骨盤底筋トレーニング
尿漏れ や 子宮脱など 女性の体は、
デリケートに出来ています。
予防 と 改善 を目的としたプログラムです。
2021年5月 花王(株)が、40代~70代の女性
1,370人を対象に調べた結果
約2人に1人は、
尿もれを経験しているという現状。
その一方で、最大の対策と言える
骨盤底筋トレーニングを行っているのは
約1割にも満たないとのこと。
💡そもそも「骨盤底筋」って、どこ?
多くの動物は4足歩行のために、
内臓は、
地面に対して平行に保たれてていますが、
人だけが、直立二足歩行のため
内臓を骨盤で受け止める必要が出来ました。
その為、ハンモック状に
膀胱、直腸、子宮といった臓器を
サポートしているのが、骨盤底筋群なのです。
骨盤低筋群は、尿道、肛門の周囲にあり、
排泄をサポートする筋肉でもあるため、
骨盤底筋がゆるむと
子宮などの臓器が下がりやすく成ったり、
尿漏れなどの原因ともなります。
💡起始・停止
骨盤底筋群は、
恥骨、尾骨、坐骨 で構成される
骨盤の底の穴(骨盤腔)を塞ぐように
存在する複数の筋肉群の総称のことです。
骨盤底筋群は『骨盤隔膜』と
『尿生殖隔膜』の二つの筋群に分類され、
『骨盤隔膜』は肛門挙筋と尾骨筋から、
肛門を囲むように位置し、
骨盤腔の全体をふさいでいます。
『尿生殖隔膜』は主に
深会陰横筋 と 浅会陰横筋 から成り立ち、
生殖器を囲うように
骨盤腔の前方をふさいでいます。
💡トレーニング
筋トレで最も重要なのは、
目的の筋肉をイメージする事。
筋肉は、軽い負荷であっても
鍛えたい筋肉をイメージすることで効果が
得やすいことが証明されています。
💡骨盤底筋を動かすコツは、呼吸にあり
「骨盤底筋を鍛える」と言うと、
フィットネスビルダーのように
ガンガン動かして鍛えそうなイメージですが、
違います💦
骨盤低筋は、横隔膜と関わりがふかく
息を吐いた時、横隔膜が上がるのを利用して
骨盤底筋も引き上げるようイメージし、
また、息を吸うときに ゆっくりと脱力し
リラックスする。
ヨガのように
呼吸に合わせて骨盤底筋を動かすことが
ポイントです。
腹部が極端に膨らんだり、へこむのはNG。
💡まずは座ったままでトレーニング
【意識づけ編】
ながく座っていると、お尻の痛くなる所。
両手でお尻の下に手を入れて触れる骨が
坐骨です。
坐骨と会陰のあたりに
フェイスタオルを置いてもらえると
骨盤底筋が意識しやすいと思います。
呼吸は、胸を意識して、
決して下腹部に 力 を入れたりしないよう注意
息を吐くのと同期して、
骨盤底筋を身体の中へ巻き上げるイメージ
これを 10回1セットとして、
続けてみて下さい。
目標は、個々それぞれですが、
10回 × 10セットできれば万全です。
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