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解離性障がいとも生きてます
こんにちは、愛音です
BOOKOFFで珍しい本に出会いました
何年もBOOKOFFや書店を巡り歩いていますが、解離性障がいの本と出会うことはありませんでした
私の診断名の1つには【離人症】があります
これは解離性障がいグループの一員、
現実感がないというのが一番わかり易い症状です
他にも色々な症状に悩んできました
記憶が抜け落ちる、昨日の出来事を思い出せない、
自分以外に別の子が存在している、などなど…
解離を起こす原因として1人で闘っていた、があげられるそうです
教室で授業妨害と1人で闘ってた
誰か助けて!私はここにはいない!
などと頻繁に心へ向けて叫んでもいました
そんなこんなしているうちに解離を起こす条件をクリアしていました
解離を起こすことで命を繋ぎました
私の中にいる別の子達と会話するようになりました
頼れるお姉さん的な子…ゆうりさん
ぬいぐるみを抱っこしている幼い子…るりちゃん
サバサバとして悩まない子…とおるさん
怒らすとめっちゃ怖い子…みさきさん
そして私、
基本はこの5人で生きてきました
「愛音さん…大丈夫…?」
など思う方もチラホラいるかもしれませんが…
極めて真面目で頭も動いています
そのくらい私からすれば解離は特別でなくて
安心して生きるための方法なんです
心の中に彼女たちがいるから私は今も生きていられる
頭の中で声がする、それは日常でした
辛いとゆうりさんへ相談して意識のバトンタッチをしたり
るりちゃんは学校へ行けないのは自分のせいだと言ってごめんなさい!と泣いてました
とおるさんは死ななきゃオッケーじゃん!?と言って励ましてくれました
みさきさんはふざけんなあいつらぁ!!とものすごく怒っていました
バラバラな私達5人は集まることで命を繋いでいた
でも、こんな話普通の人には通じません
辛い場面になるとその場面をこなせる誰かと意識をバトンタッチ、交代してたなんて普通の考えではあり得ない、おかしいことですよね
ものすごーくおかしいことなのに、書いててものすごーく懐かしくなるのは解離性障がいを持つ者だからだろうなぁ
最後にはっきりとバトンタッチしたのは働いていた時でした
それも施設長と休職中の面談をしている最中
必死にもう助けて!そう心で叫んで、泣いていたとき、バチン!と意識のスイッチが入れ替わりました
入れ替わってくれたのはゆうりさん…ではなく
「泣いても何も変わんないし」
「別にこのままでいーじゃん、あたしカンケーないよ」
怒らすと怖いみさきさんがバトンタッチに名乗り出てた!!
もうみさきさんも我慢の限界だったのか、なんなのか、とりあえずその場は彼女が助けてくれました
勿論誰かを傷つけたりはしてません
怒ってもそういうことはしないです
彼女達は今も私の中にいます
昔みたいに意識をバトンタッチして私は回復するまで休む
…そのパターンはなくなりましたが、消えてないです
消していない、
彼女達は彼女達の安心する場に今もいる
名前を必死で呼べば応えてくれるかもしれない
だけど私は私として闘い生きてみたい
だから彼女達に泣すがることは止めたんです
と、まあ、だいぶあり得ない話をしてみました(笑)
でも解離性障がいなのは本当だし
彼女達が心から大切なのも本当のことです
不完全な私達は凸凹補い合い、今を生きてます
それでは長々と不思議なお話へのお付き合いありがとうございました
o(_ _*)o
*愛音*
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大切な人がいたら
助けたくなる
大切な人だから
思い切り抱きしめたい
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