【緊急執筆】御願いです、橋本拓哉(大阪)、どうかせめて、選手生命だけでも救って欲しいです、御願いします!【バスケ】【Bリーグ】【エッセイ】
2回の大怪我からの復活劇。自分が知る限り、少なくとも日本バスケ界では実例がない(復帰はあるかもだが、復活の意味では)。
それに「大阪は、橋本のチーム」!そう、「橋本のいない大阪」は「大阪らしさ」ではなくなる。だから御願い、せめて「橋本の選手生命が救われる診断結果であって欲しい」です!
あなたは、自分にとって「特別な存在の1人」です。
そう断言できる。「あなたほど、不屈の存在はいない」。
たとえ「自分の技術を言語化できることが、最大の課題にして、特に苦手なこと」とわかってはいても、それでも、あなたが大好きと。
そう、(後述で改めて言及するかなですけど)「あなたは、よくも悪くも、『スコアリングマシーン』、以上」、確かにそうかもしれない。
プレースタイルも、性格も、正直「不器用」である。
「引退後、大丈夫だろうか?」と、思わないといえば、正直嘘になる。
でも、冷静に考えれば、バスケットボールって、「得点を取らなければ、勝利自体があり得ない」スポーツ。つまり「得点を取らなければ勝てない」。
それに、日本人のバスケ選手は、(日本人の、相対的に小柄な民族特性も相まって、)よくも悪くも「PGタイプ」に好選手が集中している(勿論、PGにも「得点能力が高い選手」も何人もいるのだが)。
だから、いわゆる「スコアラー」タイプの日本人選手は、実は貴重であるといえる。「比江島(宇都宮)、馬場(長崎)、辻(群馬)、金丸(佐賀)、今村(名古屋D)、西田(三河)」とかがそうだけどと。あるいは、タイプがやや異なるけど「前田(京都)、細川(群馬)」もそうであるといえる。
で、あなたこそ、「The・スコアラー」である。尤も、長く「守備?知らん」って感じの、いわば「得点能力に全振り」、野球に例えれば「ロマン砲タイプ」だねと。
でも、そんなあなたが、「自分がバスケットボールを生観戦できる環境の球団にいる」、これ自体が嬉しいこと!
「尖っている」選手タイプである、確かにそうかもしれない。でもこれって、視点を変えれば、正直「夢がある」、そう思ってた。
正直に言えば、あなたは「推しの度合いが強い1人」ではあるけど、「最推しではない」です。「最推し」と聞かれれば、
「河村勇輝(NBA、メンフィス・グリズリーズ)」「比江島慎(宇都宮)」「安藤誓哉(島根)」。
この3人。あなたと、「岡田侑大(京都)」が、この次の「4人目、5人目」になる。
でも、あなたと岡田は、いわば「夢がある」と思える存在。
「ロマンを感じて、何が悪い?」と。美しい、それは「理屈を超越している」。その完成型を、自分は観たい!ずっとそう思ってきた。いまだって勿論そうです。
これを緊急執筆している、9日前。「2025年1月4日、京都vs大阪、第1戦」。
結果は「78-75、大阪の惜敗」。最終的に、大阪は負けました。
(「CS出場に道筋をつける」意味で、「絶対に2連勝したい、大一番」の第1戦。その意味では、大阪目線でだと「とても悔しい試合」になったといえる。
でも、1人のバスケファンとしては、「生観戦した中で、恐らくトップ5に入るかも」といえるほどに「大満足できた」試合でした。)
「出場時間(27分0秒)、EFF(12)、22得点(FGが7/17、3Pが3/7、FTが5/5)、3アシスト(1TO)、TS%(57.3%)」
特に、FG試投数は、この試合ではチーム1位でした。この数字自体も、勿論とても嬉しいです。でもそれ以上に。
「橋本は、完全復活を遂げた。それどころか、『負傷前の橋本』を超えた。」
そう実感できた瞬間を、この眼に焼き付けることが叶った。
この景色自体が嬉しい!たとえ試合自体は負けても、たとえ「ラストの1本が失敗に終わった」でも、「橋本が、名実共に蘇った」、1人のバスケファンとして、これ自体がとても嬉しいんだよ!と。
この嬉しい景色から、わずか9日。
こういうnoteの緊急執筆に踏み切ってる景色。
この現実を、正直「受け容れたくない」自分がいます。
心の中はいま、「血の涙で溢れている」。誇張的な表現ではなくて、これが正直な感覚です。
「怪我さえなければ」という言葉。スポーツ選手の世界で、「ifもしも」で、よく語られます。
(何人かの選手は、後述で改めて言及させて頂くかなですが、)野球の「門田博光(元南海など)」「吉村禎章(元巨人)」「前田智徳(元広島)」「伊藤智仁(元ヤクルト)」「今中慎二(元中日)」「杉内俊哉(元巨人など)」、サッカーの「小野伸二(元フェイエノールトなど)」「山田直輝(現FC岐阜。元浦和など)」などが、よく知られてます。
バスケットボールでだと、米国(アメリカ)のNBAでは、「怪我さえなければ」である選手は、正直何人も挙がります。
ですけど、後述で言及させて頂く、今回の怪我の診断結果がどうであれ、現時点で既に、「Bリーグでの『怪我さえなければ』」の1人目に挙がる選手は「橋本拓哉」で即答である、そういわざるを得ません。
だからこそ、橋本は「不屈の選手である」ともいえるのですけど。
自分は、「大阪に在住のバスケファン」です。
初めてのバスケの生観戦は、「2020年2月8日、大阪vs秋田」でした。
あのとき、「『バスケットボールって、【スポーツ観戦】と【ライブ鑑賞】が一挙両得にできるって感じで、自分にとても合う!」と、自分の心がそう強く叫んだ。このときの直感的な感覚は、いまも自分の心に、強烈に焼き付いてます。
当時の自分。もともと、NBAを(特に、NHKのBS1で)「ボストン・セルティックスのビッグ3(ポール・ピアースとか)の時代」から、10年以上ずっと楽しんできました。ですので、「いつか、バスケットボールを生観戦したい」と漠然と思っていた一方で、正直、日本のバスケは
「旧実業団の、内輪ノリの閉鎖的な応援イメージ。」
このイメージが、自分には強烈にあって。
でも、2019年のウインターカップ。河村勇輝(当時、福岡第一高校の3年生。現在はNBAのメンフィス・グリズリーズ)の、「ファンタジスタ」の如きの、強烈な輝き。林真帆(当時、岐阜女子高校の3年生。現在はWリーグの富士通)の、美しい3Pシュートと闘争心。
これに魅了されたがきっかけで、「では、自分もバスケを生観戦しよう。いましないと、恐らく自分自身が後悔する」と。
