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【見逃さないで!】大学院の授業料が無料!?TA・RA制度とは?

大学院の授業料が無料になる可能性も!?TA・RA制度の具体的な内容や注意点を徹底解説。知らないと損する情報が満載!


大学院進学を考えているけれど、「学費が高すぎる…‼️」と悩んでいませんか?国公立大学でも年間50万円以上、私立大学ならその倍以上の授業料がかかります。それに加えて、生活費や研究費も必要となれば、大学院進学のハードルは非常に高いものです。

そんな中、東北大学をはじめとする多くの大学で運用されている「TA(ティーチング・アシスタント)」や「RA(リサーチ・アシスタント)」制度を活用すれば、授業料相当額を支援として受け取れるため、学費を実質無料にすることが可能です。特に博士課程後期の学生にとっては、研究に集中しながら経済的な不安を軽減できる、非常にありがたい制度です。

ただし、「TA・RAに採用されること」が条件であるため、誰でも利用できるわけではありません。本記事では、TA・RA制度の仕組みや申請条件、さらに具体的な注意点について詳しく解説します。条件やメリットをしっかり理解し、自分に合った活用法を見つけましょう!


1. 大学院の学費はどのくらいかかる?

まず、大学院で必要となる学費について整理しておきます。学費以外の費用も見落とせないポイントです。

国公立大学の場合

国公立大学の大学院では、授業料が年間約53万円、入学金が28万円ほど必要です。これに加えて、教材費や実験費がかかることもあります。1年間で80万円前後の費用を見込んでおく必要があります。

私立大学の場合

私立大学ではさらに学費が高く、年間授業料が100万円を超える場合も珍しくありません。入学金も50万円程度かかることが多く、学費全体がかなりの負担になる場合があります。

その他の費用

学費以外にも、研究に関連する費用や生活費がかかります。学会への参加費や論文執筆費用、さらに一人暮らしの家賃や生活費が重なると、年間の総費用は学費の数倍に達することもあります。


2. 東北大学の「TA・RA制度」とは?

TA(ティーチング・アシスタント)やRA(リサーチ・アシスタント)は、大学院生が教育や研究の補助業務を行うことで報酬を得られる制度です。これらを活用することで、授業料相当額を支援として受け取り、学費負担を実質的にゼロにすることが可能です。

東北大学の制度を例に、詳しく見ていきましょう。

🔽東北大学TA制度について


授業料相当額をカバーできる支援内容

東北大学では、TAやRAとして活動することで、年間535,800円(授業料相当額)の支援を受けることができます。半期ごとの支援上限は267,900円となっており、学費負担を大幅に軽減することが可能です。


生活費相当の支援も充実

さらに、東北大学ではTA・RA制度に加え、奨学金や授業料免除制度を併用することで、年間180万円(月額15万円)以上の支援を受けた学生が全体の3割を超える実績があります。これにより、生活費を含めた経済的負担を大きく軽減することが可能です。


注意点:申請前に確認すべき3つのポイント

  1. 指導教員への相談が必要な場合がある
    特にTAを希望する場合は、事前に指導教員と相談して許可を得る必要がある場合があります。応募前に必ず確認しましょう。

  2. 研究科ごとに申請方法や締切が異なる
    TAやRAの申請方法や募集時期、締切日は研究科によって異なります。研究科の公式ウェブサイトや募集要項をチェックし、必要な準備を早めに整えてください。

  3. 教務課が担当する場合が多い
    多くの場合、教務課が申請受付や詳細の問い合わせ窓口となっています。ただし、研究科によって異なる場合もあるため、どこに問い合わせればよいかを事前に確認しておきましょう。


3. 東北大学の博士課程後期における支援実績

平成30年度の東北大学のデータによると、博士課程後期の学生約2,100名(社会人学生及び休学者を除く)のうち、支援を受けた人数の合計は延べ約2,900名に達しました。これは、ほぼすべての博士課程後期の学生が何らかの支援を受けていることを示しています。

また、TA該当者586名、RA該当者530名というデータもあり、多くの学生がこれらの制度を活用していることが分かります。

🔽こちらはさらに詳しく書いていますので、参考にしてくださいね!
「博士課程後期学生の包括的な経済支援に関するリーフレット」

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/studentinfo/studentlife/12/studentlife1201/2019_keizai_shien.pdf


4. TA・RA制度を活用するために

TA・RA制度を利用するには、以下のステップを押さえておきましょう。

  1. 情報収集を行う
    各研究科のウェブサイトや担当部署で、募集時期や申請条件を確認してください。

  2. 必要な書類を準備する
    成績証明書や研究計画書、指導教員の推薦状が必要になる場合があります。

  3. 早めに申請する
    募集人数や予算が限られているため、締切を守り、早めの準備を心がけましょう。


5. まとめ|TA・RA制度で学費を0円にしよう!

大学院の学費負担は確かに大きいですが、東北大学のようなTA・RA制度を活用すれば、授業料を実質無料にすることが可能です。さらに、奨学金や授業料免除制度を組み合わせれば、生活費も補える可能性があります。

ただし、TAやRAに採用されることが条件であり、研究科ごとの手続きや指導教員との相談が必要な場合があります。条件を満たすための準備を怠らず、制度をフル活用して学費の不安を解消し、研究に専念できる環境を整えましょう!



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