世界は1つどころではない

小さいときから外で遊ぶことより図書館で絵本を読み聞かせてもらうのが好きで、成長しても読書好きは変わらずでした。
ただ精神的な病気になって集中することがかなり困難になり、読書から離れていきました。

その私がまた読書に目覚めたのは引っ越しをしてからなので、9年前になります。近くに図書館はないけれどまあまあ広い本屋があります。ある時ふらー、と1人でその本屋に行き小説コーナーに行くと、気になる本と目が合いました

それは綾崎隼さんの「ノーブルチルドレンシリーズ」まずは表紙に惹かれて次にあらすじを目で追うと「現代のロミオとジュリエット」

さぞかしキュンとするような切ない恋愛小説なのだろう、ちょっと気になるし買ってみました。

読んでいくと胸キュンよりも女性主人公に腹が立っていた、、!
我が道を行く私様主人公でこのどこが淡い恋心の少女ジュリエット!?やる気のないクールすぎる男性主人公のどこが情熱的なロミオなわけ!?ですがふと気がつきました

小説の登場人物に本気に腹立っていた、それだけ私が小説にのめり込んでいたことに

こんな気分は何年もなかったです。過去にはご飯そっちのけで本を読んでいましたがあの頃は本棚がほぼ空っぽ状態でした。
綾崎隼さんの小説と出会い読書の面白さ、物語に引き込まれる不思議な感覚、すべて思い出しました。

そのあと私がどうなったか?
片っ端からメディアワークス文庫を買いあさっていました。年齢的にメディアワークス文庫は若すぎかもしれませんが、とにかく気楽に、ほどよく集中でき、私には最適な書籍です。
メディアワークス以外でも他の気になった本を買って読書の世界へと入っていきます。


これから季節は読書の秋がやってきます。
みなさんもお気に入りの本を片手に美味しいお茶でもいかかですか?


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愛音
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