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会津木綿の“ものづくり”を、200字程度で紹介してもらえませんか?

地元会津の友人である、谷津さんから上のような依頼を受けて、「会津木綿」について、コメントを寄稿してみました。

いろいろと考えて、書いては消してを繰り返してできあがったのが、こちら。

自分が生まれ育った「土地のもの」を使うということ、その作り手、担い手もまた、「その土地に暮らす人」であるということ。これは、当たり前のことのように思えるけれど、実は身の回りにあまりないことだと気付かされるし、すごく豊かなことだなぁと思います。
会津木綿のものづくりが紡いできた、そうした「豊かなサイクル」の中に、じぶんも一人の使い手として、末長く関わっていきたいと思いつつ、今日もお気に入りを探しているんです。

まず、「200字」って、なかなか絶妙だなぁと思いました。パッと読めるくらいの長さだけれど、かと言って短くもない。

こういう「帯コメント」のような仕事は、自分の好きなものの気持ちをまとめていく作業でもあるので、思っていた以上に気づきが多かったなぁと思っています。結構、エネルギー使ったけれど。

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自分の好きなものを、誰かに知ってほしい。

しかも、商品性とか歴史、機能面みたいなものを、ゴリ押ししている感じでもなく、ふんわりとその周辺の事柄を、包むように書いていく。

当然、「バズる」みたいなものも必要ない。

そういう柔らかくて、水を飲むように入ってくる文章を書けるようになりたいものだと、あらためて思ったのでした。

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