顔の見えないあなたのためにも

明日、仕事は休みですが講演会に当事者として参加します。最後に人前で原稿を読んだのは２年前になるのかな？
でもこんな世の中なので人前と書きましたが100人が入る客席にいるのは関係者のみで、講演会の様子はなんと撮影してDVDにして配布するようです。

DVDは緊張します…100人と撮影どちらが緊張するか聞かれたら撮影です。だって失敗したらはっきりと残る。けれど失敗しないことは無理なので失敗含めて私の発表ということで。

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発表するのはリカバリーストーリー、14歳の保健室登校から現在ある気持ちを届けてきます。長さは20分ほどありますが、一番伝えたいことがこちら。

ー自分だけの自分らしい生き方を探してみてください。でもその時たった１人で頑張る人生は歩まないで。頼って頼られて、話を聞いてもらって話を聞く。それが誰かと生きることだと覚えていてほしい。
たとえ間違えても、沢山迷っても、頑張って失敗してしまってもいい。心の奥にある希望の光は、そう簡単に消えない。だから私はこうして生き続けています。

そうなんです。間違えてしまっても、色々迷っても、挑戦して成功しなくても希望の光と力は簡単に消えません。20分ある原稿の半分以上は、迷って失敗して、諦めていたことを書いていますが、私は生きています。夢であり目標だったピアサポーターにもなれている。
ここまで1人できたわけではありません。沢山の人がいたら、今があります。1人だとやりたいこともおそらくできない。頼って頼られて、相談して受け応えるとか。そうしていたらここまで歩けた。

明日は客席は寂しいですが、顔の見えないあなたのためにも精一杯の心を届けてきます。関係者の反応はドキドキしちゃいますが…。

＊愛音＊