あなたなら、どうする?
こんにちは、愛音です
おそらく【謝ってお城を作り直すのを手伝う】そう答える方が多いと思います。それはそれで優しくて素敵な答えです。自分が投げたボールで壊したなら謝って手伝いますよね。
ただ少し角度を変えてみましょうか…
お友達は砂のお城が崩れた時何を思い、感じたか。確かにお城は作ってました。でもそれが崩れた後にもう一度、必ず、同じお城を作りたい、そのように思っていたかは【あなた】には実は分かりません。お友達の気持ちはお友達のものですよね。
つまり【あなた】の想像と思いやりが必ずしも【お友達】の望みとは限りません。想像と思いやりが先走りと【お友達】から大切なものを奪いかねない。なにを奪うと思いますか?
それは【思考力】そして【発言力】です
壊れたお城を見た後、考えます。【こうなってしまったら、次はどうしよう?】そしてボールを投げたあなたへ向ける言葉も考えて、それを発言します。
でも自分のせいでお城を壊してしまい、焦ったあなたが全てを先走ることでお友達から【思考力】【発言力】を奪いかねない。
相手のことを思いやるのはあなたのとっても素敵な感情です。それは間違いなく。
でもね、相手を思っての行動が全てがすべて相手も望んでいたものとは限りません。だから一呼吸待つのが大切かなと思っています。相手に考える時間と次の言葉を発する時間を与えることが。
ついつい私もあれこれ先に考えて行動しがちですが、それって本当に周りや相手のため?と考えたんです。その時浮かんだのが最初の問になります。一呼吸置いて、お友達からの言葉を待って、それから謝って行動しても少しも遅くなんてないんですよ。大丈夫です。
先走らない、勝手に相手の気持ちを決めつけない、思考力と発言力を奪わない。
これが大切なことだと思いながら人間関係を考えてみると、今までと少し違った関係の取り方が出来ていくのかも。
*愛音*