教えたくない!破格な値段の生ハムビストロから学んだ直販の強み
美味しいものを食べるためなら、
割とフットワーク軽く予定調整をするタイプの、
石田愛奈です。
先日、美味しい牛刺し丼ランチを食べにいくために、
東銀座に足を運んだのですが、
待ち時間の間にとんでもなく魅力的なお店を見つけたので
そのことについてお話しさせていただきます。
(ランチに行ったお店についても、今度お話しします。)
1袋500円!?破格の安さの切り落とし生ハムに釘付け
始まりはふと目に入った、店頭販売のディスプレイ
散歩をしている時に、なんとなく
お店の雰囲気や並んでいるものが気になることってありませんか?
このお店とはまさにそんな、ひょんな出会いから始まりました。
お店の名前は、Trattoria Kodama。東銀座から徒歩3分程度の場所に所在しています。
雨の中ふらっと前を通った時、大量のパンが店員さん不在の中、
店頭に並んでいることが気になり目をむけてみると
袋に入った大量のパンが300円で売られているではありませんか。
(後に散歩から帰ってくる頃にはパンは売り切れていました。)
写真で見る分には、おしゃれとは言い難い店頭です。
でも、よくよく見ると、目が見開くほどの低価格で、
しかも、そんなに料理に詳しくない人でも、
破格の価格だとわかるほどにお得です。
そんなお得なラインナップの中で、
特に気になったのがこちら。生ハムの切り落としです。
しっかり目に焼き付けていた、
切り落とし生ハム(400g)500円の文字。
コンビニの生ハムが、おおよそ40gが180円程度なので、
400gあたり1800円となると1/3以下の価格です。
それも生ハムのクオリティは、
コンビニ生ハムよりはるかに上質な上で!!
買わないわけがない!!!!!
ちゃっかり、2袋買いました。
直営店だからこそできる価格設定
購入する際に、店員さんになぜ、こんなに安いのかを聞いてみました。答えはとてもシンプルで、直営店だから安く仕入れられるとのことでした。
直営店ということは他の店舗に卸したりしているかもしれないと思って、
kodamaについて調べてみたところ、想像以上に店舗展開されていました。
都内だけでもレストランと、デリカテッセンで計11店舗。しかも、中には意図せず足を運んだことがある店もありました。
ご覧になっていただくとわかる通り、銀座、品川、目黒、恵比寿と主要な駅を抑えています。直営店で利益幅を大きくとることができるので、主要な駅の家賃も賄うことができるのではないかと感じました。
HPを通じて、企業の変革を拝見しました。
HPを見て気がついたのは、2つの効果的なターゲティングの限定が今の結果を見出した可能性があることです。
①競合大手では対応できないニッチなマーケットに行ったこと
②国際的なネットワークを利用し、日本では手に入りにくい商材に特化したこと
中小企業だからこそ入り込める職人とのつながりをつくることと、日本では手に入りにくい商材に絞る。この2つの「絞る」戦略が今の結果を生み出したのではないでしょうか。
私も個人で仕事をしている身なので、このターゲティングの観点は大きな学びでした。
身軽な自分だからこそつながりに行ける人に積極的に繋がり、
自分だけの販路を確立する。
そして、希少性のある価値あるものを世の中の人に届ける。
今後の仕事に活かしていきます。
おまけ
生ハムにはこれ。一工夫で高級感が4割増し。
ちなみに購入した生ハムは、こちら。
この量で500円。改めて実際目で見てみると、その量の多さに驚き。
ちなみに、生ハムには、
ワインビネガー(スプレータイプ)を振りかけると
一瞬にして高級感が増します。
是非、試してみてください。
(こちらで購入できます。)
店舗情報
トラットリア コダマ (Trattoria Kodama):
住所:東京都中央区銀座3-7-13
営業時間:
[月・火・水・木・金・土・日]
11:00~15:30
17:00~22:00 (L.O 21:00)
定休日:臨時休業あり
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13140498/
今日もワクワクな1日を*
*ainitch*
石田愛奈/Aina Ishida