知識として、大阪の象徴的な選手が「橋本、合田」であることは存じてましたが、実際に生観戦をして、大阪側で最も印象的が、橋本でした。
自分の場合、「推し=バスケットボール」が正直な感じです。
応援球団は、いまでは「大阪、京都、奈良、神戸」と4球団ありますが、正直に述べれば、「バスケットボールを生観戦できる環境が、この4球団だから」です。
救いは、いずれの球団も、「ゴリゴリのハーフコートバスケではない」こと。
これが、「自分自身が生観戦できる環境の球団」=「A東京、SR渋谷の2球団のみ」とかであれば、「いまの自分はいないと、断言できます」です。
勿論、バスケットボール選手だって、「人間の数だけ個性がある」ですので、「走るバスケに合わない選手」も当然にいますし、ですので、「ハーフコートバスケのスタイルの球団」も、いまのB1では「24球団」いますけど、それならばなおさら、「ハーフコートバスケのスタイルの球団も、(受け皿的な意味でも)絶対に必要である」ではあるのです。
ですけど正直、自分は、「観ていて楽しいバスケが観たい」が本音である訳で、勿論、多様なバスケスタイルがあって当然と思ってますけど、「スローテンポで、守備重視のドン引きスタイル」だけは、どうしても自分は苦手なんですよね。
(そして、いまや現実の日本社会でも、「ビジョン」「ミッション」を明確に掲げる企業・団体[団体というのは、社団・NGO・NPOとかですが]が増加傾向であるように、プロバスケ球団である以上、「自分たちのバスケスタイル」を明確に掲げることこそが「最も大切なこと」である、と自分は強く考えるのです。)
そう、多様なバスケスタイルがあって然るべきですし、バスケットボールというスポーツ自体が「全員攻撃全員守備のスポーツ」ですけど、その上で、「攻撃は最大の防御」的なスタイルに、自分は特に心を惹かれます。
その意味で、「大阪、京都、奈良、神戸」の4球団。程度の濃淡の差こそあれ、いずれの球団も「走るバスケ」「高速バスケ」を志向する方向性であることは、大枠では共通してます(この中でだと、京都は今季、「中間型」で「NBA的なチームづくり」に落ち着きつつあるですが[まあこれが、自分が京都を「よくも悪くも、島根のアレンジ型」と形容してるところでありますし、NBAが好きな自分は、「むしろ大歓迎だぞ」でありますが])。
この「走るバスケ」は、「個人能力を戦術で補う」意味でも合理的である、とも自分は思ってます。尤もこれは、「玉砕リスク」を内包のスタイルでもあるとも感じてますが(特に奈良がそう。でも自分は「玉砕になるのは、『勝負し続けた結果であるが故である』」ので、「これを悪いとは全然思わない」と強調させて頂きますが)。
この、「走るバスケ」。いまではいくつものチームが、このバスケスタイルを大枠として志向していて、中には茨城のようにHP上で明確にしてる球団までありますが、1バスケファン的には、
いまでも自分は、正直そう感じてます。この想いが消えることは、恐らくないだろうといえるほどに。惜しむらくは、自分が初めての生観戦を叶えた直後に「コロナ危機」(社会的にいう「コロナ禍」。自分はこの表現がどうしても「すとんと落ちない」ですが)が勃発で、物理的に生観戦の機会が、とても限られたことですが。
大阪の「走るバスケ」。特に「19-20」から「20-21」。
この中心的な存在の1人が「橋本拓哉」でした。
よくも悪くも「スコアリングマシーン」。いまでいう、「アドバンスドスタッツ」(野球でいう「セイバーメトリクス」。つまり「より細かい統計指標」)重視の「データバスケ」的な価値観でだと、
「得点能力はピカイチだけど、パスや守備が拙いので、総合的な勝利貢献値は、見た目の数値ほどには高くない」
のタイプといえるかもしれません。
そう、よくも悪くも、橋本って「富永啓生(Gリーグ、インディアナ・マッドアンツ)の、いまのままでの完成型」であるんですよね。富永は、より理想を述べれば「辻直人(群馬)」のようになって欲しい、辻って「3P能力のピカイチさ」が強調されがちですけど、「2ndハンドラーとしても普通に良質である」という意味でと。
そう、「2024年11月22日の、富永をテーマで綴ったnote記事」。申し訳ないですけど、「いや、だって本当のことだもん」ではありますけど、でも、より客観的に読み返すと、
と、自分でも引いてしまう感じであったりします。
そう、「2025年1月3日」、自分の「2025年の1回目のnote記事」の終盤部分で、「急速に科学化されつつある野球・バスケットボールの光と影」を、少しですけど言及させて頂いてます。
「科学化されるバスケットボール」、自分はこれを悪いとは、正直全く感じません。というか、いまの自分がいるのは、「バスケットボールが科学化されつつあるから」の恩恵を受けてる側ですので。
ですけど実は「橋本」、あるいは他球団でだと「前田悟(京都)」「細川一輝(群馬)」のような「得点能力に全振りのタイプ」、あるいは「白濱僚祐(島根)」「須藤昂矢(横浜BC)」のような「守備能力に全振りのタイプ」は、この「アドバンスドスタッツ重視」「現代的な統計指標重視」では、「生観戦時と、データ的な数値との、『体感的な勝利貢献度のギャップが大きい選手』」であることが否めない、ではあるのです。
あるいは、「マティアス・フィッシャーHC時代以降の(つまり、現在の)合田」も、この「『体感的な勝利貢献度のギャップが大きい選手』」といえると思います。もともとは合田は、「得点能力、特に3P能力が最大の生命線の選手」でしたが、「22-23以降」は「守備能力が開花して、守備を特に高く評価される選手」へと、プレースタイルをがらりと変化させることに成功できましたが、その一方で、「現代的な統計指標」、特に「30分換算でのEFF」は、正直「(いや確かに、衰えの傾向を全否定はできないけど、でも)ここまで酷いとは思わないけどなあ…」と、「受け容れたくない数字」を突き付けられてるが正直な現況です。
それでも自分は、「橋本」「合田」が大好きなんですよね。
これは正直、「理屈だけでは説明し切れない」ですけど。
話の視点を、少し変えましょう。
「日本一になれ!橋本拓哉#14」。
大阪の本拠地、「おおきにアリーナ舞洲」。
