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明日へ微笑みを

こんにちは、愛音です

10代の私には希望なんてないに等しかったです
学校にも行けない、行こうと思えない
友達はキラキラ輝いている
学生時代を楽しみ友達と話して、自慢の彼氏と遊ぶ、
そんな充実している人生を歩んでいるのに
なぜ私だけ真っ暗で冷たい場所にいるのか

私が間違っていたの?
学校では教師を無視して好き勝手しなきゃいけなかった?
授業を受けたいなんて望むのは間違い?
馬鹿みたいに真面目な生徒でいたのに
この仕打ちは何なんだろう?

「戻して…!時間を戻して…!!今度は間違えないから…!」
毎晩毎晩、そう呟きながら左腕を傷つけていた
間違いを正せばこの真っ暗で冷たい場所から出れて
キラキラの人生が待っていると心から信じていました

ねえ、私が欲しかったのは友達とお喋りする明るい姿?
かっこいい彼氏とデートする時間が本当に欲しいの?
キラキラの人生が何か、10代の私は知りませんでした
10代の時はただただ外れ者になりたくない、
そのために一般的な平穏な人生を歩きたかった
周りと似た人生がキラキラな人生と思っていたんです

キラキラの人生を手にしたのはB型作業所を利用してからです
時間がかかりましたが、確かに手にしたんです
キラキラな人生とは?
それは羨ましいと周りから思われるための人生じゃない
ましてや誰かに自慢するための人生のことじゃない
生きていることを実感できる人生
これこそがずっと求めていたもの

真っ暗で冷たい場所からは出ていました
1日の終わりが怖くない夕方、
明日を楽しみに思う夜、
また明日、そう自分に言って目を閉じて眠る、

人から見たらどこがキラキラか共感されないかもしれない
普通のこと、当然のこと、小さすぎること、
だけど私には尊い幸せな瞬間です
明日がくるのが怖くない、明日の自分へ渡すバトンがある、
明日の自分がわくわくする、

仕事を辞めてもう一度キラキラした人生を手にしました
仕事がないことは不安です
この先どうしようと考えもします
ただ仕事がないより不安なことは、生きてる顔をしてない自分でした
夜になればまた明日が来る、
明日が来るのが怖かった、
抱えている問題に毎日潰されていた、
生きるが何か、分からなくなっていたんです

辞めたことで区切りを付けた
鏡に映るのは以前とは違う顔をした私
この先が明るいのか茨道か、それは分かりません
でも、どんな道でも歩いていきたい
どんな道でも歩けると思う
私は1人じゃない、孤独じゃない、
自分が人生に求めるものも知っている
周りに影響されるのではなくて、自分で選択していこう
胸を張って、堂々と、間違ってもいいよ、間違えも楽しもうよ、

人生にルールはない、でももしもMyルールがあるとすれば
それは明日の自分に微笑みかけること、かな?

*愛音*

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愛音
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