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アニメ「悪役令嬢転生おじさん」4、5話ゆっくり視聴

2025年冬アニメで、毎回欠かさず見ているのは「悪役令嬢転生おじさん」と、「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」(沖ツラ)である。

悪役令嬢転生おじさんは最初何となく見ていたが、4話を見てどうしても語らずにはいられなくなってしまった。という訳で、中途半端だが4話から感想スタート。

04「おじさん、ビーストを召喚する」

サイコロをふる憲三郎

ガーネット先生から魔法の属性を聞いて、テーブルトークRPGのサイコロを思い出す憲三郎。いやいや、どんなけ古参オタクなの?52歳ってそんなんだっけ?アラフィフだが分からん…。

神の見えざる手

そしてグレイス=憲三郎のビーストの儀式へ。

憲三郎「悪役令嬢である私のビーストにどんなものが生まれてきても、誰も気にしないんだから。気楽なものだ」

盛大な前振りの後、周りがめっちゃ気にする中で出てきたのは、謎のグレイスと憲三郎人形(!?)。目が点になるグレイス=憲三郎。いやいや、なんでやねん!

そこから突如の「神の見えざる手」の登場→融合でエンシェントドラゴンの誕生。…ちょっとついていけない。

アンナ「さすがグレイス様、という事では」
ヴィルジール王子「流石で済ませるのは、さすがに無理だろう」

全部これで片付けるアンナ素敵。しかも好感度アップしてるし。ヴィルジール王子の冷静なツッコミも光る。

血統書つきのオタク

現実世界に戻り、憲三郎の娘・日菜子の無駄にヒーローっぽい自己紹介へ。メガネを光らせ、自ら「血統書つきのオタク」と名乗るところが最高。乙女ゲーで縛りプレイしてるし、一体何周目だよ!

ゲーム転生をあっさり受け入れ

日菜子「いや、私だっておかしなことを言ってるって分かってる。(中略)お父さんの意識はこのゲームの中に入ってるんだよ。
美津子(憲三郎の妻)「なるほど、分かったわ」
日菜子「はやっ」

この流れるような展開は最高。しかし個人的に一番ショックを受けたのは、イキイキと語り出した次の美津子のセリフ。

「私の世代はね、中学生の時に果てしない物語を読んで以来、数えきれない異世界ものを見てきたのよ。母のオタク経験値をなめなさんな。王家の紋ピーも、魔神英雄伝ワタピーも…」

正直、半分以上分かって嬉しいやら悲しいやら。自覚はなかったが、自分は立派な古のオタクだったのか…。

しかし、ふしぎ遊戯とか懐かしすぎる。ウォーアイニーだっけ、妙にアニメにハマった気がするな。というかあれは(今でいうところの)異世界転生だったのか。確かに本に吸い込まれていたな…。一瞬でそんな思いがよぎった。

その後長く語りすぎて、美津子が日菜子にたしなめられるのまで、オタクあるあるのセットだな。結局、めっちゃ冷静に父のゲーム転生を受け入れる母娘二人。

憲三郎「後には引けん!」
日菜子&美津子「お父さんだ〜!」
日菜子「もう何なんだろう、このはしゃいでいる身内を見る恥ずかしさ」

いやいや、本当にオタク冷静だな!

徹夜ゲームはいつものこと

とりあえずゲームを進める日菜子。「徹夜ゲームはいつものことだから問題なし」って強いな。

…しかしよく考えたら、自分も大学時代にプレステのダビスタをよく徹夜でやっていたような…。確かに当時なら、いつものことだから問題なしだ(アラフィフの今は体力的に無理だが)。

そしてビーストの合成に文字通り手を貸す日菜子。うん、確かに手を貸したね…。

05「おじさん、二刀流でいく」

無駄に好感度アップ

ビースト・オリオンの魔法を披露する憲三郎。心当たりを聞かれて「以前と現在の二つの心が、このようなビーストを生み出したのかも」と正直に答えたら、なぜか学園長まで好印象。なんでやねん!

アンナ「なるほど。流石グレイス様」

アンナ絶対分かってないだろ!しかもその後、めっちゃ目をキラキラさせたアンナを見て、「えっ、えーっ」とドン引きする憲三郎が笑える。

ビーストの名前

ビーストの名前を日菜子がつけることになり、子供の頃に憲三郎と見たアニメを思い出す日菜子。

日菜子「お父さんなら、この名前をつけたのが私だってことに気づいてくれるかも」
憲三郎「恐竜型のビーストにその名前ということは…このゲームの製作陣も、あのアニメが好きだつたのかな?まあ、そうでなくても、よくある名前だしな!」

前フリ前フリ!よくある名前てw

無駄に壮大

ゲームの選択肢を自分で進めないといけないことに気づき、弱気になる日菜子。「日菜子は誰の子?」と聞かれ、無駄にメガネを光らせてアツい日菜子が笑える。ちょ、何出してるの!?しかも美津子サポートしてるし。ドラゴンボールの悟空と悟飯かな?

鼻血を出すオタク

グレイスとアンナが図書館にやってくるのを見て、興奮のあまり鼻血を出して倒れる一般生徒。「負けヒロインが多すぎる!」の馬剃さんかよ!

宮仕えの辛さ

ヴィルジール王子の侍従・ピエールに、息抜きの大切さを伝えるグレイス=憲三郎。

回顧の場面が地方出張でガチャガチャ、外回り中のゲーセンでスト2、有休でドラクエ購入に並ぶ(しかもオタクのチェックシャツ)と、いかにも90年代あるあるなのが、ある意味すごい。カードダスとか登場させて欲しかった。

ピエール「な、何という寛容さ」
アンナ「さすがグレイス様。何だかすごい説得力を感じます」

好感度上げすぎw

まだまだ上がる好感度

悪役令嬢っぽくしようと、自分のために魔法を修練すべきと厳しく?指摘するグレイス。でもいつも通り、アンナもヴィルジール王子も、ピエールまで好感度アップ。無駄に壮大な音楽もいいな。

憲三郎「あ、あれ〜っ?!何でこ〜っなるのっ!」

久々に聞いたよ!

とりあえず、自分が立派な古のオタクだったと気付かされた「悪役令嬢転生おじさん」だった。確かに、沖ツラや、オタクが主人公の漫画「2.5次元の誘惑」でも、古い元ネタはほぼ分かるし、とき◯モ(自粛)やるためにPCエンジン買って館林さん(隠しキャラ)まで全部クリアしたし、ジョジョやダイの大冒険、うしおとトラは全巻持っていたし…。

確かに立派なオタクだわ…orz

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