彼女たちが、永久の力となる
こんにちは、愛音です
今回はかなり独特なお話になります。
私は多重人格ではないけれど、かつて心の中に年齢も性格も名前も違う女の子達がいた。その中の一人、るりちゃん。いつもクマのぬいぐるみを抱っこしていて、ニコニコしてるけど泣き虫で他の女の子達をお姉ちゃんと呼んでいた幼い子。
他にお姉さん的存在もいた。名前がゆうり?ことね?どっちだったかな。とにかくその子がもう一人の私だと思っていた。しっかりしてて、みんなに優しくて、冷静に考えてまとめる子で、学校に行ってた時の私みたいだったから。
だけど今はいつもクマのお友達を抱っこしてたるりちゃんこそ、もう一人の私だったなと思ってる。ニコニコして、子供らしくて、なにかあると泣いちゃう子。世の中の辛さ、怖さ、汚さ、矛盾にも上手く対応できない、純粋と素直が取り柄のあの幼い子。
るりちゃんが私だと気づいたとき、何とも言えない感情になった。嬉しいとかびっくりしたとは違う変な感情。純粋すぎるるりちゃんと心が繋がっていたら、社会の現実を受けとめるのはさぞ辛いだろう。いつもお友達のクマを抱っこして、お姉ちゃんたちに笑顔で接していたるりちゃんだもの。
もう一人の私だと知らずとはいえ、勝手に辛い世界に飛び込んだこと、ごめんね。
私がるりちゃんとどこかが通じてたとして、それを真剣に受け止めてくれる人はいなくてもいい(当時のカウンセラーさんは彼女たちを信じて受け止めてくれた)現実逃避、妄想、空想遊び、どれかに思われるだけ。
でも、私の中に彼女たちはいた。だから今まで命を繋いでいると言っていい。
私の中にいた彼女たちは辛いことやきっかけがあったとき交代してくれた
それは私のことを守るかのようだった
だから彼女たちと過ごした時間は辛い記憶ではない
今日まで命を繋ぐため永久の力となっている
また会えるならみんなに会いたい
沢山のありがとうや、交代することなく1人の人格で今を生きてる報告もしたい
るりちゃんには特別抱き着きたいな、
独特な話に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました
*愛音*
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