初夢はえぐられた傷
こんにちは、愛音です
今年の初夢は考えさせられるものでした
いつも甲高い声で楽しそうに笑うクラスメイトたち
怖くない教師が何を言ってもまるで気にしない
そのうち年の離れた姉から借りた!と携帯まで持ってきて
とにかくいつも、毎日、自由に、楽しそうにしてました
その間私はボロボロになって、保健室登校になり、20年以上前だったので不登校ではなく【登校拒否】と呼ばれる状態になりました
もう気にしてない、気にしてもしょうがない、
今の人生、これはこれで楽しんでいる
でも…解決なんて少しもしてない
元生徒会副会長の優等生が登校拒否になったこと、どんな風に教師は捉えていたか
クラスメイトには説明をしたのか、それともあえてしなかったのか、
もう今ではどうでもいいけれど、初夢として出てきた
「全部忘れんな!」
「ズルいんだよ!なんであんた達は忘れんだよ!」
この言葉は夢が言わせた幻の言葉じゃない
私の中にある、下の下のずっと下に押し込めてる、本音
謝罪が欲しいんじゃない
夢みたいに平手打ちしたいわけでもない
ただズルいと思う、彼女達にとってアレは楽しく過ごした中学時代のきらきらとした思い出になっていること
私にとっては消えないトラウマなのに、ズルい
20年以上経っても消えないもの、消化できない感情はある
そこから上り詰めて強さになるのかもしれないけど、そんなの当事者じゃないから言えるんだ
傷は傷なんだよ、心無い言葉でえぐられた傷なんだよ?
消えないし、忘れられないし、フラッシュバックまでいかないけど、今でも当時のことは鮮明に思い出せる
過去に執着するのではなく、ここからが大切
それも当事者じゃないから言えること
したくて執着してるんじゃない、離れることが出来ないんだよ
なにかのきっかけでそこに引き戻される
心の傷の深さ、心無い慰めでえぐらた傷たち、
この命が消えるまで忘れるなんてできない
いい子のフリはしなくていいよ
だって悔しいんだから
解決なんて1ミリもしてないんだから
悔しくていいよ、私がその感情を許すから
*愛音*