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地中海とエーゲ海で英語が公用語のクルーズ船で困ったこと

2024年5月から6月にかけて、地中海とエーゲ海を旅行してきました。バルセロナからローマまでの、10泊11日のクルーズ船の旅

このクルーズでは、途中、

・マルタ
・アテネ(ギリシャ)
・エフェソス(トルコ)
・サントリーニ(ギリシャ)
・ミコノス(ギリシャ)
・オリンピア(ギリシャ)

に寄港したのですが、間に移動日(ずっと海上の日)を挟みながら、地中海とエーゲ海を10日間かけて回っていきました。

こんな航路でまわりました


毎日ずっと天気も良くて、地中海は穏やかな海なので船も全くと言っていいほど揺れなかったので、海上にいることを忘れるほど。ちなみに、太平洋とか冬のクルーズとかだと、波が高くて揺れやすいらしく、船酔いする人も少なくないみたいです。

今回乗ったのはアメリカの会社の船で、船上での公用語は英語です。

毎日配られる船内新聞も英語

お客さんは2000人くらいいるようですが、アメリカ人とカナダ人が多かったです。日本人らしき人には、船上では会いませんでした。(中国人、韓国人らしき人は少しいました)


で、船を動かすクルーのほか、レストランのウェイターやバーテンダー、ルームサービスの人など、スタッフも1000人くらい乗っているそうなのですが、多国籍です。それぞれ名札をつけていて、名前の下に出身国が書いてあります。

東南アジア、中央アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南米・・・、皆さん、英語はもちろんペラペラですが、それぞれのお国訛りがあって、聞き取るのがちょっと大変です。でも、夫のマイクは、当たり前ですが、ちゃんと一発で聞き取ってる。

ずっと英語を勉強してきて、正直、そこそこ「できる」つもりでいたし、英語を教える立場でもある私ですが、「やっぱり、私の英語はまだまだネイティブレベルにはほど遠いんだな」と痛感しています。

「今からイタリア訛りの英語が来るぞ!」と前もって分かっているなら、多少は心構えもできます。でも、近づいて話してみるまでそのスタッフさんの出身地がわからないので、最初の数語を交わして、ようやく「ああ、◯◯系の英語か」とわかる感じです。

でも、クルーズのサービスは全体的にすごく良く、スタッフの皆さんはものすごく親切で気さくなので、私が聞き取れずに聞き直しても、嫌な顔一つせず、ニコニコと言い直してくれるのが私にとっては救いです。(笑)


こんなに世界中の英語の訛りをいっぺんに聞く機会ってなかなかないので、とても面白い経験です。マイクと、「英語に自信がない日本人にも、こういうクルーズ旅は、ぜひおすすめしたいね」と話していました。

海外旅行で、英語が聞き取れなくて、聞き返すと面倒くさそうにあしらわれたり、無視されたり、レシートを投げられたり(苦笑)と、嫌な思いをしたことがある人は少なくないと思います。でも、マイクに言わせると、クルーズ船のスタッフのレベルは「ディズニー並み」だそう(笑)

ちなみに、「どこから来たの?」と他の客やスタッフさんに聞かれて「日本です」と言うと、かなりの確率で、“It’s on my bucket list!”と言われます。bucket listとは「人生でいつかやってみたいことリスト」みたいな意味です。

特に北米、南米、ヨーロッパの人にとって日本って遠いので、気軽に行ける距離ではなく、でも、

・安全で
・自然が美しく
・清潔で
・サービスが素晴らしく
・食べ物が最高においしい場所

だから、「ぜひ行ってみたい」と、多くの人が思ってくれている国なんだと、改めて実感します。まあ、今は上記に加えて「物価が安い」ってのも、人気の理由でしょうね。(;・∀・)


ちなみに、今回の旅行に備えて、世界史の勉強を(基本の基本だけ)やり直しました!そして、そのおかげで楽しい経験もできたのですが、それはまた別の記事で。

世界史の勉強について、私がどんな教材を使ってどのように勉強してるか、よくご質問いただいていたので、記事を書いています。

英語を勉強する人は、世界史も絶対にやっておいて損はないです!

というわけで、今日はこのへんで。クルーズ旅についてはまた別記事で詳しく書きますね。

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