2階席の、ベンチ側(会場の正面から入ると、右奥側)に、いつも必ずある横断幕。舞洲にいま自分はいるんだ、と特に実感できるのが、この横断幕です。
あとで改めて説明させて頂くかなですが、橋本は、「2回の大怪我を乗り越えて、完全復活を遂げた」不屈の選手です。
で、この「2回の大怪我による、長期欠場中」でも、この「日本一になれ!橋本拓哉#14」の横断幕は、ずっと掲げられ続けてました。
「与えられた時間が、明確に限られてる」中でのnote執筆。
自分のnoteは、どちらかといえば、「伝えたいことを、文章にありったけに詰め込んで、気付けば想像以上の文章量になって、時間も結構に要してのnote執筆」になることが多いです。
ですので、いまリンク添付させて頂いた、「2024年12月6日」のnote記事、今回のnote記事は、(テーマは全く異なりますが、)これに近い執筆スタイルでのnote記事になります。
(「島根vs京都」の生観戦のための、松江遠征へのプレビュー記事。実はこの記事、プレビューといいつつ、実際は「松江に向かう、新幹線『さくら』及び、特急『やくも』の車内」で、「伯耆大山駅[ほうきだいせん]に到着のタイミングをタイムアップ[区切り]の時間として、いける範囲で一気に執筆する」での執筆でした。実際は、松江駅の少し奥の、安来駅[やすぎ]でのアップでしたが。
で、正直、いまの自分、別に既に抱えていることがあります。
これに充てる必要がある時間的なことを考えると、正直、別のことをできる時間は限られてる。
でも、今回のこと。1人の人間として、1人のバスケファンとして、「書かずにはいられない」。いや、「書く使命が、自分には恐らくある」。
センセーショナルな題名である。それはわかっている。
でも「いま書かないで、『後悔しない』といえる?」と、自分の心が強く反応するのです。
いよいよ、今回のより核心部分へと、話を近付けていきます。
(←昨日[2025年1月12日]の「都道府県対抗女子駅伝」の感想ポスト。毎年、この「全国女子駅伝」は、1人のスポーツファンとして、とても楽しみにしてるのです。
全35ポスト。追伸的なポストが1つあるので、数字が1つずれてます。)
(←「2023年大会」の際に、こうして「感想記事的なnote」を綴るほどには、とても楽しみにしてる大会です。「人間ドラマを感じられる」ことをも含めて、「生きる勇気」をもらえるんですよね。)
昨日(1月12日)の夕方~夜。「20時12分~20時21分」に、この「全国女子駅伝」の感想ポストをアップさせて頂いて、では、この日のBリーグの結果をチェックしようということで、応援球団である「大阪、京都」は最優先でチェックですので、それで真っ先に「大阪vs群馬」をチェックしようと。
そこで、「ボックススコア」、真っ先に目が行ったのが、
「橋本、2分55秒、0EFF、3得点(FG1/3)、0ファウル」。
「出場時間の短さと、0ファウル」で、「あっ、負傷した」と直感でした。
で、X(ツイッター)の、ホームに遷移すると、冒頭にこのポストが。
「恐らく、とてもまずいことが起きてる」。
でもだからこそ、「自分自身の目で観る必要がある」と判断。
で、バスケットLIVE(バスケットライブ)、「大阪vs群馬」を、視聴することにしました。
(アドレスでだと「https://basketball.mb.softbank.jp/lives/503067」になります。)
問題の場面は、バスケットLIVEの「大阪vs群馬」での、「14:15~16:19」の場面、特に「14:24」(試合自体でだと「1Q,7:05。3-4」)で起きてます。
このときの、ジョーンズの動き自体は、繰り返しになりますが、「完璧なブロック技術」です。映像を何回も見返しても、橋本が右膝?を痛めてしまった場面の一連のこと自体は、「不可抗力」であった、といわざるを得ません。
でも、1人の人間、1人のバスケファンとして、
正直、そう感じました。
起きてしまったことを理解できた瞬間、自分の目の前は、「真っ暗」になりました。
「嘘であって欲しい」と思う自分。でも一方で「起きた現実を、冷静に、より客観的に言語化しなければ」と思う自分。
でもいえることは、「大好きな球団の選手の、大好きな選手」です。
しかも、2回の大怪我を乗り越えた(後述で改めて言及するかなだが、いままでの一般論でだと)、そう、「恐らく復活どころか、そもそも復帰さえほぼ無理であった事例から、復帰どころか復活まで叶えた選手」です。
そう、2回の大怪我から復活を叶えた事例自体、自分の記憶にはない。
それは、大怪我を2回した時点で、「高確率で、ドクターストップになり、強制引退に追い込まれるから」です。
現実論として、プロバスケ選手は「引退後の方が、時間的にはとても長い」のです。そう考えると、「ドクターストップになる」のは、正直、仕方のないことになるといえると。
この日は、いつもより早く、寝床に就く。でも実は、なかなか寝付けませんでした。というか、布団の中で、ずっと泣いてました(恐らく30分以上は泣いたのでは?)。
翌朝(つまり、今日)。社会的には「3連休の3日目、つまり休日扱い」で、電車も「土休日ダイヤ」です。でも自分はフリーランスですので、社会的なサイクルは、正直「あまり関係ない」であったりしますが。
ですけど、自分には、抱えている別のことがある。これを「タイムリミットまでに済ませる」には、ということで、普段の平日の如く、朝の7時前には自宅を出発で、天王寺にあるカフェへ。
さて、PCを開けよう。そしたらまず、実は別のことで、注目的なトピックといえるポストが出てきました。これ自体は、「おお、マジかよ」と、なかなかに衝撃な感じでした。
(ここから、話の展開上、「話を少し脱線させる」になります。)
音楽のことは、自分の専門外ですし、それに、自分がより好んで聴くタイプの音楽スタイルでは正直ないです。
(自分がより好んで聴くのは、「ラブライブ」「バンドリ」「アイカツ」「プリパラ」「IDOLY PRIDE」「アイドルマスター ミリオンライブ」「fripSide」「ALTIMA」など、「よりアップテンポな系統のアニメソング」に、ほぼ集中してますので。)
