家事の時短なんて勿体ない。食後にみんなの食器を洗うのが、私のしあわせ。
「毎日、ごはんをちゃんと作る秘訣はなんですか」
「お仕事が忙しいのに、ごはんをしっかり作られていて、すごいです」
そんな風に、Instagramのフォロワーさんに言っていただくことが多い。
2018年から、「今日もしあわせ貯金飯」と題してInstagramのストーリーズにリアルお家ごはんを投稿し続けている。
作りながら、食べながらの撮影なので、ぼやけていたり、子どもの手が写り込んでしまうこともあるのだけれど、その赤裸々さが「親近感」として魅力になっているのかもしれないと思っている。
フリーランスとはいえ、助産院勤務の日は9時から17時まで動きっぱなしだし、乳飲み子がいるから夜は3時間毎に起きている。
そんな状況の中、私は毎日、家族6人分の料理を作って、そして食べ終わった食器を片付け続けている。
どうして、できるのか?
それは、「ごはん作りと、その片付けが、私の癒やしだから」
食材を洗うのも、切ったり煮たり焼いたりするのも、とても楽しい。
それを喜んで食べてくれる家族がいる。
そして食べ終わって空っぽになった食器を洗う。
また明日、出番を待っていてくれる食器たち。
ロボットと、人間の違いはなにか。
ロボットは使えば使うほど、エネルギーを消耗して壊れやすくなる。
けれど人間は、使えば使うほど、エネルギーが生まれて成長や発達をする。
(残念ながら、老化もしてしまうけれど)
私にとって、家族のごはん作りと、その片付けは、「消耗すること」ではなく、「エネルギーを生み出すこと」なのだ。
それはとても、しあわせなこと。
なんて考えていたら、同じように感じている方の投稿が目にとまり、とても嬉しい気持ちになった。
最近は上の子達が、食器洗いも片付けも、手伝ってくれることが多くなった。
それもまた、しあわせなことだ。
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助産師hana【子育てを、安心であたためる】
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