2023.11.11.sat. 朝のお白湯
朝、昨日までとちがう気温に身体が縮こまっていた。目覚ましがなくても起きてしまっていたところから、ここのところ、少し眠りが深くなったのは、気温なのかもしれないと思う。お布団の内と外の温度差に怯えながら、外に出て、迷いなくお湯を沸かす。そしてまた、お布団に引き返してしまう。
あたたか=心地良い となるまでは、自分の持つ熱をどう逃すかばかり考えていた。20歳前半あたりまで、あたたかな飲みものが不得意で冬でもフラペチーノを頼み、よく優しい店員さんから『フラペチーノは冷たいですよ。』 と声を掛けてもらった。『大丈夫です。』と答えていたころが懐かしい。いつからか、臓器が冷えに敏感になり、あたたかなものがありがたくなった。
ずっと毛布と戯れていたいけれど、土曜日はお仕事なので、しようがなく、お湯が沸いたら、起き上がり、マグカップにカルダモンを一粒いれて、お湯を注ぐ。お白湯の入ったカップを両手で包んで手を温めながら、飲むことのできるあたたかさになるまで、湯気を浴びながら待つ。柔らかくたちのぼるカルダモンの香りに気持ちがゆったりしていく。
子供の頃のような季節をものともしない身体には、もう戻らなさそうなので、それならば味方につけられるようなものを方々に持って、お気に入りの方法を使って乗り越えられたらいいよね。
お白湯の楽しみ方は、もう1パターン持ってる。
そちらはまた今度。
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