石垣綾音@こみゅとば

まちづくりファシリテーター。屋号は「こみゅとば」 「人と土地をつなぐ、コミュニティをエンパワメントする」をモットーに、県内各分野の個人や団体とコミュニティと場づくりに関する活動を行ない、多分野において市民のパブリックマインドの醸成をはじめとするエンパワメントに取組む。

石垣綾音@こみゅとば

まちづくりファシリテーター。屋号は「こみゅとば」 「人と土地をつなぐ、コミュニティをエンパワメントする」をモットーに、県内各分野の個人や団体とコミュニティと場づくりに関する活動を行ない、多分野において市民のパブリックマインドの醸成をはじめとするエンパワメントに取組む。

マガジン

  • 旅が恋しい000

    私のこれまでの旅と、まちと、人のものがたり。

  • 《 移動とまちづくり ラジオ 》

    多拠点、モバイルハウス、リモートワーク…「移動」するのが当たり前なこの時代、移動するライフスタイルをどう私たちは捉えるか?そのライフスタイルの変化に、「まち」はいかに対応するのか?まちづくりファシリテーターと、キャンプバカ、さんぽバカが試行錯誤するシリーズです📻✨

  • ハワイの民泊と地域経済へのインパクト

    民泊が増えると、地域の住宅事情はどうなるのか?ハワイの住宅問題/家賃高騰問題に関して取組む団体、Hawaii Apple Seedによる、バケーションレンタルの家賃及び地域経済に関するレポート(2018年3月22日公開)を紹介する。

  • 英語を学ぶな!英語で学べ!

    英語を勉強したいんじゃない!英語で勉強したいんだ!という一心で学習を続け、ついにはアメリカの大学で修士号を取った私の、高校生向け英語学習アドバイスです。文法ではなく、英語の感覚をダウンロードするためのテキスト、YouTubeの活用法とおすすめチャンネルなど。

  • 沖縄のバス乗りこなす

最近の記事

彼女の靴で街を歩くー交通×ジェンダー

COMO×GOMO「こもごもサロン vol.7 ~ジェンダー×交通~:彼女の靴で街を歩くージェンダー化された移動と交通」2024年5月12日開催 ゲストとして参加しました。 学生、研究者、コンサル関係、行政、日本語教師、IT企業、まちのおまわりさんまで…北海道から県内各地、様々な人にご参加いただき、小さい会場が満杯、立ち見も出るくらいいっぱいでオンライン参加の方も有意義な発言や補足を沢山していただいたりと、非常に貴重な会でした🥺 そもそも移動傾向にあるジェンダー差私からは

    • 【翻訳記事】健康のためのまちづくりを始めるには、まず歩道から(To Build a Healthier City, Begin at the Sidewalk)

      ※この記事は、Bloombergの記事の内容を個人的に和訳したものです。ご指摘などございましたら、コメントお願いいたします。 元記事にはデータのグラフや画像もありますので、ぜひご覧ください。 オクラホマ市は、成人の肥満率が全米で最も高い都市のひとつです。2008年、当時の市長ミック・コーネットは、市全体で合わせて100万ポンド(約45万kg)のダイエットに挑みました。 このキャンペーンは、単なるスローガンにとどまりません。2013年のTEDで市長が語ったように、「ラッシュ

      • 2022年に読んだ本(読んだ順)

        リンクはすべてアフィリエイトではありません。できるだけ出版社の紹介ページを貼るようにしています。 できるだけ軽い感想をつけています。後半のほうが記憶が新しいのでコメント多めです。 1.神様の友達の友達の友達はぼく(最果タヒ)2.わかりやすさの罪(武田砂鉄)3.情報参謀(小口日出彦)https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22022 野党時代の自民党メディア戦略(SNS含む)の話。なるほど自民党がニコニコ好きなわ

        • 2022年を数える 【シンポジウム・イベント編】

          毎年、その年の振り返りは、その年を象徴するような何かを数えてみることにしています。今年はなんと言っても、シンポジウムなどのイベントへお招きいただくことが大変多い年でした。 長らく関わっていたコザでの仕事を年度末でさよならすることにし、「今年は暇になるはず!」と豪語していたのですが、思いがけず今までで一番忙しい年になったのではと思います。 特に「沖縄復帰50年」という看板がついたイベントが多く、多岐にわたるテーマで様々な方とご一緒させていただきました。それぞれの機会で、普段

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        • 旅が恋しい000
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        • ハワイまちづくり旅行記2019🌴
          1本