ですけど、この「ユイカ」さん、いわゆる「歌うま少女」の1人として、自分も名前は存じていましたし、というか、YouTubeで、この人の歌も聴いたことがあります。いわゆる「弾き語り」スタイルですけど、特に歌詞がとても素敵で説得力があって、「いつか大成して欲しいなあ」と感じる1人ではあったのです。
声がかわいらしくて、まるで「社会に、誰かに、訴え掛けたいことが自分にはあるんだ!」って感じで、「なぜ、顔出しをしないのだろう?正直、もったいないなあ…」と感じていたのです(学校や職場の事情とかで、物理的に顔出しができないケースもあるので、一概には言えないけど、ユイカさんの場合は、恐らくそうではなさそうだったのでと)。
そしたら、です。トップポストで「20歳の誕生日になりましたので、この機会に顔出しをします」と。
正直に言います。「いや、かわいいじゃん!」と。
恐らく、「歌うことが大好き」な一方で、「恥ずかしがり屋な性格」であったのかもと想像ですけど(実は自分自身が、かなりの「恥ずかしがり屋」で「怖がり」な性格ですので)。
いまリンク添付をさせて頂いたように、この「ユイカ」さん、昨年の年末の時点で、(いま思い返せばですが、)「既に決心をしていた」「フラグを立てていた」訳です。
で、これはかなり主観が入ってるといえばそうですが、この「ユイカ」さん、及び、「NEK!」というガールズバンド(「NEK」と書いて「ネキ」と読みます)、この2組は、
「恐らく、そう遠くないうちに『J-POPのトップシーンに登場する可能性は、充分にある。少なくとも、技術レベル的には。あとは『巡り合わせがどうか』の注釈付きではあるけど。」
と感じてるんですよね。
(尤も、特に「NEK!」は、「LOVEBITES」とか、かつての「SILENT SIREN」のように、「どちらかといえば、海外受けするタイプ?」とも、[はっきりとした根拠はないですが]感じたりもしますが。)
で、ユイカさんの顔出し発表のこと、いままでの自分ならば、「おめでとう!」「優勝!」と、心が反応してたかもです。
でも、心が「どこか上の空」(うわのそら)の反応であったと。
言い換えれば、「心ここにあらず」と。
そう、自分の心は、「橋本のことのショック」で、覆われたままなんだと。自分は本来、着手したい別のことがあるとわかってるのにと。
そしたら、です。
第1は、再びリンク添付の、大阪の球団公式のポスト。
ここでの「いいね」数、及び、「引用ポスト」の数や言葉。
大阪ファンは勿論、他球団ファンからと思われる反応もあります。
これと共に入ってきたのが、このポスト。
「#拓哉と共に乗り越えよう」のハッシュタグを辿ると、この最初のポストがこれです。
で、「#拓哉と共に乗り越えよう」にある、いくつもの温かい、あるいはまっすぐなポスト。とても説得力を感じて、心を揺さぶられます。
自分も「橋本にいま伝えたいこと、ポストしよう」、最初はそう感じた。
でも正直、適切な言葉が出てきません。いや厳密には、
「いま正直な想いをポストしようとすると、恐らく逆効果になりそう。」
そう判断する感じになったんですよね。
いま必要なのは、「優しい嘘」かもしれない。
でも自分は、そうはできない。心がそう反応している。
いわば、大阪ファンにとって、「最も恐れていたこと」が、いま目の前に起きている訳です。
起きてしまったことを、必死で理解しようとしてる自分。
一方で、こういうときに限って、「物事を、より客観的にとらえようとしてる自分」。
こんな自分が正直、大嫌いだ。それでもファンなの?自分、と。
そう、起きてしまった景色は「最も恐れていた、『事実上の3回目(の大怪我)』が起きた可能性が、とても高い」と。そうでないことを、自分は願っているけどと。
実は、そう感じる理由が、昨年の試合であったのです。
昨季の終盤、「2024年4月20日、京都vs佐賀」。
このとき、水野(京都)が、右膝に大怪我を負いました。
そう、今回の橋本と、似た場面の感じで。
着地を試みた際に、膝が伸び切った状態に。で、「右膝が、あらぬ方向に曲がった」と。
起きた瞬間、自分の中で感じたのは
「ああ、これは『来季を、ほぼまるまる棒に振る』を覚悟だな。」
と。水野の場合は、大怪我はいままでなかった(つまり「1回目」)ですので、「選手生命に即刻で直結」は、「免れる可能性はゼロではない」。
ですけど、この当時の水野は、京都に入団して2年目でしたが、それまでは
「粘り強く起用され続けて、印象的な活躍をする試合もある。でも一方で、『結果に対して出場時間を与えすぎて、敗戦に直結の一員になってしまってる』(=ナチュラルなデバフ状態)」
この状況が、昨季の中盤まで続いてました。
(そのうえ、水野は「ドライブとパスを特に得意としてる」プレースタイルだが、一方で「3Pが苦手」という明確な傾向もあった。これは特に、「科学化されたバスケ」の急激な浸透と逆行になっていて、「現代バスケで、最もニーズが低いタイプの選手」という烙印を押されかけていた。
実際、水野に似たタイプである「渡辺竜之佑(SR渋谷→現在はB2の福井)」がこれで、渡辺竜は「守備型で、PG/SG/SFのいずれにも対応可能な汎用性が特徴である」の選手であり、「2023年オフに、SR渋谷を構想外」の形で移籍市場に出るが、「B1球団から、どうやらどこも手が挙がらず」で、「恩師である、福井の伊佐勉HCが、手を差し伸べる形で、新球団の福井に移籍入団になった(というか『拾われた』)」でした。
尤も渡辺竜の場合は、「活かし方を特に知ってる、伊佐HCの下で『復活を遂げる』になった」、つまり結果的にはですが「最も収まる場所にありつけた」ではありましたが。)
ですが、水野、「2月の中断明け」以降、つまり3月から4月になり、
「守備意識に特に優れる選手。つまり『守備型で、PG/SG/SFのいずれにも対応可能である選手』」
として、居場所を確立しつつある、そう、「よかったね、水野」となりつつあったのです。
で、水野って、姉がいるのですけど(姉は「Wリーグ、三菱電機の現役選手である、水野妃奈乃さん」です。実はお姉さんは、水野とはプレースタイルが全く異なっていて、「3P能力にほぼ全振り」であるのです)、水野って、「姉弟の仲が、とても睦まじい」でも知られてるんですよ。
ですので、なおさら、「報われて欲しい」と思っていたのです。
(「姉という、最大の理解者」がいる、これ自体、「当たり前なことではない、とても素敵なこと」!)
