Agatsu
合気道とはどのような武道なのか。個人的な見解をゆる~く述べてます。
合気道を実施する上で個人的に気を付けてることを、 ゆる~く述べてます。
武道をやって随分と自己肯定感ってやつが上がったなと思います。 今までは基本的に、自分なんて・・という思考が根底にあったのですが、今ではそういった自分を卑下するようなことは、ほぼ0になりました。 じゃあ、その間に自分が超絶進化を遂げたかというとそんなことはありません。相変わらず、方向音痴だし細かい作業は苦手だし、一度に沢山のことを覚えるのは苦手です。 今の自分を認めることができるようになったんだと思います。自分はこういう人間で、そりゃ得意なこともあれば不得意なこともあるよ
何かアドバイスを貰ったら迷わずに行動してみることが大事です。 多くの場合、自分の中で納得してから行動しようとするので、なかなか行動というフェーズに進むことができません。 しかし、納得なんてできるはずないんですね。なぜなら、自分の中で納得していたらとっくに行動に移して自己解決してるからです。 自分の中に答えがなくて、既に答えを持ってる人からアドバイスを聞いたなら、納得する前に先ずは行動に移してみることです。 そうすることで、後になって、ああそういう意味があったんだなと気
はじめに晩夏とは書きましたが執筆時点の9月はまだまだ暑さが続いております。 まだ、残暑は続くものの、10月に入ると徐々にこの暑さも落ち着いてくるかと思います。 僕は四季の中で一番、夏が好きなのですが、この晩夏、夏の終わりになると何だか物寂しさを感じます。 真夏の時はいやぁ~、この暑さはいつまで続くんだろーと思うのですが、いざ徐々に涼しくなっていくと、あー今年の夏も終わりかーなんて毎年感じています。 サザンオールスターズと言えば確かに夏なのですが、夏の終わりに聞きたくな
合気道の技が上手くいかない時は、大抵が頑張りすぎな時です。 なぜ頑張ってしまうかと言うと、相手を意識してしまうからです。 相手を意識した時点で力の質は変わり、接点で相手と争う形になります。 接点に明らかな力を相手も感じることができるので、いとも簡単に止められてしまいます。 相手を意識してしまったと感じたら、再度、自分の内部感覚に目を向けることが大事です。 そうすると、相手との接点に対する力の拮抗が自然と無くなっていきます。 その時点で力の質は変わり、相手と争わない
達人と言われた方々の動画を見てると共通してることがあります。 それは表題のとおり無表情ということです。 大衆向けに解説する時に笑顔になることはありますが、技をかける時というのは基本的に無表情です。 これは何より相手を意識していないというなのかなーと思っています。 技をかける時というのは、一番、相手を意識しやすい瞬間です。 そこで、ついつい力んで加速度的になるのが、良くあるパターンです。 ですから、その際にいかに平常運転で気持ちを高揚させずに、等速運動ができるかが重
今まで、できなかったことが、できるようになるのは嬉しいものです。 しかし、また直ぐに自分の前に課題が現れます。 またかーと思いつつ、前回の壁より更に高くなっています。 つまり、それは何よりレベルアップしている証拠。 そんなことを繰り返してると、色んなことができるようになっていきます。 しかし、注意が必要なのはどんどんスキルアップしていくと、2周3周前のことを忘れてしまうんです。 つまり、なぜできなかったのかが分からなくなってしまいます。 これは後進育成という観点
武道をする上において、この考えは非常に重要だと思っています。 これは元々、宮本武蔵の言葉です。 観の目とは全体を俯瞰的に捉えることで、見の目とは何かを目で追ってみることです。 何かを目で意識的に追うということは、それ自体に意識が囚われているため居着きになります。 居着くとは膠着状態を指しますので、相手に隙を与えてしまいます。 翁先生が仰った、相手を見るなととは正に見の目ではなく、観の目で捉えよという意味と同義なのかなと思います。 稽古をしている時、相手の表情を見て
武道をやっていて何度かブレイクスルーに遭遇したことがあります。 ここで言う、ブレイクスルーとは自身が想像もしていなかった発見のことです。 過去のブレイクスルーを振り返ると共通してることがあります。 それは、自分の想像とは全く違う形で起きるという点です。 ブレイクスルーの前は、自分自身の中で何かしら課題があって、これをどうやったら克服できるのかと試行錯誤をします。 そうすると、きっとこの方法で現状を打破できるんじゃないかと、予測を立てるんですね。 ただ、この予測が毎
