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デザイナーなら現場に行くべき!UIUX設計で大切にしていること

はじめまして!
宿泊施設向けスマートオペレーションサービス『aiPass(アイパス)』を運営するクイッキン株式会社の、チキン大好きデザイナー櫻井あずみです。ここ最近は毎週大好きなケンタッキーを食べながら元気に仕事しています(笑)

今回はaiPassのUIUX設計を紹介しつつ、大切にしていることについてお話しようと思います。

始めに

私は実は1年前まで、広告畑出身のマーケに近いデザイナーでした(笑)
数値と戦いながらデザイン改善を行っていたあの頃から、大きく変わったことがあります。
それは、お客様と対面できること。
広告だとユーザーインタビューはできても、実際自分のデザインを見た人がどうなったのか、数値でしか追うことができませんでした。
お客様の声を聞き、体験し、一緒により良いものを作りたい。
そんな思いを持ってデザインしているaiPassの設計フローをご紹介します。

aiPassの設計フロー

1.  試泊して、課題発見
実際にお客様の宿泊施設に泊まらせていただき、自分自身が旅行者の立場に立って本当に必要な課題とは何か発見していく
2. 解決方法アイデアだし、要件定義
チームで意見を出し合いながらアイデアを広げ、要件定義していく
3. UI設計、プロトタイプ作成
全体の流れがわかるワイヤーフレームを作る
4. 社内でユーザーテスト
2人1組になって宿泊施設スタッフと旅行者の役になりきってサービスを使ってみて、改善していく(スムーズな接客できるまで2.3回繰り返す)
5. 現場でユーザーテスト
実際にお客様の元へ行き、スタッフとしてサービスを触ってもらう
6. 開発・リリース

まずは現場でお客様の視点に立ってみる

実際に旅行者の視点に立って施設に宿泊しにいきます。
そうすることで、旅行者から何が求められているのか考えやすくなると同時に、オペレーションのリアルな状況を把握できます。

旅行者の理想の体験との差分を可視化して行くことで、何が施設にとって必要なのか洗い出して行きます。

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デザイナーもお客様の課題発見から一緒に考えていくことで、解決策をより具体的にイメージしやすくなり、スピード感を持ってデザインすることができます。議論の中で思い浮かんだアイデアはその場で手書きしたり、XDにラフを起こすことで早期からチーム内の認識合わせができ、より深い議論につながりました。

UI設計は圧倒的なスピードで!

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課題を明確にした後、要件定義を行い実際にUIに落としていきます。
ここで私が最も大切にしていることは、目的と情報の優先度、そしてスピードです。

0→1のフェーズとして、開発に時間をかけずに最大の価値が発揮できるミニマムなデザインを設計していく必要があります。

その中で生きてくるのはビジネス要件とお客様の本質的な課題を理解しているかどうかです。課題発見からチームと一緒に議論できたことで、認識ずれの無駄な時間をかけずにデザインに落とすことが可能になりました。

とにかくユーザーテストを繰り返す

チームで納得したUIになっても、本当に最適なアプローチなのか、リリース前にユーザーテストを必ず行うようにしています。

特にデザイナーは、サービスのことを理解しすぎていることから、全く知らない人が使った時の体験を無意識のうちに考えづらくなっています。自分は常にユーザーではないことを意識して、自分以外の人が使えるものをデザインすることを心がけています。

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ユーザーテストでは、旅行者役とホテル役に分かれ、より現場に近い形で行うことで自分では気づかなかった課題を発見できます。実際にお客様に触ってもらう時はお客様の感情などにも着目しながら、行うようにしています。

終わりに

aiPassのUIUX設計フローについてご紹介させていただきました。
今月から本リリースとなるので、実際に導入してからもお客様との接点を大切にしながらデザインしていこうと思います。今後のaiPassの成長を見守ってもらえると幸いです。

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Writer
櫻井あずみ

aiPass|スマートオペレーション
https://aipass.jp/

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