「こんな素敵なお姉さんを授かって、幸せ者だよ!」と感じますし、それに、水野のプレースタイルって、確かに「現代バスケとは逆行の選手タイプ」かもですけど、でも、水野の特性が活きる場面も、確実にあるのです。
そう、特に「相手をファウルトラブルに陥らせたい」とき。そうなると、「リングアタック、ドライブが最も有効な攻撃手段」になります。そこでこそ、特に「水野が最も必要とされるとき」です。
で、「守備型として、存在意義を明確に確立させつつある」になってた。勿論、チーム事情によるではありますけど、「球団側から見切りを付けられない限りは、来季も残留契約は勝ち取れるのではないか?」の道筋がつきつつある、の矢先だったのです。
負傷から2週間近くが経過した、「2024年5月2日」。
当時の、球団の公式HPの文言からは、遠回しな表現ではあるものの、
「球団が、少なくとも復帰までは責任を持ってサポートします(残留契約をします)。」
の趣旨の言葉と、自分は解釈しました。でもその一方で、(ある程度の覚悟はできてはいたとはいえ、)
「全治未定の大怪我」
これは正直、強烈なインパクトでした。
当時、京都ファンの間では、
「復帰の現実的な目標時期(2025年、2月の中断明け[つまり3月中])」
「でも、復帰は2025年3月に叶っても(それでも『復帰まで10~11か月』)、『トップフォームを取り戻せる』は『2025-2026シーズンまで待たねばならない』」
と、囁かれていました。
少なくとも、「来季は、『水野はいないもの』として、選手編成をせざるを得ないだろう」の雰囲気でした。
それも、水野は、「京都側から『いらん、来季は構想外』と宣告されない限り、自分は京都に1年でも長くプレーしたい」と、入団当初(2022年オフ)から、ずっと公言し続けてきました。それを知ってるので、なおさら「心が痛む思い」及び「祈る思い」が正直な感じでした。
負傷の時点で、「来季は水野はいないものと考えざるを得ないほどの大怪我」であったこともあり(残留契約自体は既定路線でしたが)、残留発表も、やはり大幅にずれ込みました(残留発表は「6月13日」。その後、「6月17日」に「故障者リスト(IL)入り」が発表された)。
ただ、IL入りから程なくして、「当初の想像以上に、リハビリが順調に進んでいる」趣旨のことも球団側から発信があり、その後、「2024年9月のトークショー」で、水野自身が「年内の復帰を目指す」と公言で、
「負傷を治し切ってからの復帰にして欲しい!」
と思いつつも、その一方で「ほっとした」自分も正直いました。
で、水野は、「2024年12月27日、ILから抹消」(試合出場が可能になる)になり、「2024年12月29日、琉球vs京都で復帰」を叶えました。
で、まだ試合映像をチェックできてる訳ではないですが、直近の「北海道vs京都」の2試合で、水野は「(20分弱の出場時間とはいえ)動きの質自体は、負傷前を取り戻したといえるハイパフォーマンスであった」と伺う感じで、「おお、よかった、嬉しい!」の感じです。
(1月末に、「京都vs広島」を[リアル事情次第ではあるが]生観戦の予定ですので、そこで、水野の雄姿を、1人のバスケファンとして、とても楽しみにしてます!)
いよいよ、話を核心へと、より近付けます。
実は、今季の橋本。「30分換算EFF(11.40)」。
今季は、序盤を負傷欠場で、「18試合(チームは『30試合を終了』)」の出場試合数ではありますが、実は「大怪我の以前を上回る、キャリアハイ」です。
とりわけ特筆は、橋本の最大の特徴でもある「得点能力」を示す、「TS%」が「59.2%」。「SG/SF」としてでだと「かなりの高数値」といえます。
(ちなみに、「選手タイプ・ポジションが似た選手」でだと、
「比江島[64.6%]、馬場[56.1%]、辻[65.0%]、金丸[53.6%]、今村[51.4%]、西田[50.5%]、山口[53.5%]、前田[52.2%]、細川[54.6%]」。
比江島、辻が「異次元の数値」ですが、橋本も「かなりの高数値」であることが伝わるかなです。)
得点能力を取り戻したことは、「FG試投数」からも伺えます。
今季の12月中旬までは、負傷明けであった影響もあるのか、FG試投数自体は「やや抑えめ」でしたが、
「スコアラーとして、良質といえる数字」(Bリーグは「40分間」ですので、NBAだと「17.09得点」という計算になります)であることが伺えますし、30分換算EFFが「10.28」というのは、SG/SFはEFFがやや抑えられやすい傾向であることをも踏まえると、「SG/SFとしてトップレベルにある。少なくとも、オールスターレベルは完全に取り戻している」ことが伺えます。
それだけではないです。大怪我をする前の橋本は、「パス能力、守備能力は、御世辞にもよいとはいえなかった」(特に守備は「猫に小判」といわれても仕方ないレベル。パワプロでだと「D-」程度であった)。
それが、今季の橋本、特に「全開モード」の直近7試合では
「アシスト(3.64)、A/TO(1.92)」
これは明らかに、数字でもですし、映像でも「周りを活かす意識が、パス能力が、大きく向上できてる」が伺えます。
実際、ハンドラーとして振る舞う機会はほとんどないですが、いまの橋本ならば「2ndハンドラーでならば、ある程度は機能できるのでは?」といえるほどには向上してきてます。
そして、数字に明確に現れてる訳ではないですが、「大怪我以前」と「いま」とで、特に大きく異なるのが「守備」です。
明らかに、「守備意識」が、まるで別人のように「大きく向上してる」ですし、「守備能力」も、年明け早々の京都戦では、岡田に密着守備を何回も繰り出せてるように(ポジショニングも大きく向上できてた!)、そう、「守備能力」が少なくとも「平均程度」くらいまでは成長できてるのでは?と正直映ります。
あとで改めて言及させて頂くように、橋本は「2回の大怪我」を経験していて、「3回目をもしやったら、ドクターストップが充分にあり得る」ですので、実際に日本代表に招集されるかは、慎重に判断されざるを得ないでしょう。
ですけど、いまの橋本ならば、
代表枠を争うであろう、「今村、西田、山口、前田、細川」あたりと比較して(さすがに馬場は当然に招集・選出と考えますが)、「少なくとも、招集には確実に値する」、そう強く感じてたのです。
