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かっこ悪く生きる

こんにちは、愛音です

母と過ごす時間には制限がありました
20年という長いような短いような時間

私はちゃんとお母さんの娘でいられた?
恥ずかしくなかった?
邪魔じゃなかった?
煩わしくなかった?

どれだけ空に向かって話しても
母の声も笑顔も降ってきません
耳を澄ませて、目を閉じたら…
…そんな都合の良いことは起きない

目を開くとただ青い空が広がっている
耳を澄ませても風の走り抜ける音だけ

声は聴こえないけど
心には届くものがあります
背中をさすり勇気づけてくれる
錯覚でもなく
思い込みでもなく
母と娘だから伝わるものが確かにあります

母に頑張ってる姿も
頑張り過ぎて倒れる姿も
いっぱいいっぱい見て欲しかったです
だってあの無表情で無気力だったのに
やりたいことを見つけるなんて奇跡だから
そして一次面接に進めたのも奇跡、

お空から見守ってくれている
でもそれじゃあ足りないと思ってしまう
母の愛情は母からしか受け取れません
父がいても、母を恋しく想う

お母さん、私は頑張ってるよ
17歳、あの日、
命を本気で捨ててから20年が経ち
今では働くため…というか
自分らしくいられる、自分を好きになるために
就活をしています
スタッフさんからのアドバイスも聞きながら
私らしさを存分に出して
悔いの残らない一次面接にします

人って凄いね、20年もかかったけど
やっと自分らしさを生きれるようになった
私は私を生きたい
生きて、生きて、生き抜く、
自分らしく、不器用に、一生懸命に、
生きるのはカッコいい姿ばかりじゃない
時に号泣したり、転んで泥だらけにもなる

これから先もカッコいい姿ではきっと生きられない
転んで顔にも服にも泥をつけて
その泥と一緒に生きていくと思う
どれだけ泥だらけになっても恥ではない
その姿はかっこ悪いかもしれないけど
それこそが私かな、と37歳で気付きました

お母さん、人生ここから追い上げます
どうぞお空から見ていてください
(*,,ÒㅅÓ,,)و

*愛音*

2024/09/13
20年の重みを感じながら
今日も私は生きてます
お父さんとお母さんの子供なら
どんな困難にも立ち向かえるよ

サポートしていただけたら嬉しいです🌹 これからも頑張りますね!