合気道では先生が先ず技のお手本を見せます。 最初は技の形を覚えるので精いっぱいですが、余裕がでてきたら先生の雰囲気や心情をくみ取ってみると面白いです。 結局、形が同じでもその時の心理状態によって、技の効力は大きく変わります。 同じ形でも力みがあったら相手とぶつかってしまうわけですから。 したがって、やはり大事なのは形を覚えた上で、先生の全体的な雰囲気をも模倣するということですね。 どこか一点を凝視するというよりかは、全体的な雰囲気、先生がどのような心情で技を行ってい
上手くやろう、ちゃんとやろう、しっかり準備してからやろう。 こういった要素は全て技の効力を低下させます。 考え込んでる時点で居着いており、力みが生じているからです。 こんなに真面目に一生懸命にやっているのに、なぜ上手くいかないんだ!と嘆くことが僕もありました。 ところが、一生懸命やってるのに上手くいかないではなく、一生懸命やっているから上手くいかないということに気が付きました。 自分で言うのもあれですけど、僕自身、少し生真面目な性格なので、やる前にちゃんとやろうとか
僕はエンジニアをやっているのですが、新卒から付き合いのある友達と先日、会った時の話です。 その人とは同じ志を持っているので、毎回、会うとお酒の力を借りなくても話に花が咲きます。 ふと、気が付くとあっという間に3時間が経っていました。 その時は普段気になってしまうスマホも一瞥もせず、ただひたすらITの話をしていたんです。 これが正に没入ですね。没入とは今この一瞬を生きるということです。 なぜなら、没入している間は、明日への不安や過去への後悔など一切、頭によぎらないから
先日、本屋に立ち寄った時の話です。 何か嫌な事が辛いことがあったら極力、考えないようにしましょう。という一節がありました。 それを隣で覗き見していた友達が、それができないから苦労してんだろ。とボヤいていたのが印象的でした(笑) うん、確かに。と僕自身も納得してしまいましたね。 頭では分かっていても、過ぎ去ったことや起きてもいない未来について、あれやこれやと心配してしまうのが人間の性です。 頭の中でネガティブな出来事を何度も思い出してしまうことを反芻思考と呼ぶそうです
最近、ツルネというアニメを見たのですがドハマりしてしまいまいした。 『ツルネ -つながりの一射-』公式サイト (tsurune.com) このアニメは弓道に関する作品なんですが、弓道のアニメって今まであんまり聞いたことないなーと思って知った当時は珍しいなと思いました。 僕は以前、弓道をやってた時期があったので、興味本位で見てみたんです。 ざっくり概要を説明すると、早気に悩む湊という男子高校生が周りの部員との関わりを通して、この早気を克服していくってアニメですね。(語彙
本屋に行けば様々な自己啓発本が出回っています。 社会人で身に着けるべきビジネススキルや、様々な思考方法など。 リスキングという言葉が流行してる状況からも読み取れますが、今後求められるスキルはどんどん増えていく気がします。 そんな中で個人的に重要だと思うのがスルースキルです。 生真面目に社会人としてのお作法を学ぶことも大事ですが、それ以上に自分自身のメンタルを守るスキルというのも十分大事だと思うんです。 身体が壊れては元も子もないわけですからね。 このスルースキルと
これって何のためにやってるのかよう分からん。ってのが実は凄い効力を持っていたりします。 用途が不明瞭ということは、裏を返すと幾らでも汎用性があるということです。 逆に形が1から100まで決まってるものであればそれ以上の応用は聞きません。 要は抽象と具体のレベルの話ですね。 技というのは非常に具体性の高い物です。 片手取り四方投げなど、取り方まで決まっていれば、これ以上、具現性のある物はないですよね。 ですが、技単位で練習をしていたら、その特定の技しか練習が出来ませ
何かと不安がつきまとう毎日。 日本については景気の話や少子化の話などあまり明るいニュースは聞きません。 まあ、そんなこと考えだしたら切りがないんですけけど、それでも不安は日々つきまとう物です。 そんな世の中を生きる現代人に必要なのは安心感だと思うんです。 僕自身、生きてる上で不安に感じることは多々あります。 僕の場合は仕事が多いですかね。 仕事は嫌いな方じゃないんですが、あれもこれもと何かと心配性なので取り越し苦労をする傾向にあります。 あとは純粋に忙しくて心に