(ちなみに、「30分換算EFF」でだと、
「馬場[15.96]、今村[10.26]、西田[10.00]、山口[7.48]、前田[6.48]、細川[6.13]」。
そうすると、「日本代表の合宿への招集」は「馬場、橋本、今村、西田」がベスト、ということになります。)
思い出したくもない、「2021年3月3日、信州vs大阪」。
当時は、まだFCに入会していない時期でしたが(FC入会は「2021年秋」から)、
診断結果が出た「2021年3月5日」。地獄に叩き落された感覚、いまでも忘れるはずがない。
「8か月」と出てますが、アキレス腱断裂からの復帰、基本的にはリハビリを含めて、「9~10か月程度」を要するが多いです。
そうすると、「2021年の12月頃の復帰を目指す」、計算上はそうなるのですが、当時の自分は
「復帰を急がずに、とにかく負傷を治し切るを最優先させて、その上で復帰して欲しい!」
そう強く感じてました。
その矢先、「2021年11月5日」。
「2回の大怪我」、いずれも「右アキレス腱」。
「なんで、こんな目に遭わないといけないの?」と。
いままでの事例から、上述の5つの負傷を、「1回でも起こす」と、この時点で選手生命に直結になります。復帰できたとしても、「復活までできなかった」事例をも含めて。
「2回起こした」での復活だと、「かなり数えるほど」です。自分が知る限り、(橋本以外では)1例しかないです(野球の前田智徳[元広島。最終的に「2000安打」に到達を叶えたが、「2回のアキレス腱断裂」を経験。他にも小規模な負傷をも含めると、まさしく「怪我との戦い」でした)。
「2回起こした」で、(橋本自身を含めて)2例しか存在しない。
そう、「3回目はない」ことが、伝わるかなの感じです。「いままで、そのような事例は恐らくない」と。
野球だと、「吉村禎章」「門田博光」「前田智徳」、それに(41歳で肘を大怪我してからの復活で)「岩瀬仁紀」、(肩の手術からの復活という事例がほぼない意味で。しかも今永の場合、手術を経てさらなる成長を遂げた意味でも特筆で)「今永昇太」。
サッカーだと、「小野伸二」が、「大怪我からの、奇跡の復活を遂げた」ことで、特に知られてます(ただし、特に小野の場合は、「あの大怪我がなければ、もっとすさまじい業績を残せていただろう」という評価も少なからず耳にしますが)。
で、橋本。「2022年8月26日」、「ILから抹消」。
「22-23シーズン」、開幕から復帰を叶えます。
復帰1年目の「22-23」。言葉通り「復帰を叶えたけど、トップフォームには程遠い」であった。それでも実は、「30分換算EFF」で「6.97」、実は「1選手としては、『CSレベル』までは取り戻せていた」のです。
ですけど、実際に生観戦をしていて、「ハシタクがハシタクしている」かといえば、「散発的にはあったが、正直『No』であった」が正直な感覚でした。
で、復帰1年目のオフ、「2023年夏」。
残留の公式発表は「6月15日」。
「さすがに『銭闘』はできないだろうし、ましてや『移籍』は想像できない」が、大阪ファン・バスケファンの「ほぼ共通認識」であったとはいえ、6月の1周目を終えても残留発表がないになってからの1週間程度は、ファンも「祈るような雰囲気」に正直なってました。
(「銭闘ができないだろう」というのは、「成績面」も勿論理由の1つだが、「性格面」も理由にある。御世辞にも「バスケIQに優れる」選手ではないし[今季はこれも平均以上になった感じだが]、受け答えも「おい、大丈夫かよ」が普通にあることも知られていたので、「そもそも論で、銭闘できる交渉力があるかさえ怪しい」と認識されていたのでと。)
当時、噂レベルではありますが、残留交渉の際に
「来季(2023-2024)、一定以上の結果を出せなければ、『あとがない』と考えて欲しい。」
の趣旨のことを言われた?と。それで、残留発表が遅れたのでは、といわれてます(残留自体は、最初から既定路線であったとのことだが)。
(勿論、真実はもはや想像でしかないが、「あとがない」といわれた可能性は、「充分にあり得る」感じだなと。)
「あとがない」、この状況下での「2023-2024」、「復帰2年目」。
序盤は低調でしたが、12月以降は「2桁得点(10得点以上)の試合が増加傾向」に。
で、橋本が「復活を猛アピール」したのが、「2024年1月28日、A東京vs大阪」です。
試合自体は惜敗でしたが、「21得点(FGが7/13)、16EFF」。
A東京側も「橋本が脅威だった、ゾーンに入っていた」といわせる活躍で、「完全復活かは解釈が分かれるかもだが、少なくとも自信は取り戻した」を印象付けました。
ですけど、3月23日を最後に、負傷欠場で早々にシーズン終了でしたし、内容的にも「復活の片鱗は示せた」ではありましたが、一方で「パフォーマンスにむらがあるが否めなかった」でもありました(そもそも「スコアラー・シュータータイプ」は「パフォーマンスの不安定感」は、「半ば宿命である」感じではありますが)。
で、「2024年オフ」、「6月6日」、既定路線通りに残留。
「大阪といえば、橋本だよね」の雰囲気を、完全に取り戻したことを実感のオフでもありました(移籍の噂も、「当然のように無風」でした)。
9月1日、新体制発表会。受け答えの怪しさも「いつも通り」でしたが(まったくもう)、表情自体は活き活きしていたので、「完全復活に、期待してよいだろう」と。
で、「復帰3年目」、「30歳になるシーズン」、名実共に「真価を示すシーズン」が開幕。
比江島が「日本代表からの事実上の引退が有力視」されてたこともあり(その後、11月に正式に「事実上の引退を表明」。尤も「宇都宮に専念になったからか、成績・パフォーマンスは「むしろ向上してる」ですが)、今季の内容・結果次第では「日本代表への復帰・定着が見えてくる」と。
…と思いきや、橋本は開幕前に負傷で、序盤は負傷欠場が続く。
この影響なのか、「藤田弘輝HCを迎えて、『走るバスケ』に原点回帰」をしたのに、チーム自体は「相手関係に、内容・結果が大きく左右される」に終始でした。
