、それはどの程度のものか。伝わるようにきちんと描写しなければ楽しさは伝わりません。
以前、「日記とエッセイの違いは?」という話をしたことがあるのですが、結局そこだと思います。『見られている意識を持って書かれているかどうか』。
それが『日記』と『エッセイ』の違いなのでしょう。
④仲間を作る
これは、noteを楽しむ上で大切なことだと思います。
noteはツイッターと違って、「ただ書いていれば、自動的にどんどんフォローが増える」ということはあまりありません。noteの運営をうならせるだけの一貫した魅力やノウハウにあふれているか、純粋に実力がある場合くらいに限られます。
だからこそ、『自ら仲間を作る』ことは大事だと思います。
タグをめぐって、同じテーマを書いている人の記事を読みに行って、スキやコメントをつける。他の方のnoteの感想文を書いてみたり、自発的にマガジンを作って、他の方のnoteをまとめてみたり。
フォロバ狙いのフォローとか、認知狙いでただスキをつけたりするのは、まったくオススメしませんけれど、純粋に同じ境遇や趣味を持った人を探して、お近づきになりたいと思った折には、どんどんアプローチするべきだと思います。
だって、同じ趣味や境遇について語り合ったりしたくないですか?
世の中には『スーパーの話題』で界隈を席巻していたりする方もいるわけで(笑 探せば結構色んな人がいますし、そうやって仲間を増やすことがnoteを楽しむ一番のコツではないかと思います。
⑤好きな人を見つける
これもnoteを楽しむコツみたいなものでしょうか。
最初に出る『オススメユーザー』は、どの人もすばらしい記事を書いていて、オススメなのは間違いありません。記事のレベルも高いし、肩書きも立派です。
でも、そこで出てきた人が自分の「ツボ」かと言ったら、そうでもないことも多いです。定期的に見直しが入るようですが、中には今はもうあまり更新してない人もいたりするでしょう。
だからいろんな人の記事を読んで、自分が本当に好きな人を探すといいと思います。私が毎日更新を始めたころでいうと、ひっそりこっそり憧れてたのはサカエ コウ。さん。
もちろん今でも素敵です。
⑥noteの鉄板ネタ
実はnoteにはみんなが興味があって、それなりに反応が必ずもらえる『鉄板ネタ』があります。
それは『noteについて書く』ということです。
あたりまえですが、ここに居る人は全員noteをやったことがあるわけですから、noteに関することであれば、多かれ少なから共感を得ることができるわけですね。
PVをさらしたりするのは、かなり自信がないとできないことですが、そんな大層な事じゃなくても大丈夫です。「noteってこうだよね」とか「書くときこんなこと考えている」とか、そんな軽いことでいいのです。
それを専門とするのでなければ、あまりやりすぎても……と思いますが、ネタに困ったときには助けになるのは間違いありません。
なにせ毎日更新などをしていれば、一日たりとてnoteのことを考えない日はないわけで、愛憎ひっくるめていろんな思いが出てくるものです(笑
⑦空気を読まない
日常、空気を読むのはある程度必須だと思いますが、ことWEBの世界では「空気を読まない」ことも大事じゃないかと思います。
「私なんて大したこと言える立場じゃないし……」とか、「似たような話をこの前見たところだし……」とか、「ネタかぶっちゃった」とか。そういうの気にしないでいいと思います(笑 あ、いやパクリはダメですよ(笑
その人の立場はその人だけのものです。
その人が、自分の言葉で自分の意見を発信するなら、それには一定の価値があると思います。そもそも自分のnoteを見ている人なんて一握りしかいないわけですし、周りのことなど気にせずに、思ったことを思ったときに、思ったなりに書けばいい。
私自身、そういう割り切りがないと、ここまで続いていなかった気がします。こういうのは、気にしだすと止まりませんからね。
⑧続けること
毎日更新をしよう!と決めて、こうして1年間、毎日更新してきました。
特段、立派な事が言えるわけでも、面白いわけでも、力量があるわけでもなく、ただ続けてきただけです。
それはそれで大変なのは身を持って知っていますが、あまり放り出さない性格なのと、とにもかくにも更新できる余裕に恵まれていた、ということだけだと思っています。
そんな感じで、一つ一つ続けてきたわけですが、フォローもPVも特にドカンと当たるでもなく。でも、ありがたいことにフォローしていただいている方は、少しずつずっと増えていました。
面白いことに私、記事数とフォロー数がほぼ同じなんです。
毎日更新するよりもだいぶ前から、noteは始めてますので、記事数は365よりも多いわけですが、これがずーっとほぼ同じ水準。多少多かったり少なかったりはしましたけれど、長期的にみると均衡して一つ記事を書くと、一人がフォローしてくださるという状態ですね。
怒髪天というバンドが5年くらい前に、結成30周年で、武道館で初ライブをやった時『事務所に押されるわけでもない、俺たちみたいなバンドは武道館やれるまでに、これくらい時間がかかる。でもそうやって少しづつ積み重なって、ついに武道館に来れました』的な話を涙ながらにしていたけれど、そういう気分(笑
初めたばかりのころなんかは、誰に読まれるわけでもなく寂しいばかりですが、少しずつでも上を向いて、長く続けてくれば必ず見ていてくれる人はいるものです。
だから、みなさんもめげずに続けてください。
⑨まとめ
1年やった感想としては、やっぱり毎日更新なんてやるもんじゃないな(笑 というものなので、明日は問答無用でお休みいたします(笑
「情熱」があって「熱量」があるものを書くには、それなりに手間と時間が必要なんですよね。潤沢に時間が取れる人や、時間の管理が上手い人。もしくは技量がある人はいいでしょうけど、そうでないなら「1年もやるもんじゃないな」と1年やった私は思ったのでした(笑
ただ、毎日更新にはいい面も沢山あります。
強いアピールになりますし、インプットもアウトプットも鍛えられること間違いなしです。そして、『自分の限界を知ることができる』というのは結構大きいので、例え短い期間でも、一度はみなさんも毎日更新もやってみた方がいいと思います。
さて。
何にしても、お付き合いいただいている皆様、本当にありがとうございます。これでフォードアウトということはないと思いますので、今後ともお付き合い宜しくお願いいたします。
いつかどこかで皆様にもお会いしたいところです。
「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)