        記事

          つながる沖縄近現代史 書評

          ※これは、2022年1月15日の沖縄タイムス 読書17面に掲載された書評に、加筆したものです。 ーーーーーーーーーー  私は日本史がさっぱり分からなかった人間である。幕府と朝廷の違いもわからず、ひたすら年号を暗記するだけで逃げてきた。キーワードは覚えていたけれど、それが実際どういうことで、何が起こっていたのか、1ミリも理解なんてしていなかった。それが、2017年には大河ドラマにハマりまくり、ゆかりの地をめぐり一週間の旅に出るまでになった。  私にとってのコペルニクス的展

          つながる沖縄近現代史 書評

          「地域」とコミュニティについて取材から考えたこと

          今朝の琉球新報に、新報社が5年に1度行っている「県民意識調査」の特集記事に、私のコメントも掲載いただいている。琉大の喜納育江さんと並んでいるのは非常に恐縮である。。 ざっくり言うと、隣近所との付き合いは挨拶を交わす程度になり、地域の行事や祭りなどへの参加率は低下し、模合への参加者も少なくなってきている。新報社の想定する「沖縄の伝統的な地域付き合い」が「希薄になっている」との結果である。 取材では、私も両親も模合に参加はしていないこと、その誘いや提案もこれまでなく、必要性も

          「地域」とコミュニティについて取材から考えたこと

          「読んだ」2021年まとめ

          「読んだ」ツイート昨年くらいから、読んだ本をできるだけ感想とともにツイートするようにしています。ルールは2つ。 ①「読んだ」+著者名+書名 で始まること ②読んだ本の実物を写真に撮って添付すること 読書全記録(ブクログ)もちろんツイートにしていない本もたくさんあります。今年はなんだかんだ本が読めないほど忙しく、例年より読書量は少ない方です。 ブクログという読んだ本、読みたい本、読んでる途中の本などを整理できるサービスがあり、これを利用して自分の読書状況を記録・管理してい

          「読んだ」2021年まとめ

          J-Popの活路はインドネシアにあると勝手に思ってる話

          まずはこちらを御覧ください。 おわかりだろうか。かわいいだろう? そして、めちゃめちゃJ-Popだ。 マッキー感とか平井堅感とか星野源感がある。 ちょっと惜しい日本語も、とってもかわいい。(「がっかりさせて、ごめんなさいね」…かわいい。) これは、インドネシアのバンドLalahutaによる楽曲である。 すっかりK-Pop一色になってしまったこの時代に、このJ-Pop調の楽曲を、しかも日本語で、しかも2020年に発表しているのである。 さて、これから私が今朝思いをめぐら

          J-Popの活路はインドネシアにあると勝手に思ってる話

          2017年 漱石を追って、東京。うなぎ。

          ↓私の記事朗読が再生できます。約5分50秒。 コロナで多くの老舗が営業継続を諦めたというニュースを聞く。 私はその街に、その通りに、足を運んだことはもちろんないかもしれないが、それでもその地域に住む人々の落胆とノスタルジーに思いをはせる。 ひとつ、老舗がなくなるということは、その通りの景色が変わり、その景色が運んでいた歴史がなくなり、その歴史を伝えていた味が、経験が、思い出を繰り返す術が、なくなるということである。 ー 2017年12月、私は早稲田にいた。 ちょうど

          2017年 漱石を追って、東京。うなぎ。

          TENET考察のまとめまとめ。

          TENET、4回観ましたが、まだまだ腑に落ちないところが多い。 この映画は作中で多くが語られないことから、察しなければいけない部分が多いために、何回も観る羽目になってしまうやつです。 1回観ただけで全部理解できる人はほとんどいないはずです。 ということで、1回目を観終わって、頭の中に「?」がたくさん浮かんでいる方、何度も観ているが、観る度に疑問が増えていく方(私だ!)のために、各所の解説・考察のまとめをわかりやすかったポイント毎に紹介します。 もちろん、以下は全部ネタバ

          TENET考察のまとめまとめ。

          2016年、大阪。

          2016年。私の人生がちょっと変わった。 大阪で泊まったAirbnbで、私はその家主から、チェックアウト際に長袖のワッフルTシャツをもらった。 「説明に書いてあったとおりです」 と、言われたけれど、私は正直言って立地と価格で選んだところだったから、その説明を読んでいなくて面食らった。 丁寧に包まれた白い紙には、のし みたいな赤いリボンがかわいく印刷されていた。 その家はアーケードのある商店街の途中の隙間みたいな細い路地に横に入ったそこにあった。 客の私にあてがわれた

          旅が恋しい#000

          あたりまえだが、海を超えずに沖縄島の外に出ることは不可能だ。島の外はどこでも海外、というのは言い古された表現だけど、海を超えた先はどこでも異世界と異文化の存在する場所であることはほんとうだ*1。 年の瀬には、年に何回飛行機に乗ったか数えるくらい、どこかに行くことが好きだった。だけど、この状況下では、行った先でも満喫できないだろうなと思って、気軽に移動はできない。飛行機に乗ることはだいぶ気軽になったとはいえ、車を走らせていれば、あるいは電車内でうたたねをしていればどこかにつく

          18歳になったら、車の免許を取るのと、大学進学するの、どちらが普通(マジョリティ)だと思いますか?

