本を汚す人きれいに読める人、と8月1日の日記
こんな本を最近買いました。
この本の著者、ジョンキムさんについて少し。
この方の社会人向けの「キムゼミ」という講座があるんですが、ちょうど30歳になった時くらいに受講していた時期があったんです。
ぼくはその4期生だったんですが、今でもその当時の仲間とは近すぎず、遠すぎずちょうどいい関係を保っているんですね。
今度、その中の一人が始めたオーガニックカフェに行くんですが、とても楽しみです。
そんな出逢いもあり、すごく思い出深い講座だったので、未だにジョンキムさんの著作はよくチェックするようにしてるんです。
で、この本の中に書いてあることなんですが、「本を汚すこと。」についての話を少しさせてください。
本の読み方って、わりと「ご飯の食べ方」とか、その人の“生来の所作”的なところもあって、話をしているとそれぞれ違いがあって、おもしろいんですよね。
みなさんは、“きれいに"読む派ですか?
それとも、バンバン線を引いて、ページを折ったりして"汚して"読む派ですか?
ぼくはその両方なんですが、つい2,3年前まではもうぐちゃぐちゃで、線もすごく引いたりしたし、読み終わった時にはもはや他人になんて見せられないような形になってたんですね。
あーあ、こんなにしちゃって…って感じです。
ただ、割と最近になってからなんですけど、とてもきれいに読んでいることが多いなぁと感じたんです。
読み終えてから、メルカリで売ったりするようになってから、余計にその傾向が強いんです。
このことについては、普段から「なんかなぁ」と思っていたのも事実でして。
読んでいるのに、なんとなく「表面をなぞるだけ」な感じがして仕方なかったんです。
そんな気持ちも抱えつつ本を読んだりしていたのですが、やっぱり「売る前提」での読書は、“ぼくにとっては”全く合わないなぁって思いました。
元々、線を引いたり、ドックイヤーをしたり、書き込みをしたりしながら物理的に読むタイプだったので、周りの“きれいに読める人”がなんだかすごくちゃんとしていて、賢そうに見える時もあったりしたんですね、実は。
ただ、今日からそれは辞めます。
きっぱりとここに宣言します。
この本の中でも触れられていましたが、『ネットや中古書店で売るのを前提に読むことをしない』というのは、ぼくにとっては『正』だな、と思いました。
もちろん、“汚したくない”という人がいて、本人も無理なくそのように読める人というのは、そのスタイルで読めばいいと思うんです。
ぼくの友人で、『読書家』というのはこういう人!という女性がいるんですが、その人は小さい付箋を、アンダーライン代わりにどんどん張り込んでいくタイプで、その人の本からは毛が生えているかのように、細かい付箋が本からびっしり。
つまりは、スタイルの問題なのであって。
本の中では、書き込んだりして売れない本は、『捨てる』か『人にあげたらいい』と書いてありました。
でも、もしそういう『書き込み本』だけの本屋があったら、ぼくなんかは、わりと楽しいんじゃないかな、と思うんです。
この『変な本屋』は結構いけると思うんです。
書き込みがあるものを買い取ったり、譲ってもらったりして、本人がよければ元のオーナーの情報などもわかるようにしておく。
例えばそれは、楽天の三木谷さんとか、ユニクロの柳井さん…のようないわゆる「ビッグネーム」じゃなくてもいいんです。
自分の身近な人でも、普通に会いに行ける存在だとか、起業したい人は若くして事業をしている人の本だとか。写真を志す人には、写真家さんの本だとか。
この人だったら「書き込みがあった方が自分にとっては都合がいい」って人、周りに結構いるんじゃないかなと思うんです。
究極は、日記を扱う本屋さんなんですが、それはあるんです。(ぼくの考える日記とは、ちょっと違うんですが。プロの日記ですね。)
こないだオープンしたこんな本屋さん。
ぼくの読みたいスタイルと、それを再利用するための仕組み。
小さくも、本気で。動いてみようかなと思いました。
*
8月1日(土)
朝、8時に起床し、そのままウォーキングへ出る。105日目。
帰宅した後、自分で漬けた「梅シロップ」を買ってきた炭酸水で割った「梅ジュース」を飲む。
朝食にパンと、ヨーグルトにグレープフルーツをたくさん入れて食べる。
午前中のラジオで「梅雨明け」を知る。ようやく、夏だ。
noteをアップして、お昼ご飯に近所のスペイン料理店へ。
タジン鍋のたっぷり野菜ととサラダでとにかく野菜をたくさんとった昼。パエリアは時間の都合でぼくだけ食べられず。
16時から友人宅で「オンライン酒の会」を予定していたため、急いで中延へ移動。
酒の会、すごく盛り上がりました。
zoomで福島の酒蔵さんとつないで、半ばラジオ的に音を聴きながら、たまに映像を観つつ、こちらはこちらでお酒を飲んで楽しむスタイル。これはこれで、すごくありだな、と。
21時過ぎくらいに解散し、帰宅。お水多めに飲んだものの、少し二日酔いの気配もする。
帰宅した後、妻と少しおしゃべりして、お風呂を待っている間にぼくはちょっとウトウト…気づくと、朝4時の連日の寝落ち&絶望。
そこからお風呂に入り、5時頃に体勢整い、少しだけ読書してからまた二度寝(?)
夏休み、はじまりましたよ。