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親愛なるブルース


4月7日、早朝に市内の総合病院に運ばれる。その時には、全身70%に至る大やけど10時間後の午後3時5分に亡くなった。

47歳でした。

人というのは突然に何かが起こり、そして果敢無く、人生を閉じるものだ。人生の主役は自分だとも言うが、その人生を閉じる瞬間は突然に訪れるのだ。

そうは言っても、実感はなかなか沸かない。

時間が過ぎる毎に、その人がもう存在しないことの事実と直面するのだ。それが、如何に辛いことか、そして時間と共に癒されていくものだとも感じる。

人の命はこの地球よりも重い。改めてそう感じる。

47年間に亘るブルースの半世紀をここに記すと共に、兄ブルースの人生を振り返る。

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