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違うことで【私】を生きることが出来ています

こんにちは、愛音です

小さな頃から感じていた違和感があります
「私はみんなと違うの?変なのかな?」
セーラームーンごっこをしても心から楽しめない自分、
笑ってるけど笑いたいわけじゃない、
早く終わって絵本読みたいな、
だってコレつまんないんだもん、
なんて思ってる幼稚園児の自分

最初は鬼ごっこ入れて、ブランコ貸してが言えなかった
だから一人で絵本を読もうと切り替えた
すると絵本が楽しすぎてみんなと遊ぶより優先された
そして【みんなとの遊び方】を学ぶ機会が減りました
得意だった鉄棒では友達と遊べましたが
興味のないセーラームーンごっこやプリンセスごっこはとても退屈、
かくれんぼは隠れながら「こうしてて、なにが楽しいのかな?」と考える始末

自分の世界、というものを人生初期段階で創り上げてしまったようです

私含めて3人とは遊べる、でもそれ以上だと変な感じがする
これは今も同じで複数と遊ぶと疎外感を感じてしまいます
複数とどうやったら楽しめるのか、幼稚園や小学校で学ぶべきだったか、

母はそんな私を心配して、いろんな友達と仲良くなってほしいと考えて一泊二日くらいのスキー教室に勝手に応募しました

そのスキー教室は一言で言えば地獄でした
興味のない、やったこともないスキーをやらないといけない、
一泊二日も赤の他人と過ごさないといけない、
レクリエーションには興味が全く無い、

そんな私がスキー教室でどうなったかと言うと……
夕方の検温で発熱し夜のレクリエーションには参加せずに寝ていました
心が拒絶状態で、体からも拒絶反応が

他にも習っていた英語劇の一泊二日の練習も気持ちが悪くなり、発熱して途中で帰宅することになりました
この時母がものすごく不機嫌になったのを今も覚えています

ただ私に精神疾患がある、他の子より心が繊細であり敏感、そして自分の世界があることで今を生きていける、などといったことが判明すると母から幼稚園でのスキー教室のことも、英語劇の一泊二日練習のことも謝られました

「知らなかったとはいえ、苦しい思いさせたんだね
お母さんの気持ちを愛音に確かめないで押し付けてごめん」

母は悪くない、母親として当たり前の心配です
その心配と私の心が上手く噛み合わなかっただけなんです
誰も悪者なんていません

周りが楽しいことはみんなが楽しめるか
そうでもないですよね
周りは楽しくても【私】が無理ならそれは無理
学校とか幼稚園ではみんなと一緒に楽しく、を強要しがちです
でもその強要は本当に無理な子にはしんどい、辛い、苦しい
一応頑張るけど心は疲弊しますから、長続きしません

いいじゃない、みんなと違って
自分の世界を創り上げるのも一種の才能
みんなと違うから、その悩みを共有するのも困難だけど
それを覚悟してみんなと違う道を歩くのなら
私は胸を張っていいと思います

*愛音*

2024/07/21
空だって雲だって葉だって
みんなそれぞれ形も色も違う
それでも仲良く生きている

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愛音
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