SaaSベンチャーに転職して2ヶ月の感想
自己紹介
初めまして、ZENKIGENの堂川 凌司(どうかわ りょうじ)と申します。
2021年9月よりZENKIGENに中途入社し、採用DXサービス「harutaka」を推進する部署におけるマーケティング/インサイドセールスチームにて従事した後、現在はカスタマーサクセスチームにてお客様に伴走させていただいております。
ZENKIGENに惹かれた理由は3つあり、
1. 「社会」を中心としたビジョンが自身の考え方とマッチすると感じたから
2. プロダクト力と事業の成長性を感じたから
3. 情熱,冷静さ,あたたかさの3つを兼ね備えたメンバーと働きたかったから
です。
この記事には、ZENKIGENに入社して2ヶ月で感じたことをまとめました。
スタートアップに飛び込むにあたり入社前に感じていた不安について、
2ヶ月経ってどう感じているのか、率直な思いを書きました。
ZENKIGENってどんな会社?
そもそも、「ゼンキゲンって何?」と思われた方も多いと思います。
「ゼンキゲン」は、漢字では「全機現」(全ての機会を現す)と書き、「人の持つ能力の全てを発揮する」という禅の言葉です。
ZENKIGENは、現在HR領域から事業を展開しており、特に採用領域においてAI分析を用いたDX推進を企業様とご一緒させていただいています。
入社前の不安と入社後に感じたこと
前置きが長くなりましたが、私が入社前に感じていた3つの不安について、実際に入社してどう感じたか書きます。
1. 「HR techってレッドオーシャンじゃん。今から行って大丈夫?」
私が初めに抱いた不安でもあり、友人からも多くいただいたのがこの言葉です。
HR techには参入している企業・伸びている企業が多く、「勝負するには遅いのではないか?」という意見です。確かに、誰もが知るSaaS企業もありそのように感じるのもわかります。
ただ、私が入社を決めた際に感じたことは、「HR techって括り、大きすぎない?」でした。なんとなく、HR techというだけでレッドオーシャンな気がしてしまっているということですね。
調べて見ると、HRの中でも採用領域においては、膨大な数の企業が参入しているかというとそんなことはありません。
当然「未開拓」というわけではありませんが、「なんとなくレッドオーシャンな気がする」領域だからこそ敬遠される傾向にあり、ユニークな強みがあれば勝てるのではないかと私は考えました。
そして、ZENKIGENには「AI」という強みがあります。
国内有数の優秀なデータサイエンティストやAIエンジニアが多数在籍し、120万件以上のビッグデータを自社で保有しています。さらには、AIエンジン「ZIGAN」の独自開発、東京大学や慶應大学との共同研究も行っています。
直近では、元メルカリCTOの名村さんがZENKIGENのCTOに就任し、ZENKIGENの技術面での強みがますます磨かれています。
入社してみて改めて、自社でAI技術を抱え、プロダクトの早期改善ができることは他社にはない強みだと感じますし、お客様の採用の高度化についてご一緒できていると感じます。
2. 若手でも面白いことできる?
入社前に抱いていた不安の2つ目は、「大人ベンチャーで若手はチャレンジさせてもらえるのか?」です。
面接の中で「平均年齢は30代、ベンチャーといっても大人な雰囲気のベンチャーだよ」と聞いていたこともあり、「中堅・ベテランが事業を推進していて、若手はあまり面白い(難しい)仕事を任せてもらえないのでは?」と疑問を持っていました。
チャレンジが賞賛される文化で年次や年齢に関係なくみんながチャレンジしているところを目の当たりにして、この不安は払拭されました。
私自身も、役割に閉じることなく様々なチームやメンバーとの連携を通して自分がやりたいと思ったことにチャレンジすることができています。
自チームの成果をあげることはもちろんですが、エンジニアやデータサイエンティストなど、他チームメンバーとのミーティングにも自由に入ることができたり、毎日のようにお客様との商談に同席させてもらいながら営業企画のように動いたりと、多角的に事業・会社と対峙し、充実した毎日を過ごしています。
また、経営陣や他部署の事業責任者も含めて誰に1on1を依頼しても「1on1の依頼ありがとうございます!ぜひ話しましょう!」と返信いただくので、気持ちよくコミュニケーションを取り、学ぶことができています。
私以外にも、今年新卒入社した吉住も既にプロジェクトリーダーを任され、周りの協力を得ながら推進し、しっかり目標を達成してくれています。
年次関係なく主体性を持ってチャレンジすることが賞賛される文化なので、入社前の「大人ベンチャーで若手はチャレンジさせてもらえるのか?」という不安が解消されるのに時間はかかりませんでした。
3. 「Zoom等WEB会議システムで代替可能なのでは?」
私自身も最も少し不安を抱き、友人・知人から最もお声をいただいたのがこちらです。
新型コロナウイルスの流行によってビジネスのオンライン化が進み、ZoomやTeamsといったWEB会議システムに触れる機会が増えました。
無料で操作性があり、最低限の機能も満たしているため、採用面接においてご活用されている企業も少なくないと思います。
しかし、社内メンバーやお客様との議論を通じて企業の採用について日々考えるようになり、弊社サービスを通じて、よりよい候補者体験の実現と企業成果のサポートをすることができるのではないかと心から感じるようになりました。
採用は企業・候補者双方にとってハッピーなものであることが理想です。
双方にとって最適なマッチングを実現することは、社会的な意義があると考えています。
具体的には「判断基準の増加による多様性促進と人々の可能性発揮」です。
学校の成績、大会やコンクールの成績といった「わかりやすい成果」だけではなく、「周りにポジティブな影響を与えてモチベーターになる人」「困った時に相談しやすい雰囲気を持ついい人」といったような特徴も判断基準の1つとして可視化されることで、これまでは「なんとなく」それらを読み取ることができる一部の人事や面接官の判断でしかなかったものが、指標を持って語られることになり、新たな可能性を見出すことに繋がるのではないかと思います。
実際、harutakaを導入いただいた企業様でも「今まで書類選考で落としていた層の中から内定者が発掘できた」という事例があります。
「企業」「候補者」これまで機会損失となっていたところをテクノロジーの力を借りて積極的に改善することには社会的意義があると考えています。
一緒に「人の持つ能力のすべてを発揮できる社会」を実現に向けて活動しませんか?
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
今回の記事では、「入社前に抱いていた不安について、入社して2ヶ月経った今どう感じているのか」について書きました。
「ZENKIGENってどんな会社なの?」「実際働いたらどうなの?」という問いに触れ、ZENKIGENについてお伝えできたようであれば幸いです。
ZENKIGENはメンバーが会社を好きなため、リファラル採用も多いです。ZENKIGENの他メンバーのインタビュー記事もHPに掲載していますのでぜひご覧ください。
「人の持つ能力のすべてを発揮できる社会」を次世代に残すことにご興味ある方からのご応募もお待ちしています!
https://recruit.zenkigen.co.jp/
※サムネイル画像は、撮影時のみマスクを外して撮影したものです。
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