お祝いごとは無理にしなくていい。自分の心身を見つめる大切さ。

30後半になって、やっと、「お祝いごと」、人の結婚式、特に披露宴や、ホームパーティー・イベントで子どもを連れてきて「子ども中心になる状態」が苦手!と気づいた。余裕がない人は無理していっちゃダメ!自分の気持ちを大切にしてねという話。

15回くらい式に呼ばれ、余興も楽器を弾くので頼まれることが多かった。周りに子どもができて、子どもがいるイベントが増えた。

でも毎回結婚式やイベントの直後は疲労感と鬱状態が酷くて、結婚式の帰りは着物で電車で座り込んだり、会社を休むくらいの疲労感。今思えばありえない。心身を削っていた。

会社もブラック気味だったし、鬱状態はデフォルトだったから、そんなものかと思っており、気づいてなかったけど、理由がようやく分かった。

ひとつは、
自分が幸せじゃないのに(親との関係が良くない、鬱、適応障害、親が難病・要介護、結婚どころではない、お金もない、生きるのに必死)、結婚式はかくあるべき!という完璧主義から、お祝いしなきゃ、呼ばれたら行かなきゃ、喜んでもらわなきゃという「べき思考」で参加していた。心身は違和感を感じていて、無意識に無理をしていた。そういうものだと思ってたから。

もうひとつは、              HSPの特徴、「全方向に無意識に気を遣ってしまう」ことで、会話や子どもの対応も全力で気を遣って対応してしまっていた。会話も子ども対応も答えのないこと=苦手なのに、相手の反応が無意識に気になる。(自分的に)反応が悪いと感じる。でもどうして良いか分からない。うまく行かなくて苦しい…

こんなグルグル悪循環に陥り、でも気づいてないから「全部がんばっちゃう!」

私は幸せじゃない、余裕がない、鬱で頭も働かない状態で、他人の幸せを祝うなんてやらずに、自分の心身を大切にし、家族との関係を見つめ直し、静養すべきだったのだ。

そのため、20代〜30代前半は自分の生活を第一に考えなかった結果、ボロボロでした。

HSPや適応障害、発達グレーゾーンをようやく理解して受け入れた結果、対人関係が実は苦手、慣れない答えのないことが苦手、自分のことより周りを優先する癖が自分を苦しめてること、自分の気持ちにフタをして生きてること、苦手なものも頑張って克服しようとしていたこと、だから生きづらいんだということ。これがようやく!!分かったのだ。

17年通院してたけど、今の主治医になってからようやく丁寧に教えてくれて理解できた。無駄ではないけど、もっと早くどうにか出来なかったのか。

最近、友人に子どもが生まれたけれど、私は流産したばかり。ニュースを聞いて「辛い」「祝う気持ちになれない」という正直な想いに気づいて、グループLINEで無理に「おめでとう!うんぬんかんぬん」と書かずに、スタンプだけにしてみた。

そしたら思いの外、心身がすっきりして清々しい気持ちなんだ。「自分をいたわる」ってこういうことなんだな。背伸びしないで現実を受け入れ、周りに合わせないでいい。もっと早く知りたかったが、今分かって良かったとも言える…

落ち着いて自分に余裕が出来てから、それなりにお祝いすれば良い。言葉でも良いし。今思えばこんなことがなんで出来なかったのかと本当に不思議だが、同じような方は多いと思う。

特に若い子で必要以上に人に気を遣っている子は、一刻も早くやめてほしい。自分の心身を第一に考え、見つめて欲しいと切に願います。同じ目に合わないでね。