かいぞくポケット6 竜王のたからもの(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.123
寺村輝夫(著) あかね書房
かいぞくポケットシリーズ 第6作。
怪しい紳士、イササカから手に入れた鍵を手に、そのカギで開けられる宝の箱を探しに冒険へと出発するポケット達。途中で見つけたウミガメを食べる事をせず逃がしたりしながら旅を続けます。ところが、ニセモノのポケット号とニセモノのジャン・ケン・ポンに出会い対決したり、不思議なさかさまの世界に入り込んだり。宝箱は見つかるのか?ニセモノのジャン・ケン・ポンは一体何なのか?さかさまの世界は?というお話。
今回は逆さまがキーワード。途中で不意に読めなくなるページが出てきます。読めなくなる、は物理的に読むのが難しい感じですが、あるアイテムを使うと簡単に読むことが出来ます。そういった冒険の謎解きの様な仕掛けが施されている事もあり、子供は楽しみながら読むことができました。
毎回少しづつ宝物が変わって行くポケットシリーズ、人を吸い込むカメラだったり、宝石だったり、化石だったりと、世間一般で「おたからといえば」何かという事を子供に学ばせてくれているのかなと思っています。私のお宝って一体何なのだろう、少しだけそんな事を考えていました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?