覚えるテルグ語は物騒なフレーズばかり『アフターインディア~となりのシヴァはいつまでも青い~006』
インド映画にハマっていく妻マッリにまつわる言行録です。
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妻からこんなLINEが来たら、一瞬シリアスな連絡かと思って身構えますよね? 妻マッリのメッセージの続きはこうでした。
『RRR』をという部分はもはや省略されています。
前回の鑑賞からまたもや1週間経っていません!
これで4週連続になるマッリは、RRRの缶バッジを仕事場につけていき、同僚にパンフレットを見せながら普及活動をしていたそうで、その熱意に押され、実際に3、4人ほど映画館に足を運んでくれたらしいです。
みんなの感想はおおむね好評だったとか。
ただ全員の胸にRRRの槍が刺さったわけではなく、
というまさかの感想もあったとのことです😂
今回は日曜日でしたが私は仕事だったのでパス。期末テストが終わったばかりの当時高校1年だった息子ハルキが一緒に行きました。
ハルキの初鑑賞の感想は・・・
だそうです。
だよね。すっごい力がはいっちゃうもんね。
しかも3時間ほぼずっとクライマックス。
それでもさすがマッリの血を継いでいるハルキ、学校で『RRR』を宣伝、翌週には友達と2回目を観に行きました。そこから面白い映画だといううわさが広がり、高校で『RRR』ブームを起こすことに成功(この年の文化祭でナートゥダンスが踊られることに)。
マッリの胸中&劇中の言葉を借りれば
という感じでしょうか。
さてさて、4回目の鑑賞を終えたマッリの感想は
というものでした。4回目は字幕への意識を減らしてストーリーを追うだけでなく、劇中の音楽を堪能したり、俳優ひとりひとりの表情の微妙な変化(たとえばインド人が逮捕されそうになるのに対し、警察側にいるインド人が心苦しく思ってわずかに目を伏せるシーン Amazon Prime31:58)を味わったり、俳優の発するセリフの響きを感じたりできるようになっていました。
ただ、ここでマッリに問題が発生・・・
『チャンペスター』(殺す)とか『ロンギポー』(降伏しろ)とか日常では使うはずのないテルグ語のワードが頭に残ってしまうのです。映画で外国の言葉を学ぶなんて話はよくありますが、これはさすがに・・・
そんなテルグ語に対し、英語には順応してきたようでした。この映画ではテルグ語と英語がミックスされて使われているのです。
と手ごたえを感じている様子。よかった・・・と思うのも束の間、ここでも問題発生。
「あのシーンの英語、どういう意味?」
マッリが頑張ってリスニングして拾ってきた言葉を調べると「Bastard!」(この野郎!)とか「filthy traitor」(きたねぇ反逆者)とか「He scares me more」(ヤツの方が恐ろしいぞ)とか英語もやっぱり物騒な表現ばかり😥
マッリは映画をきっかけに、インドの文化や考え方、インド南部の言葉(できれば普通の言葉)を学びたいようで、文字を読めるようになりたがったビームのように、きゅるきゅるウルウルの目で
というのですが、テルグ語に関する本は日本ではほぼゼロ。
そしてインド文化の方も・・・
とのこと。
これは自分が本格的に手を貸して、一緒にいろいろ調べるしかない。
そう思っているところにマッリからさっそく新たなヘルプが。
7につづく
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