HSP(とっても敏感な性分なんです)
皆さんはHSPという言葉を聞いたことがありますか?
つい先日も「世界一受けたい授業」📺で、特集されていましたね。
HSPとは、生まれつき「繊細」とか「敏感」といった“気質”を持つ人のことです。
気質は「性格」とも「病気」ともことなり、いわば身長が高い、低いといった個体差と同じようなもの。
5人に1人の割合で存在すると言われています。
最近は「繊細さん」というタイトルの本が売れていることもあって、HSPというなんだか難しそうなものから、いっきに身近に感じられるようになってきたように思います。
TVなどのメディアでも、芸能人が自分もあてはまっていたと発言する人がふえてきましたし、私自身もHSPでした。
最近は友人たちとの会話でも、自分はそういうところあるとか、私は全然あてはまらなかったとか、自然と話題に上ることも多くなり、こうして気軽に話せることの嬉しさも感じています。
HSPさんは、非HSPさんに比べて、感じとる力が強く、他人の感情や、身体的感覚に敏感。
相手に共感しすぎたり、相手のニーズに合わせすぎてしまって、疲れたりストレスを感じやすい人でもあります。
たとえば、人が怒られているのを見ると自分まで怒られているような気分になったり、不機嫌な人を見ると「私のせいかも?」と気になって落ち着かなくなったり。
また、肌触りの悪い服にストレスを感じたり、カフェで周りの雑音が気になって集中できなかったりと、敏感さのあり方も人それぞれです。
逆に、美しいものに感動する力が強かったり、細やかなことによく気が付くなどという、良い敏感さも持っています。
職場では細かいところまで気をくばれるので、「自分に合った仕事や職場環境(実はここはとても重要ポイントです!)」では、とても高い能力を発揮できるのです。
共感力が強いので、人の相談にのってあげることが得意だったり、自然と相談されることが多かったりする人もいますね。
「繊細さん」は、個性のひとつなんですね。
ただ、5人に1人ということは、非繊細さんに比べたらやはり少数派です。
そのため、自分の感覚が他の人とは違うのかもしれないと感じてきた経験から、余計に気を使ったり、繊細ゆえに周りの空気が人より読めて気疲れしてしまうことも少なくありません。
まして、HSPさんは周りから受け取る情報量が人より多いので、外では元気そうに見えていても、家に帰ってからぐったりしている、なんてこともHSPさんあるあるです。
また、HSPさん=“繊細”という言葉から、HSPの人は“内気でおとなしい”というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、そうとも限りません。
HSP自体が白黒はっきり線引きできるものではなく、グラデーションのようなもの。
あてはまり方にも強弱があります。
そして、HSPの中にも“HSS型”という「好奇心旺盛で刺激を求める」タイプがあります。
このタイプは、一見社交的で人前にでるような目立つ職業の人も多いのです。
私は、このHSS型HSPでした。
学生時代の自己分析では、正確に物事をこなすことが得意だったのと、人と関わるのは苦手だと思っていたので、自分には事務が適職だと思っていました。
ところが、実際に働いてみるとどうにも違ったのです…!
というわけで、次回はHSS型HSPのわたしのことをお話しします。
一見元気でパワフルそうなあの人も、実は繊細さんなのかも?と、新しい発見があるかもしれません。
それでは次回のblogで😊
posted by ケイコ
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