今季、実は、大阪での本拠地の生観戦は、まだ1試合しか叶えられてません(10月26日土曜日、「大阪vs北海道」)。これは、リアルの別日程が入ってしまい、生観戦を断念せざるを得なかったが2試合あったが影響です。
10月26日の生観戦時は、橋本は欠場中。
橋本自身は、11月9日の「vs仙台」で、今季初出場。
11月30日の「vs茨城」で、「主力としての起用法」の初試合に。
この試合でいきなり、「17得点(FGが5/5、FTが6/6)、21EFF」という、すさまじいパフォーマンスで、「完全復活を名実共にほぼ証明」をしました。
「復活を遂げつつある」「日本代表への招集も、このペースだとあり得るぞ」、これはTL越し・数字越しにでもですし、配信越しにも正直感じてました。
で、「1月4日・1月5日、京阪ダービー(京都vs大阪)」。
特に、第1戦。「橋本は、完全復活を遂げた」と確信できた。
「これが、観たかった『橋本拓哉』である!」と。
実は、橋本は、よく「3Pシュート」がイメージされやすいですし、確かに3P成功率自体は、6thマンとしてブレイクした「2019-2020」から、
「41.1%→43.1%→(全休)→34.6%→42.6%→44.6%」
と、例年「3P成功率が、40%超え」を記録してます。
ですけど実は、3P試投率自体は、「意外にも、高くはない」のです。
「49.7%→32.5%→(全休)→46.4%→45.7%→41.8%」。
イメージ的には「55%~60%程度」ある感じですが、実は「50%を超えたシーズンは、ゼロ」です。
そう、確かに、「3P能力」あるいは「FT能力」の高さも、代名詞の1つではあるのですが、これは恐らくではありますけど、橋本が最も「ハシタクしてる」といえるのは、「1on1」であるのでは?と、自分は解釈してます。
実は、橋本の「ほんとうの真骨頂」が「1on1」であるのでは?と感じるようになったのは、昨季からです。
そう、橋本の1on1は、特に「2つの特徴」があると、自分は思ってます。
第1は「絶対に抜いてやる、という『意識の強さ』」。で、「緩急を使いながら、一瞬のスピードで抜き去る」傾向があります。ですので、「2回の大怪我」は、「1on1を取り戻せるのか?」が特に不安視された感じでもありましたが、昨季のA東京戦のハイパフォーマンスは、「復活への道筋」を強烈にアピールできたといえると。
第2は「空中で、まるで一瞬止まる」んですよ。だから「独特の間合いが生まれる」と。
よくある「ユーロステップ」「ジャブステップ」や、「比江島ステップ」とも、恐らくまた異なる。うまく言語化できないのがもどかしいですけど、自分は、「橋本の1on1は、独特である」と正直感じてます。
今季の橋本は、この「独特の1on1を、完全に取り戻した」。特に「絶対に抜いてやる!」が蘇ったことが、もう「それだけでも、最高に嬉しい!」のです。
「2025年1月4日、京都vs大阪」。この試合を生観戦できたことは、1人のバスケファンとして、「とても大きな誇り」である、そう断言できます。
で、「1月11日」。自分は、「滋賀ダイハツアリーナ」で「滋賀vs島根」の生観戦をしてました。
理由は、特に2つ。第1に「『滋賀ダイハツアリーナ』を、今季のうちに、この眼に焼き付けたかったから」。これは、「神戸の新アリーナ(2025年4月)」「京都の、東向日の新アリーナ(2028年秋)」を意識して、の意味が特にあります。「コンパクトなアリーナ構造」がとても好印象だからも大きいですけど、特に「トイレ・自動販売機の数」をチェックしたかったからが大きかったと。
第2に「21-22からの4年間のずっと、1人のバスケファンとして、島根を『要注目球団』と位置付け続けてきた。だから今季は特に、島根の関西圏での試合は、優先的に生観戦の機会を持ちたかった」があります。
試合自体は、島根のワンサイドゲーム。正直「公開処刑」と形容しても誇張ではないほどの感じで、3Q終了を待たずに「勝負は決した」でした。
「滋賀ダイハツアリーナ」を、この眼で観て、とても有意義であったと正直感じますし、リンク添付の、この感想ポストではとても書き切れない感じでもありましたけど、思わぬ副産物であった、「ハビエル・カーター選手への寄せ書き」、1人の人間、1人のバスケファンとして、正直、とても心に響きました。
実は当初、自分は、カーターへの寄せ書きを、書く予定はなかったのです。理由は「伝える適切な言葉が、どうしても浮かばないから」。「思い入れが強い選手ではないから」も、正直ありました。
ですけど、せめて、1人の人間として、せっかく特設ボードが設置されているならば、「書かれていることをこの目に焼き付けないと、恐らく後悔するだろう」と。
それで、12時50分頃、特設ボードに向かいました。
そしたら、「心をとても揺さぶられてる自分がいた」と。
参加してるファンの、それぞれの「想いの強さ」が伝わる。
特に嬉しいのが、「子ども」「若い女性」の多さ。そして「島根ファン」からも、多くの参加者がと。
そして、ペンを渡す役割として、職員さんが1人(時間によっては2人)配置されてたのですが、このときの球団職員さんが、目に涙を浮かべてるんですよ。それも恐らく、「想像以上に、こんなに心が籠った、励ましの言葉が伝わってる景色がある」ことをと。
この、若い女性の職員さんの嬉し涙を見て、自分も
「英語は苦手だけど、1人の人間として、正直な想いを伝えよう。」
そう感じて、ペンを手にとって、拙い英語だけど、綴ることにしました。
実際、「伝えてよかった」、書き終えて、正直この気持ちになりました。
勿論、このときは、この翌日に、橋本に「想像したくない悲劇」が起きるとは、想像できてなかった訳です。
で、「1月12日」。「最も恐れていたこと」が、起きてしまった。
着地を試みたときに、伸び切った右膝。あらぬ方向に曲がったとまでは、正直わからないですけど、着地をした瞬間に「あっ!やばい!」、映像越しに、あくまでも直感ではあるけど、そう伝わると。
そう、痛がり方的に、恐らく「膝の筋肉系の負傷」の可能性が高い。
つまり「膝の十字靱帯」「膝の前十字靭帯」「膝の半月板」のいずれか。
(「十字靱帯あるいは前十字靭帯を負傷した」場合、「半月板も、ほぼセットで併発」であることが多いです。)
恐れるのは、「膝の十字靱帯or前十字靭帯の負傷(損傷あるいは断裂)」です。そうなると「事実上の3回目の大怪我」を意味します。
