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相手と一体になる

1.触れた時点で繋がってる

良く相手と一体になる、なんて言いますけど、

実際、良く分からないですよね(笑)

相手に強く持たれるとパニックになりますよね。

ただ、実は相手と触れた時点で繋がっているんです。

相手が強く持ってくれれば猶更ですよ。

ただ、脱力していることが前提条件になります。

取りが力んでいると、自他の間に境界線が出来てしまうからです。

受けは力を入れても良いですが、取りは一貫して脱力を維持することが重要です。

脱力を維持する理由は、接点に圧力変化を起こさないことです。

ということは、足しも引きもしない、ということですね。

圧力の変化が起きた時点で、相手は悟り、止めに入ります。

2.繋がりを維持する

繋がりを維持するには脱力が重要と言いました。

脱力する上で大切なことは、以下の2点です。

1つ目は、相手を意識しないこと。

2つ目は、接点から動かないこと。

1つ目は、心理的な観点ですね。

相手を意識してしまうと、自分と相手の間に境界線が生じます。

結果的に接点に力が入ってしまい、繋がりは途切れてしまいます。

2つ目は、接点から動かないこと。

これは物理的な観点になります。

接点から動けば相手は動きを察して止めることが出来るからです。

3.反応させない

つまり、重要なことは一貫して相手に反応させないことです。

これがとにかく重要です。

触れた時から、動き始めて、技を極めるまで

この3段階において、相手に反応させないことですね。

動き始めが一番、難易度高いんですけどね(笑)

コツは相手の力から逃げるように動くことです。

力に向かっていくと、相手と衝突が生じます。

そうすると、相手もなにくそ!!と反発してきます。

相手と一体になる=触れた時の圧力を維持し続ける

ぜひ、意識してみて下さい。

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