イタリアにおける、子どもたちのアートのための廃材リサイクルシステム”ReMida”レミダ
昔々のその昔 ミダ王と いう王様がいました。
王様が触ったものは、あら 不思議
どんなものでも キラキラ輝く黄金に 変わってしまいます。
不要品、廃材の”Re”cycle
どんなものでも黄金に変える王様”Mida”
合わせて”ReMida”(レミダ)
子どもたちのアートのための廃材リサイクルシステムが、イタリア・ボローニャにあります。
企業から出る、処分するしかない様々な廃材を回収する場所、「レミダ」です。
廃材は他の業者により綺麗に洗浄・消毒された状態で2週間に1度、どっさりと届きます。
そしてレミダに会員登録(会費は年3000円ほど)した学校や幼稚園、保護者などは、子どものアートのためにいつでも、いくらでもここから好きな材料を取ることができます。
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黄金の廃材たちは常に集められ入れ替わり、
「アトリエスタ」によって美しく
ReMidaの中で「魅せる」内装が施されています。
地域の企業から子どもたちへの、お宝の山。
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一見すると「ごみ」でしかない廃材たち。
見方を変えて、持続可能な生活へ。
価値あるものはShareすると、どんどん道が生まれます。
企業から集められる廃材のほんの一部の様子です。種類や色に分けられ、いつでも美しく並べられています。ワクワクしませんか?
積木の部屋。ここにあるものは全て企業からの廃材です。子どもたちはもちろんこの部屋で遊ぶのもよし。気に入ったらそのまま持って帰るのもよし。
影絵の部屋。プラスチックの廃材と電光板やプロジェクターが用意されています。光を集め、色や影を楽しむお宝と時間。
アトリエスタによってアートワークショップも開催されるラボラトリー。ドリルやノコギリなどの工具やミシン、ありとあらゆる画材が用意されていて、子どもたちはここでアートを楽しみます。自分の選んだ特別なお宝たちで、新しいものを生み出します。
引き出しには美しい木の実やドライフラワー、木の枝など。こちらもいくらでも使って良いお宝です。
そのままの素材の美しさ。
変幻自在。
さあ、毎日の中で何ができるでしょう。
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教育において、アートにおいて、
「自然と廃材」が重要なKeyだと思います。
まずは自分に問いかけよう。
色をつかまえよう。
ReMidaによって、幼稚園も学校もアートを気軽に行いやすく、また企業もゴミが減り、どちらにとってもWin-Winです。
「ごみってね、本当はとってもSpecialなものなの。だって、見方を変えれば、宝石でしょう。」と、ReMidaを利用する5才の子ども。
同じ色はどれかな、あるかな
イタリアのレッジョエミリアアプローチの幼稚園のアトリエ。電球が花瓶になっていたり。光と自然、廃材がキーワードです。
€1ほどで売られている子どもたちの作品もありました。
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ReMidaに限らず、どんなものもそっくりそのまま真似はできないですが、こんな素敵なシステムやアトリエを参考にして、私たちが子どもたち=地球の未来を担う次の世代にできることを考えていきたいものです。
Ai.
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