それも、橋本の場合、「一瞬の切れ味による1on1、空中姿勢」を、とりわけ特徴としているです。そう考えるとなおさら、「3回目の大怪我」は「もう、1on1はできないと考えざるを得ない」を、恐らく意味します。
それだけではないです。そもそも、橋本の場合、「2回の大怪我」は、いずれも「右足のアキレス腱」です。で、今回の負傷も「ほぼ高確率で、右膝」です。
つまり、「3回目の大怪我」であったとして(勿論、そうであって欲しくないが故に、こうして緊急執筆をさせて頂いてる訳ですが)、「右足を3回目の大怪我」を意味する。
野球の前田智徳は、2回のアキレス腱の大怪我をしました。でも前田の場合は「1回目は右足、2回目は左足」であったことが、「奇跡の復活を叶えた要因では?」といわれてます。
そう、橋本の復活劇が「前例が恐らくない」と述べたのは、「右足→右足」であったこともあります。しかもバスケットボールは、野球以上に「瞬発力を求められるスポーツ」ですので、「なおさら、医学的・運動学的な常識を超えた、奇跡の復活劇であった」訳です。
そう、今回の診断結果。もし「3回目の大怪我」に相当と診断される可能性。
そうなるかもの覚悟は、できているつもりです。いや、「覚悟ができているから、なおさら怖いんだ」と。
これは、自分自身の性格が「ネガティブ思考の傾向」であるからも大きいかもです。
この景色が叶うことを、自分が強く願っているのです。今回のnote記事が、あとで振り返ったときに、「もう、大げさだなあ」であって欲しいと、自分自身が強く願っているのです。
いま、リンク添付をさせて頂いたのは、NBAの近年の選手で、「負傷により、選手生命を絶たれた(あるいは狂わされた)5人の名選手」です。
ここに挙げた4人は、いずれも「膝の負傷」(特にオデンを除く3人は、「膝の筋肉系の負傷」)が原因で、引退あるいはパフォーマンスの低下に追い込まれた経歴を持ちます。
正直、今回の橋本の負傷で、直感的に思い浮かんだのが、ロイ、グレンジャーでした。
そう、今回の橋本の負傷。どうかせめて、
「ガブリエル・バティストゥータ(元アルゼンチン代表の名FW[ストライカー]、元フィオレンティーナ等)」。
サッカー史に残る、アルゼンチン・南米サッカーに残る、超がいくつも付くほどの「名ストライカー」です。いわゆる「9番」といえば、その代表格の1人として名前が挙がるほどの名選手です。
ですけど、このバティストゥータ、度重なる負傷(特に足首)が原因で、引退後は「まともに歩行ができない時期があった」とのことで、「左足首を人工関節に置換する手術をして、日常生活を取り戻せた」とのことです。
そう、正直に述べれば、
そう、大阪の歴史として、実は少なくとも、2021年オフ頃から、「橋本と同等(あるいは同等以上)の有力日本人選手の補強に水面下で動き続けて、補強失敗を繰り返してきた」といわれてます。
特に、これはあくまでも「ifもしも」でしかないですが、2021年オフ、「辻を獲れなかった」こと。より厳密には、このとき、「大阪が補強に動き出したときには、辻は既に、広島との補強でほぼ合意していた」といわれてます(辻は故郷が大阪であるので、是非とも欲しかったといわれてる)。
いまでもそうです、2021年オフ(このときすでに、橋本は「1回目の大怪我」をしていた訳だが)、「もし、辻の補強が叶っていれば」と。「橋本と辻が同時にコートに立つ景色が、もし叶っていれば」と。
2021年を最後に、大阪のCS出場は叶っていません。しかも、2021年のCSは、大阪は「CS1回戦、本拠地開催を叶えたが、無観客開催であった」。
そう、橋本の今回の負傷。大阪は今季、「島根、京都と、『西地区の2位という【CS出場の、恐らくのラスト1枠】をめぐる、激しい争い」に持ち込もうとするところにいました。「舞洲(あるいは将来的な新アリーナ)での、CSの景色」、そりゃあ「叶えたい景色」に決まってるじゃん!と。
それが、です。現況の大阪の選手編成として、「日本人選手で、橋本が『no.1の位置付け』である」こと(能力的にも、数字的にも)。視点を変えれば、「橋本と同等以上の日本人選手は、いない」のです。
「どうか、橋本の選手生命だけは救って欲しい」、そう強く願う、こうして緊急執筆に踏み切ったのは、勿論、「橋本がいてこその、大阪だから」ですし、「1人のバスケ選手として、橋本が大好きだから」ですけど、
はっきりと正直に述べれば、「2026-2027」からの新B1(Bプレミア)からは、NBAのように「プレーイン・トーナメント」を導入して欲しい。
「26球団制」が導入されるならば(尤も来季から既に「26球団」になる訳だが)、「プレーインを導入して、10球団(あるいは12球団)が、CS出場」にならないと、現行制度では「36勝(勝率.600)ラインで、CS出場」と、「CS出場のハードルが、とても高い」があるのでと。
ですけど、そう、現行制度のまま、あるいは「プレーイン・トーナメント導入で、10球団がCS出場」になっても、
そう、橋本が「3回目の大怪我」になると、(仮に「ドクターストップ」を免れるとしても)「橋本のいない大阪」が、現実の景色になることへの突入を意味します。
「得点能力がガタ落ちの大阪」。それが「大阪らしさ」といえるのか?になってしまうと。
繰り返し述べますが、「橋本のいない大阪は、受け容れたくない」が正直な本音です。でも、「あって欲しくない」と強調した上でですが、
自分が大阪のGMならば、迷うことなく、そう判断します。
(尤も大阪の選手は「タンキング?認められないわぁ」と、「全力でコートを走り抜いて、それなりの勝利数[18勝程度]とかでまとめる」になりそうな感じもしますが。)
そして、こうも自分は正直感じてます。
いずれにせよ、いまいえることは、繰り返しになりますけど、
これが、いまの自分の正直な想いです。一気に乱文で綴る感じになってしまいましたけど、「正直な想いを伝えないと、自分が恐らく、ずっと後悔する」と感じますので。そう、「後悔したくない」から!
御願いです、「橋本が、来季の開幕時、大阪の本拠地のコート上で躍動する姿を、自分は是非とも観たいです!」。
【バスケットボール#57A】【エッセイ#53A】