          「18歳になったら、車の免許を取るのと、大学進学するの、どちらが普通(マジョリティ)だと思いますか?」 この質問でその人の「ふつう」感覚がわかるのでは?と思ったのは、 官僚になる内定をもらっている、東大卒+慶応卒の年下の子たち8名程に囲まれて沖縄料理を一緒に食べていた時だった。 彼らにとって、「東大」はそこに普通に存在する、数ある選択肢の1つでしかなかった。 「なんで東大行こうと思わなかったんですか?」あっけらかんとそう聞かれた。 わざわざ何でそんなとこ行く理由がないから

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          沖縄上陸!泊まれるバスに乗ってラジオ録ってきた🚌✨【移動とまちづくりラジオ#2 BTS】

          「バス🚍」に泊まれる体験ができるベンチャー「BUSHOUSE」が、沖縄で実証実験中!ということで、早速乗せてもらいました! そこで【移動とまちづくりラジオ 第2回】を収録したのですが、私たちの説明だけでは、どうしても中の様子は伝わらない…! 👇BUSHOUSEって何?って話が聞けるぞ👇 ということで、こちらで写真をどうぞ✨ ブルーとピンクでリゾートをイメージしたという車内。ベルベット感が演出する高級感。 おしゃれなライト。いい雰囲気を演出してくれます◎ そしてリビ

          沖縄上陸!泊まれるバスに乗ってラジオ録ってきた🚌✨【移動とまちづくりラジオ#2 BTS】

          移動とまちづくりラジオ Vol.2 - 泊まれるバス🚌BUSHOUSEが沖縄にやってきた!

          \泊まれるバスが沖縄にやってきた!/ 「バス🚍」に泊まれる体験ができるベンチャー「BUSHOUSE」が、沖縄で実証実験中!BUSHOUSEとは一体何なの?どんなものなの?何がしたいの? BUSHOUSE運営のお二人を迎えて、お話をお聞きしました! 🌿🚌 青い海と樹木に包まれた BUSHOUSE🚌🌿 BUSHOUSEは3月1日より沖縄に上陸しました。 今回の設置場所では、沖縄の美しく豊かな海、深い森の恵みを感じることができます。自然をそのまま切り取った世界のなかで、非日常的な滞在体験をご提供致します。波の音に耳を傾け、満点の星空に包まれながら、安らぎのひと時をお過ごしください。 BUSHOUSEとは、「キャンピングカーよりも大きい動く家」として、新しい住居・宿泊の形を提案するプロジェクトです。 今回は沖縄にて、2020年3月1日(日)〜31日(火) の期間中、内閣官房が主導する「新技術等実証制度(レギュラトリー・サンドボックス)」の実証として、BUSHOUSEのサービスをご提供します。 👇👇ご予約はこちら!👇👇 https://okinawa-bushouse.peatix.com/

          移動とまちづくりラジオ Vol.2 - 泊まれるバス🚌BUSHOUSEが沖縄にやってきた!

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          移動とまちづくりラジオ Vol.1 - 第1回「動くわたし、動かないわたし」のふりかえり

          「移動とまちづくりラジオ」第1回は、当シリーズのきっかけとなったイベント、「動くわたし、動かないわたしー移動とまちづくりー」の振り返りです。 1.そもそもなんで「移動とまちづくり」なのか? 2.イベント開催の経緯 3.議論の内容 4.ディスカッションの内容 などをサクっと、思い出せる限りでお話します! 改めて思い起こすと、今にもつながる重要な問題提起が行われていた第1回… 小さな「家」を背負って歩いた美大生のお話から、私達の想像力はどう広がっていったのか? 「移動とまちづくり」のルーツのお話、ぜひお聞きください! 参考リンク ▶Okinawa Dialogによるプレゼン・ディスカッションパート書き起こし http://okinawadialog.com/643-2/

          移動とまちづくりラジオ Vol.1 - 第1回「動くわたし、動かないわたし」のふりかえり

          移動とまちづくりラジオ Vol.1 - 第1回「動くわたし、動かないわたし」のふりかえり