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目を休ませたいなら、食べ比べをしてみよう。
5:15 執筆スタート
おはようございます。今日もここまできました。
今日はいい原稿でした。書きたいことが書けました。書きたいことを書けている間は継続します。書けば書くほど多幸感に包まれるからです。
いつもそうかというと、そんなことはありません。昨日の午後はやばい感じでした。やばいというのは、鬱の入り口かも?なんか、秋の物悲しさと一緒に、鬱も連れてこられちゃったかも。と思うくらい。なんか喪失感があった。
先日、散髪した時に自分が疲れを感じているのを知って。「あー、ペースを少し下げようかなぁ」とか思ったことにも関係あるのかもしれません。やりたいことをやっている時は、やっていることで充実しているし。やっていることで休息にもなっているんですよね。
だから、私は「じっと休む」のが本当に苦手。じっと休むとうつになったんじゃないか。何か対策を講じなきゃとかバタバタします。焦るとうつは加速するので、あまり焦らない方がいいんですけど。ジタバタするのを止めるのはなかなか難しいようです。
加えて今回きつかったのは、運動ができなかったこと。無駄な頭の空回り対策に運動、強めの散歩は効果があるんですけどね。昨日は腰に違和感を感じてしまって。ぎっくり腰ではないと思うんですが、その予兆というか。なんか腰の座りが悪い感じがしたんです。
なので、運動もできません。プールもやめました。銭湯も距離があるのでいきません。八方塞がりでしたが、甘いものを食べに行こうと思い立ちました。
普段行っていないところに行くのが、面白かろうと思ってですね。調べたら、焼き芋と煎茶の専門店があることがわかりました。私、焼き芋大好きなんですが、特に妻が好きなので。試しに自分が行って、よかったら別日に一緒に行こうかと思いました。
歩いて20分ほどで到着。そこでは、焼き芋と煎茶の味比べというのをやっていて。結構お高めでした。値段的に、家族で行くのは難しいなと思ったので、一番高いのを食べることにしました。自分へのご褒美というやつです。
とてもおいしかったです。お茶は、温度を変えた3種類出てきました。1煎目、温度低め。2煎目、温度高め。そして最後は1煎目と2煎目のブレンド。それぞれ特徴があって面白かった。味はもちろん、香りも渋みも個性があって違いを楽しむことができました。
自分の好みはブレンドだったかな。1煎目は香りが強くて、ハーブティっぽく感じました。飲み慣れた味の延長線上にあるものを私は美味しいと感じるようです。
違いを楽しんでいる時に、ふと気づきました。
「私は今、休んでいるのかもしれない。」
私は本当に休み下手で。何かを休もうと思えば思うほど、やらない自分への後悔が押し寄せてきます。もっと頑張らないと。自分へのご褒美なんかあげている暇があったら、本の一つでも買って、もっと動画のサムネイル上手にならなくちゃとか。その思考に拍車がかかります。
でも、その時は違った。午前中の動画編集で疲れた耳と目が休まっていた気がします。なぜなら、鼻と舌を使っていたからです。
動画編集で疲れると、本は読めません。本は癒しと思う人もいると思うんですけど。かなり集中してパソコンの画面と向き合っているので、見ることは遠ざけたい。見晴らしのいい公園で、遠くを見るとかならまだしも。本はスマホと距離についてはそんなに変わりません。
今回の焼き芋と煎茶の食べ比べでは、鼻と舌。普段使わない部位に意識を集中させました。自分は意識を集中させるのは得意です。放っておくと、どんどん過集中させちゃいますから。集中するのはできる。
鼻と舌に意識を集中させようと思うと、自然と目を閉じます。そして、呼吸を感じます。舌の上でゆっくりお茶を転がしながら、飲み込んでいきます。
普段使わない部位を使うと意識することでようやく、酷使している部分を休めることができるようです。なるほど、と思いました。
それをするには、食べ比べをするのがいいと思いました。違いを嗅ぎ分けるのが一番わかりやすいし。長い時間楽しめる。一品だけ頼んだだけでは、美味しいとしか感じません。あるいは自分が欲していたかどうかくらいでしょうか。
注意深く観察するのには、比較対象が必要です。人と自分を比較すると、凹みますが。物同士の比較。あるいは、物と自分の相性の比較をするのは面白がれるんだなと思いました。
お店を出た後、少し寒くなっていましたが。心地よい風が流れていました。日も傾き始めていて。あー、秋だなぁというのを呑気に楽しんでいた。お腹の中もあったかくなって、満足したんでしょう。散歩に出かける前とは全然違う感覚になりました。
休ませるではなく、他の部位を使う。そのきっかけを外に求める。甘いものを食べているだけですが、今回の物悲しさに対する工夫は結構効いたようです。
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