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2024年よく読まれたnoteと推したい記事【パーソナル編集者と1年間完走しました】

ライター・編集者の友人と共に、書く+αのスキルを学ぶスクール「Marble(マーブル)」を開校し、講師を務める中で、2024年の目標のひとつとして掲げたのが自分自身の「書く力のアップデート」でした。

そこで、編集とコピーライティングの2つの講座に加えて、個人の発信をサポートしてくれるサービス「パーソナル編集者」に申し込み、1年間noteを書き続けました。

✍️パーソナル編集者とは
SNSでの情報発信に、パーソナルジムのように個別の担当者がつき、その執筆や運用をサポートするサービスです。

パーソナル編集者公式サイト

体験談や仕事のノウハウは書けるのに、自分の感情をさらけ出すエッセイには苦手意識があった私。オンラインの自分とリアルな自分のギャップをなるべく無くしたいと思い、素の自分が伝わる記事を書こうと試行錯誤しました。

その記録として、今年公開した26本の記事の中で、「特に読まれた記事」と、1年間伴走してくださったパーソナル編集者のみずのさんと私の「推し記事」をまとめてご紹介します。


2024年よく読まれた記事

🥇『自分の取り扱い説明書』を書いてみたら、人生というゲームの主人公気分になれた

2024年で最も読まれた記事は、「パーソナル編集者」をはじめて最初に書いた『自分の取り扱い説明書』でした。

・自己評価と他者評価で一番ずれているものは何か
→サバサバ具合。正確に言うと、無頓着なことと執着することのギャップが激しい
どうしても克服できない弱点は何か
→地図を理解すること、説明書を読むこと、事務手続き

などなど、24個の質問に答えています!

みずのさんから教えてもらった”自分のトリセツ”は、読んだ人もマネできることが素敵だなと思います。皆さんもぜひ。

🥈人生を加速させる、会いたい人に会うためのシンプルな方法

個人的な体験談をベースに、憧れの人に会うために心がけている7つのことをご紹介しています。

出会いと別れの季節と言われる春に、私自身も今年はどんな出会いがあるかなと思って書いた記事です。大人数で集う機会の多い、年末年始にもぜひ読んでいただければ嬉しいです。

🥉広報が身につけてよかった10個の編集者視点

冒頭に書いた、書く力のアップデートのために通った「編集の学校」での学びをまとめた記事も多くの方に読んでいただけました。

人気漫画『ドラゴン桜』や『宇宙兄弟』の担当編集者として知られる株式会社コルク代表の佐渡島さんから飛び出した名言を自分なりの広報視点も交えてお伝えしています。

パーソナル編集者が選ぶ、推し記事3選

🏅誰かを想って引っ越しをするのはもうやめた。新天地で始める私の物語

学生時代以来、自分の恋愛観はあまり語ってこなかったのですが、「引っ越し」という行為の中に見え隠れする恋愛観も含めて、素の自分をさらけ出すことができた記事です。

引っ越したからと言って、過去に起こったことも、自分自身もリセットすることはできないことを痛感する。楽しかった記憶も、悲しかった記憶も抱えたまま、新しい場所に行くのだ。

福岡に引っ越して約2ヶ月。まだ過去に後ろ髪を引かれながらも、新しい場所で新しい物語をスタートさせるという意志も感じます。

📩みずのさんコメント
みずのさんコメント2020年代は、パブリックイメージと、実際のすがたとの気圧差みたいなものは少ないほうがいいのだと思う。そして、あいさんは、SNSでプライベートの自己開示をする印象がそこまでなかった。

そんな中、ストレートにいろいろさらけだした良いnote。“恋愛と引っ越しって本当に難しいですね“という、ずっしりとした太字もすばらしい。あと、なにげにタイトルが攻めている。

🏅のちに広報の仕事で起業することになる「広報になりたくなかった」新卒の話

広報のキャリアを積み重ねていく中で、単なる経歴の発信だけでは、今に至るまでの葛藤や挫折経験を伝えきれないと、モヤモヤした気持ちを抱いていました。

ところが、「ポジティブな発信をしなきゃ…!」という思いが強く、失敗談や自分の弱み、悔しい感情を吐き出すことには抵抗があり、思うように筆が進みませんでした。

そんな時にみずのさんに「この記事を読んで救われる人がいると思う」という声をかけていただき諦めずに書き上げることができました。

めちゃくちゃ褒めてくれます

「どんな風に悔しかった?」「本当はどうしたかった?」などその時の感情を深掘りするみずのさんの質問によって、当時のリアルな感情を描写することができたと感じています。

📩みずのさんコメント
弱い部分をいかにSNSで表現できるかは、とても大切だと思っている。とはいえ、毎日の仕事があるのに、失敗談を書き連ねるわけにもいかない。その点、このnoteでは新卒時代を扱っているのがとてもよい。

とくに、“悔しさ“の感情を丁寧に描けている。ふだんはメンタル安定していて、バランサーのイメージが強いあいさんが、笑顔をキープできず崩してるシーンがみどころ。

🏅爽やかに無視しないと、やりたいことは実現できない

いざ文章を書こうとすると、大見出し3つ、文字数3000文字以上など、たとえそれがプライベートな発信であっても、“しっかりした記事”を目指してしまう癖があります。

もっと肩肘を張らず、自分のメッセージをシンプルに伝えられたらいいのに…と考えて、思い切ってストレートに振り切った記事です。

書き終えて、とてもスッキリした気持ちになったことを覚えています。自分らしさが文章で表現できたお気に入りのひとつです。

📩みずのさんコメント
これまでに書かれた中でも、とくに“怒り“の感情をきちんと描けている記事。あいさんの、タフな“芯”の部分がどう作られていったかの解説書のようなnoteになっている。

タイトルにもある、「爽やかに無視する」という言葉に、働く人としての信念が感じられる。彼女のしなやかさは、こういう抜き差しならない光景1つ1つを積み上げて生まれたのだと思うと感慨深い。

“感情を外に出す”ことに向き合った1年間

学生時代は荒削りな気持ちや考えを文章に載せて自由に発信することができたのに、広報の仕事に就き、書くことを生業にしてから、自分の感情を外に出すことがめっきり減ってしまいました。

仕事やSNSでのイメージに合わせた自分を記事でも演じてしまう…。そんな感覚がありました。

でも、「パーソナル編集者」という自分専任の編集者の存在を得たことで、表層の言葉の奥にある気持ちに気が付くことができました。

これまで見過ごされてきた出来事や感情にあらためてスポットライトを当て、言葉を紡ぐことは、時に頭を抱えてしまうような難しさもありましたが、その行為を経て、モヤがかかった気持ちを晴らすことができたように思います。

1年間共に歩んでくださったパーソナル編集者のみずのさん、ありがとうございました!

そして、私のnoteを読んでくださった皆さん、ありがとうございました!来年もマイペースに更新できたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします🐈

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あい|ふたり広報
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